【センバツ】三重・大西主将「あと一歩届かなかったようで、何個も届いていなかった」大阪桐蔭に3度目の1点差負け、点差以上の力の差を痛感
2026年3月26日 21時12分
三重は春夏通算3度目の甲子園での対戦となった大阪桐蔭に延長10回タイブレークの末に敗れ、4強入りした2018年以来8年ぶりの8強はならなかった。
三重が三たび大阪桐蔭に押し切られた。5―5で迎えた9回。2死二塁から3番・秋山隼人内野手(3年)の左前打で二走の中森仁瑚外野手(3年)が本塁へ突入したが、左翼からの好返球で憤死。タイブレークとなった延長10回に1点を勝ち越された。裏の攻めは先頭がバント失敗。惜敗となった主将の大西新史捕手(3年)は「あと一歩届かなかったようで、何個も届いていなかった」と悔しさをあらわにした。
「1点を大事にしよう」。ナインがこう誓ったのは過去2度の対戦経験があったからだ。大阪桐蔭と三重は14年夏の決勝、18年センバツの準決勝で対戦。いずれも1点差で惜敗した。三度目の正直に向け「普通の投手では通用しないと思うので、変則投手でかわしたい」と思った沖田展男監督は技巧派左腕の吉井に先発を託した。
しかし、立ち上がりで4失点し、3回途中で降板。出はなをくじかれる形となった。投手陣は12安打を浴びながら左右で目先を変える4人の継投で粘ったが、無失策の大阪桐蔭に対して2失策。攻撃では大事な場面でバントを決めることができず、1という得点差以上に、細部で力の差を痛感した。
因縁の相手への雪辱は夏以降に持ち越された。誰一人も甲子園の土を持ち帰らなかったナインの気持ちを大西主将がこう代弁する。「二度と経験したくない気持ち。夏まで一度も負けずに終わりたい」。忘れることのない悔しさを松阪に持ち帰る。
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