感謝の気持ちを込めて風船を飛ばす児童=羽咋市西北台小

 新年度に羽咋市羽咋小と統合する西北台小で29日、閉校式が行われ、児童や教職員、住民らが37年間の歴史が詰まった校舎に別れを告げた。児童らは式典で「たくさんの思い出をありがとう」と感謝の気持ちを伝え、住民らと校歌を斉唱。在校生は「むねに希望がわきあがる」の歌詞をかみしめ、新しい学校でも頑張っていく決意を示した。

 岸博一市長の式辞、酒井一人市議会議長のあいさつに続き、西北台小の前身である一ノ宮小を卒業した松田宏明校長が「地域とともに歩んできた学校だ。ここで育まれた学びと絆は、子どもたちが未来へ向かう力になる」と感謝を述べた。

 全員で校歌を斉唱し、1~5年生と今春の卒業生が学校の思い出をしたためた「メモリアルかるた」の札を読み上げた。松田校長が校旗を市教委に返納した。

 式典後は記念碑が除幕され、町会主催の「にぎわいフェスティバル」が開かれた。各町会の獅子舞や太鼓などが披露され、最後に児童や住民らが校舎の前で風船を空に飛ばした。

 西北台小は一ノ宮、上甘田小が統合し、1989(平成元)年に創立した。これまでに約900人の卒業生を送り出した。児童数の減少などで羽咋小と統合する。卒業生を含む今年度の児童数は48人だった。

 今後の校舎の活用は、地域の意見を聞きながら検討する。

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