「これからの活動に活かしていきたい」トレパク疑惑で炎上したイラストレーターの江口寿史氏が謝罪文を発表 #エキスパートトピ
SNSに投稿されていた女性の写真を無断でイラスト化したことがわかり、炎上していた漫画家・イラストレーターの江口寿史氏が12月30日、炎上騒動について謝罪する文書を発表しました。
文書のなかで江口氏は、モデルとなった女性とは双方合意のうえで和解していることを発表。あわせて関係者やイベントを楽しみにしていた方々に対してのお詫びを述べています。
さらには、トレース問題(トレパク疑惑)に対する自身の認識についても「時代の変化への認識と配慮ができていなかった」と言及されています。
ココがポイント
人気イラストレーター江口寿史氏、インスタの写真を無断でイラスト化して大炎上(中略)本人の承諾なしにモデルとして使っていた
出典:篠原修司 2025/10/4(土)
ファッション誌の写真などをトレース(なぞる)して盗用するという意味の造語「トレパク」の疑惑が浮上した
出典:スポニチ Annex 2025/10/10(金)
江口氏のイラストを起用した企業や自治体が作品の公開や展示を取りやめる事態になっている
出典:朝日新聞 2025/10/10(金)
江口寿史@Eguchinn
エキスパートの補足・見解
騒ぎが拡散するにつれ、これまでの江口氏のイラストに対してパクラレ元とされる写真とともに「これもトレースではないか」という指摘が相次ぐ事態に陥りました。
その結果、過去に江口氏に制作を依頼した企業が次々と公開停止を発表したというのが今回の炎上の流れです。
注目すべきは文章のなかで江口氏がトレースに対する自分の考えを明らかにしている点で、そのなかで「トレースはあくまでアタリ程度」という説明と、そのうえで写真を参考にして描くことについて、「雑誌の写真は情報であり自分で撮った写真と同じく、絵を描くための資料という認識」だったとの考えが述べられています。
炎上を長く見てきた筆者の目からするとこれはさらなる炎上を招きそうな説明だと感じますが、一方で文書の後半では「法的に問題がなかったとしても、そうしたことに対しての十分な配慮ができていなかった」こと、そして「自戒を込めて認識を改め、意見を真摯に受け止め、教訓としてこれからの活動に生かしていく」とも伝えられており、反省はきちんと述べられています。
ただ、やはりこの謝罪文では今回の騒動は収まるどころか、もう1度炎上するのは避けられないと考えます。
- 41
- 103
- 34