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独りぼっちの誕生日/Novel by ayatokaruma

独りぼっちの誕生日

3,042 character(s)6 mins

カルマくん!誕生日おめでとう!!

モーやばい!ほんとにハピバ!
あなたは現実には居ないのですかね?
いつも探してますけど。

あーーー!!ァァァ

カルマくん!ー!
お誕生日おめでとう!!!!

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~業side~

あ〜眠い…
昨日ちょい夜ふかししちゃったんだよねー
でも、早く起きれたから、寝不足ナウだ…

最近みんなと話せるようになったから学校が楽しいんだよね〜
俺がこんなこと言うなんてキモいけど笑


もうみんないるな、ハヤイネー


ガラガラ


「おはよ〜」

「……」

「え、ちょっ、渚?」

「……」


え、…これって、「無視」された?
いや、渚に無視されたって、杉野もいるし…


「す、杉野おはよう」
「っ……」ダッ


え、今度は無視された上に逃げられた?
嘘…なんで。昨日まで一緒に喋ってたじゃん。
なんで、なんで、 奥田さんは?


「奥田さん、おはよう」
「アッ……すいません!」ダッ


奥田さんまで?俺なにかしたのかな。
でも、昨日はみんなで帰って、やっぱり
嫌われた、のかな…


まぁいいや。ここの暖かさに触れて、忘れてた。俺は、独りがいいんだ。友達なんていらないよ。でも、信じてたのになぁ。
裏切られないって、、みんななら。


やっぱりその後も誰も話してくれないし、目も合わせてくれなくて、みんなは放課後教室に残るらしいけど、俺には何の話もなくって。
一人で家に帰った。1人で帰る道には
色がなかった。


「ただいま」
自分の声だけが響くだだっ広い家。
冷たいソファに飛び込む。


「無視」なんて、E組に来るまでは当たり前だった。でも、その当たり前に暖かな光をE組のみんなは灯してくれた。最近やっとみんなと仲良くなってきて、、
    暖かさなんかに慣れなければよかった。


「寂しいな」


突然胸の奥から出てきた言葉。
その声はまるで弱々しくて、俺の声じゃないみたい。そっか。俺は、「寂しい」のかな。


一回口に出すともう溜め込んだ感情は止まらない。
自分以外の気配が感じられない寒い家の中。
俺は、何年かぶりに、一筋の涙を流した。


もう何でもいいからひとの温もりに触れたかった。襲ってくる睡魔に身をゆだね、
そのまま、溢れてくる涙を放って
眠りについた。


Comments

  • 遠くの猫

    本当に嬉しい。本当に。 長いコメント、失礼いたしました。

    April 27, 2019
  • 遠くの猫

    あ〜もう、ayatokarimaさんの小説ってなんでこんなに素晴らしいのだろう・・・私が書いた小説をブクマしてくださって、どんな方なんだろうな〜なんて思いながらプロフィールを開き、暗殺教室の小説があったから読み・・・感動。 私はこんな偉大な方に下手小説をブクマしてもらったのか。

    April 27, 2019
  • 以前も(っていうか当日)見ましたが、カルマ君素直っていいなあ…。2828

    February 19, 2017
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