生技が書く設備仕様書の書き方は、
同じ設備に対してでも様々なやり方があります。
①機能を書く
②機能+メカニズムを書く
③機能+ポンチ絵を書く
④機能+構想図面を書く
⑤製作図面を書く
例えばワークをクランプするための設備が欲しいとなっても、
①はワーク形状と空間上の位置、どのくらいの力で掴むか。方式などの指定。
②はどのような方法で掴むかメカニズム的なイメージの共有。
③主要機器のスペックや、ラフな外径、構造の指定
④ほとんどバラシができるレベルでの図面の提示
その選択は、目的に応じて異なり、正解というのはありません。
納期、規模、予算、コア要素、教育、外注先の設計力など様々な要素を総合的に判断して、製作する設備とその進め方の方向性を立てます。
また、①の方が楽で、④が難しいというとそれもまた違います。
それぞれのやり方で、当てるべき焦点が異なるため、④をやらないと分からないことを①にコア部として情報を落とせるかという点に難しさがあるという差が生じます。
一般に、図面を書いた方が早いとも言われるのはそういう側面があります。
どの層であるべき論がたまに発生するのは、
仕様提示側と受け手側の認識に乖離があるからとなります。
③と聞いてたのに、雑な①しか出てこない。
④まで出してもらったのに、聞いてた①と異なり再設計なのに設計費を削減するよう言われたなど。
本来、仕様書とは施工区分を明確にし、それぞれのやり方で適切な焦点に切り替え書くことが求められます。
会社によっても慣例や得意なやり方があったり、本当に様々なパターンがありますが、自分がどの層に対しても正しく表現できるかというスキルは定期的に棚卸しした方が良いです。