【ソウル聯合ニュース】韓仏国交樹立140周年を記念して韓国を国賓訪問中のマクロン仏大統領は3日、ソウル市内にある延世大学での対話イベントでトランプ米政権を念頭に「米国が自ら国際秩序の原則を揺るがす姿を見せている」と批判した。
延世大で行われた学生との対話イベントに参加したマクロン大統領(中央右、同大提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
マクロン氏はイベントで現在の国際情勢を問う質問に対し、非常に挑戦的だとしたうえで米国の姿勢を疑問視した。
同氏は「われわれは国連を中心とした国際秩序を構築するため、共通の原則と規範に合意してきたが、今は二重基準(ダブルスタンダード)が現れている」と指摘した。
また「特定の国や政権が気に入らないという理由で軍事介入を正当化し始めれば、国際法を守ろうとする努力自体の信頼が崩れざるを得ない」と語った。
マクロン氏はイラン政権に対し同意できない部分が多いとしながらも、イラクやアフガニスタンの事例を挙げ「軍事作戦や爆撃だけで問題を解決できるとは考えていない」と述べた。
そのうえで、各国の主権は尊重されるべきであり、体制の変化はその国の国民が決めることだと強調した。
マクロン氏は「現在の最優先目標は、可能な限り早期の停戦と交渉、そして国際社会がイランの核活動を透明に監視できるようにすることだ」とし、このために国連の役割を強化し、必要に応じて制裁を並行すべきだとの考えを示した。
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