市営団地を地元学生に開放 自治会への参加条件 入居率低下や高齢化で 山梨・甲府市
甲府市は山梨英和大の学生を対象に一般より割安な市営団地への入居者の募集を始めました。ごみ置き場や共用部分の清掃など自治会活動への参加が条件で、高齢化が進むコミュニティの活性化が狙いです。
甲府市が学生の入居を募集しているのは市営善光寺団地で、自転車で10分ほどの場所にある山梨英和大の学生が対象です。40年ほど前に建てられた団地ですが、その魅力は家賃です。一般の相場より割安な月2万2000円ほどで部屋を借りられます。
吉岡キャスター
「こちら3DKいう家族向けの間取りとなっていまして…キッチンもありますし、隣には広い6畳間。そしてご覧ください5階ということで甲府の中心街が一望できる非常に良い眺めも特徴です」
市が大学生の入居を募集する背景には、7割を切る入居率の低さや住民の高齢化による自治会活動の鈍化があります。
甲府市住宅課 三間靖之課長
「市営住宅は入居率が低下していきている。状況の中で空室を有効活用し、“地域コミュニティー”の活性化につなげていきたい」
そこで甲府市は「ゴミ置き場の管理」、「階段などの共用部分の掃除」、「防災訓練への参加」、そして「年に数回、自治会や 市の職員との意見交換に参加」などを条件に、学生から入居希望者を募ることにしました。すでに問い合わせも複数件、寄せられているといいます。
甲府市住宅課 三間靖之課長
「学校からも通学に十分近い距離なので市営住宅に入居してもらい、地域との関わりを持ちながら学生生活を送ってほしい」
今回、学生の入居者を募集しているのは6部屋で、市を通じて内見もできるということです。