今回は、0.1だらけの割り算にチャレンジしてみましょう。
一見、時間がかかりそうに見えますが、工夫すればとても簡単な式に変形できますよ。
ぜひ、10秒以内に正解を目指してください。
問題
次の計算をしなさい。
0.1÷0.1÷0.1÷0.1
※制限時間は10秒です。
解答
正解は、「100」です。
制限時間が短く、難しいと感じた人もいるかもしれません。
次の「ポイント」では、この問題の答えをスピーディーに出すための計算方法を解説します。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
ポイント
この問題のポイントは、「分数の割り算として考えること」です。
まずは冒頭の0.1÷0.1ですが、これは「同じ数どうしの割り算」として、サクッと計算できます。(A≠0のとき)A÷Aの答えは必ず1になるからです。
0.1÷0.1÷0.1÷0.1
=1÷0.1÷0.1
残った÷0.1÷0.1ですが、こちらは分数表現にしてしまいましょう。0.1は1/10という分数で表せますから、式は次のようになります。
1÷0.1÷0.1
=1÷(1/10)÷(1/10)
分数の割り算では、割る数の分子と分母を逆にした逆数を掛けます。
1÷(1/10)÷(1/10)
=1×(10/1)×(10/1)
10/1は10のことです。つまり、この問題は、10×10という簡単な計算に変換できるのです。
1×(10/1)×(10/1)
=1×10×10
=10×10
=100
このように考えれば、10秒以内に答えを出すことも難しくないですね。
まとめ
今回の問題は、いかがでしたか?
小数の割り算を分数の割り算にすることで、計算がかなり簡単になるのを実感できたのではないでしょうか?
今回のように、割り算は分数形式で考えると案外簡単に計算できることが多いです。これは、小数だけでなく、整数の割り算に対してもいえることです。
もし、割り算の計算に困ったら、一度分数形式に直してみてください。思わぬ突破口が見えてくるかもしれませんよ。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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