愛子さまと女性天皇 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

ニューヨークでもよく聞かれるのは、

「どうして日本は、女性天皇を認めないの?」

という質問です。

 

 

加えて、最近わたしのインスタグラムに、天皇皇后両陛下と愛子さまを称賛するポストが、そのエピソードの日付けと動画付きで上がってきます。

 

それを見ていると、とても温かい気持ちになり、日本はここらで女天皇を認めて良いのではと思えてきます。

 

 

今、世界はジェンダーに関して、日本の基準では考えられないぐらい進んでいます。

今どき、別姓婚を認めないのは先進国では日本ぐらいなのでは。

韓国も中国も認めています。

 

また、多くの国で女性が君主(女王)になることを認める王位継承法の改正が進んでいます。

スウェーデン、オランダ、スペインなどで王女が次期君主の第一位王位継承権者となる動きが注目されています。

 

世界で実際に女性が君主になる動きが加速している状況なのです。

 

ご存知のようにイギリスでは、16世紀から優秀な女性君主が存在しました。

エリザベス1世(1558年〜1603年)です。

彼女の統治は約44年間にわたり、イギリスの黄金時代を築きました。

 

エリザベス1世は、現代でも相当に厄介な問題である国内の宗教対立を収め、スペインの無敵艦隊を破って海洋国家としての基盤を築き、さらにシェイクスピアに代表される文化的な繁栄を享受した時代の女王となりました。

 

さらに。。。

 

イギリス史の中で最も長く安定した治世で国を繁栄させた君主トップ3人はいずれも女性です。

3位、エリザベス1世、2位、ビクトリア女王、そして1位、エリザベス2世です。

 

つまり君主は男性でなくても(もしかしたら男性以上に)しっかり国を治められ、安定した治世を築くことができることの証明です。

 

特筆すべきは3人とも「大変な事情を乗り越えて」王位についた人ばかりであることです。

 

エリザベス1世の父は、王妃を次々と断頭台にあげて殺した悪名高きヘンリー8世でした。

母親は2度目の妃アン・ブリンですが王子をあげられず処刑されてしまいます。

 

エリザベス本人も幼少のみぎりロンドン塔の牢獄に閉じ込められた時期もあるのです。

その頃、宗教対立は激化しており、従姉妹であったカソリック国スコットランドのクィーンメリーは処刑されてしまいます。

 

そんな生い立ちを持つエリザベス1世ですが、父のヘンリー8世の後の妃たちもついぞ王子をあげることができず、かなり若いうちに王位に就くのです。

 

 

さらにビクトリア女王の場合は、彼女が生まれたころ、祖父である前国王の次男である叔父さんが国王でした。

(ビクトリアの父親は前国王の三男でした)

 

彼女の父親はビクトリアは生まれてまもなく、次男である当時の国王より先に亡くなってしまいます。

つまり次男である国王に子供ができれば、王冠が彼女のところに回ってくることはありませんでした。

 

しかし、次男である国王もお世継ぎをあげる前に亡くなります。

こうして、突然王位は三男の娘だったビクトリアにまわってきたのです。

 

しかし彼女には父親の弟にあたる四男の伯父がいて、王位を虎視眈々と狙っていました。

そのため、ビクトリアの実母は当時住んでいたドイツからイギリスに戻り、彼女をイギリスで出産、幼少のみぎりからケンジントン宮にほぼ幽閉のように閉じ込めて、彼女の王位継承権を暗殺者の手から守りました。

 

エリザベス2世に関してはみなさんもご存知だと思います。

叔父さんが王位についており、彼女自身の父親は弟であるため、生涯王になる予定はなかったのです。

ところが、突然叔父さんがアメリカ人の離婚歴のある女性と結婚するという「王冠を賭けた恋」を成就させ、王位を捨ててしまいました。

 

そのためエリザベス2世の父親が王位につくことになり、続いてその長女だったエリザベスに王冠がまわってくることになったのです。

 

3人が3人ともまるでドラマのような事情からクィーンとなりました。

だからでしょうか。

幼少のみぎりからそれぞれお覚悟が違ったのでしょう。

 

 

エリザベス1世は生涯だれとも結婚はしませんでした。

夫となった人の政治的影響力を恐れたのでしょう。

「わたしは国と結婚した」

というのが彼女の言葉でした。

 

ビクトリア女王は9人のお子様をあげ、ロシアを含むヨーロッパ各国に嫁がせ、戦争で諸国を威嚇するのではなく子を通じて平穏に強い絆を築きました。

 

 

 

長々とイギリスの事情を書いてしまいました。。。

今回、わたしが書きたかったのは、これからです。

 

日本でも、愛子さまが歴史を塗り替えて女性天皇になっても良いのではないか。

 

もちろんそれを可能にするには、皇室典範を変えなくてはいけません。

現在のところ日本の天皇制は皇室典範第1条により「男系の男子」による継承を定めているためです。

 

 

これは小泉首相の時代に変えようという動きがあったそうですね。

ところが保守派である安倍首相の時代になりなくなってしまいました。

 

しかし、憲法学者や世論調査では女性天皇容認が多数派だそうですね。

世の中は女性天皇を認める方向に向かっている。

 

 

 

ところで愛子さまは国民に大変に人気があります。

お優しくて思いやりがあり、そのふんわりとした雰囲気にみんなが温かい気持ちになれ、ついついファンになってしまうのだと思います。

 

学業成績もトップ、ご両親である天皇皇后両陛下のご教育の賜物なのでしょう。

語学力にも優れ、公務に就かれる際はいつもしっかりと下調べをされるらしく、国際的な場でのマナーも会話も非のうちどころがない素晴らしさです。

 

それに、秋篠宮家の長男、悠仁親王が天皇になったとしても、彼が男の子を確実にあげるかどうか保証がありません。

 

明治時代までなら、天皇が側室に産ませた第一男児を次の天皇にすることもできたでしょう。

しかし、時が昭和になったあたりから、諸外国からの影響で皇室も一夫一婦制となりました。

 

もし、成婚されたお相手との間にお子がおできにならなかったり、女の子ばかりであれば。。。

その時こそ皇室は途絶えてしまいます。

 

 

 

 

国民のために存在する象徴天皇。

ここらで女天皇をどう思うか国民に統計をとってみてはいかがでしょうか。

 

国民の多くが望むならそろそろ皇室典範を変えても良いのでは。

 

と、そんなことを思うこの頃です。

 

 

※ちなみに日本には、推古天皇、皇極天皇(斉明天皇)、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙天皇(称徳天皇)、明正天皇、後桜町天皇の10代8人のいずれも男系の女性天皇が存在した。

 

 

 

 

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