そのビタミン、吸収されてないかも?専門家が断言する「避けるべき組み合わせ」
特定のビタミンは、別のビタミンやミネラルとともに摂取すると、単独で摂取した場合に比べて、より大きな効果を発揮します。食べ物から摂取するのであれ、サプリメントで摂取するのであれ、栄養素をより多く吸収できるようになるからです。すると、ビタミンは、健康的な老化、免疫機能の強化、骨の健康の改善、その他、体内の様々な機能をより効果的にサポートするようになります。 では、具体的にどのビタミンはどの栄養素と組み合わせるべきなのか、反対に、どんな組み合わせは避けるべきなのか、専門家の皆さんに詳しく伺ってきました。
ビタミンDとカルシウム
ビタミンDとカルシウムが健康な骨のために大切だということは、すでに知っている人も多いかもしれませんが、その関連性については、あまり知られていません。それはつまり、カルシウムを腸で吸収するのにビタミンDが不可欠だということ。 「ビタミンDが不足すると、摂取したカルシウムの吸収率は10~15%にとどまる可能性があります。一方、ビタミンDが十分な量であれば、摂取したカルシウムの吸収率は約30~40%になります」と述べるのは、認定家庭医で医療施設「サマセット・メディカル・センター」の創設者、ニコラス・チャーチ医師。「カルシウムが体内で効果的に吸収されるよう、カルシウムを豊富に含む食品やサプリメントとビタミンDを組み合わせるか、全体的に十分なビタミンDを摂取することをおすすめします。」
ビタミンB6とマグネシウム
マグネシウムは筋肉や神経機能の調節から血糖値まで、多くの代謝プロセスに不可欠。そして、ビタミンB6は、腸内でマグネシウムの吸収を促進するのに欠かせない役割を果たします。 「ビタミンB6は、より多くのマグネシウムが血流に入り込むのを助けます」と語るのは、機能性医学の第一人者であり、ベストセラー作家でもあるウィル・コール医師。「しかも、マグネシウムはビタミンB6を体内で使いやすい形に活性化する働きも担っています。筋肉の健康のためであれ、睡眠のためであれ、マグネシウムを摂取している患者さんには、よくビタミンB6と一緒に摂るようおすすめしています。これらはお互いに効果を高めあうからです。」しかも、マグネシウムとビタミンB6を一緒に摂取すると、ストレス軽減にも効果があることが研究でわかっています。