騎士王は悩んでいる
ども!アンラッキーです!今回は前回の続きを書きました!あと、コメントしてくれた方、いいコメントありがとうございます!
皆さんのご期待に裏切られないよう書かせていただきます!ではでは!どぞ本編をお読みください!
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目が覚めベットから起き上がる。昨日、清姫に言われ、リツカの顔を見れずマイルームに戻ってから、もちろんちゃんと昼食と夕食を食べました。
ですが、やはりあの感覚と気持ちがどういったものが分からないまま寝てしまったようです。ベットから降りて時計を見ると、お昼すぎになってしまったようです。今日の私は珍しく寝坊してしまいました。
今更寝坊で悔やんでも仕方がありませんので、部屋を出て廊下を歩きながら食堂に向かいます。食堂の入口あたりでベディヴィエール卿と会いました。
「おはようごz・・・・・今はこんにちはでしたね」 「はい、こんにちは我が王よ。今日は珍しくお昼に起きたのですか?」 「はい・・・お恥ずかしいですが」 「しかたありません、昨日の王は深く悩んでおりましたので。他の円卓騎士達も心配しておりました」 「心配掛けて申し訳ない」 「いえ、誰だって悩みはあります。それよりもこれから昼食で?」 「はい、そうですが何が?」 「それは良かった。ちょうど調理場でリツカが料理をしてます」 「!・・でしたら早速行きましょう!」 「はい仰せのままに」
リツカは偶に料理を振るわせます。彼の作る料理はアーチャーと並ぶくらい絶品です。なんでもカルデアに来る前は、料理をどうやったら更に美味しくなるのかを研究をしたそうです。レイシフト先でもアーチャーがいない時はリツカが料理をしてくれて、それはもう美味しくて私は何度もおかわりしました。
私は楽しみでいつも通り列に並びます。少し離れた位置でも調理場から忙しそうに騒いでます。
「サブチーフ!そっちの料理はまだか!?」 「あとは盛り付けるだけだワン!」 「分かった!ブーディカ嬢そっちは!?」 「こっちのスープも今完成したよ!」 「よし!頼光殿!そちらの方は!」 「こちらも野菜を切るの終わりました!」 「了解した!立香!切った野菜をそちらの方で調理してくれ!」 「わかりました!」
さすがにこれだけの多くの列を並んでいれば、料理のほうは忙しくなりますよね。いえ、リツカもいますから大丈夫だと思います。順番が回ってきて、ようやく私が注文する番です。
「セイバーか、珍しくお昼から来るとは」 「申し訳ないと思っております、アーチャー」 「いや、すまない失言だったな。ところでお昼は決まったか?」 「はい、カツ丼の特大盛り定食をお願いします」 「分かった、カツ丼は立香に任せよう」 「え?」 「立香!カツ丼特大盛り定食を頼む!」 「ちょ・・」 「了解です!」 「・・・・・・」
ど、どうしてですか。なぜリツカに頼むのですか?。いえ、そもそもなぜ私はリツカに拒むのですか。前はあれだけ喜んでいたのに、もしかして昨日からおかしくて。
「アルトリア?」 「は!はい!」 「うおっ・・・びっくりした~。こんにちはアルトリア。はい!カツ丼特大盛り定食どうぞ!」 「あ・・・え・・と・・・・こ、こんにちはリツカ。あ・・その・・・ありがとうございます」 「うん、どういたしまして!美味しく食べてくれるだけでも嬉しいから!」 「そ・・・・そうですか。その・・・あの~・・・・し!失礼します!」 「?」
本当にどうしたのですか私!?。前までは、こんな事無かったのに。ハァ・・・・自分でも落ち込んでいるのが分かります。渋々席を座って、手を合わせ「いただきます」と言って、箸を持ってカツ丼を食べます。
「もきゅ・・・もきゅ・・・うん、やはりリツカの作る料理は美味しいです」
そうです、食べ物に罪はありません。食べても食べても箸が止まりません。食べてる内にベディヴィエール卿が私の前の席に座って来ました。
「王、とても美味しく食べてますね」 「ええ、もちろん!」 「そうですね。リツカの料理は本当に美味しいです」
ベディヴィエール卿の盛ってる皿は、シチューですね。きっとリツカが作った料理でしょう。そして後からガウェイン卿、ランスロット卿、トリスタン卿も来ました。
「こんにちは我が王、ベディヴィエール卿」
「王こちらの席に失礼します」
「王、こんにちは」
「こんにちは、どうぞ席に座りなさい」
「「「御意」」」
円卓の騎士達と久しぶりに食事をしながらガウェイン卿が何か言いたげのような感じです。
「どうしましたガウェイン卿?」 「あ、いえ、王が元気そうで良かったと思っております」 「そうでしたね、心配掛けて申し訳ない」 「いえ、謝らないでください我が王」 「我らは王に忠誠を誓った騎士です謝る必要はありません」 「ええ・・・・・ありがとう」
円卓の騎士達には感謝になります。ふと思っていたら、食堂通りから高笑い声が聞こえます。しかも私の方へ近づいてます。
「フハハハハハハ!セイバーよ!我と共に食事をしようではないか!」 「絶対に嫌です」
来たのは英雄王ギルガメッシュです。いつも「我の嫁になれ!」などしつこくて嫌になります。
「フッ、そう照れるな我が誘ってるのが嬉しいに決まっておるだろうよ」
「一つも嬉しくなどありません」
本当にイライラします。食事が不味くなると思いきや。
「フハハハハハ!黄金の!余と食事をしながら話そうではないか!!」 「おお!なら余も参加しようではないか!」 「な!?」
来てくれたのは、太陽王オジマンディアスと征服王イスガンダルです。
「えーい!我はセイバーと食事を・・・」 「そう遠慮するな!!少しくらい余達と付き合え!!」 「はははは!そう言うことだ!なに、男の同士付き合おうではないか!」 「おのれおのれおのれおのれ!貴様等!我を邪魔したことを覚えてろ!」
そうして英雄王は征服王に引きつられて行き、残った太陽王は私を視線だけでこう言いました。
「礼は立香に言うんだな騎士王よ」 「え?」
そう言い残して高笑いながら去って行きました。リツカが私を助けたと思い、リツカの方を見ると、視線に気付いたのか調理場からこっちに向いてくれて、ニッコリと微笑んでくれました。
「王に気遣いをしてくれるリツカに感謝をしなくてはなりませんね」
「ええ我らにとって二人目の王に値するかもしれません」
円卓騎士達も彼を主として認めて、私だけではなく彼の為に忠誠を誓ったのです。ただ、一瞬リツカの笑顔を見たら胸の奥が、心臓が高鳴りました。
「どうしました王?」
ベディヴィエール卿に声を掛けられて円卓騎士達も心配そうに見てきました。
「あ・・・いえ・・・その・・・昨日から悩みがあって」 「お悩み・・・ですか?」 「はい」
それを聞いた円卓騎士達は驚いてる表情をしてます。確かに私が悩むのは珍しいことですよね。
「王が悩むとは・・・・」 「我々では話しづらいでしょうか?」 「ええ、正直に言えば・・・・」 「ふむ、でしたら我々ではなく女性にお悩みを聞くのはいかがでしょうか?」 「女性、に?」 「はい、女性同士で相談してくれてたほうが話やすいと思います」 「なるほど、確かに」
ガウェイン卿の言った通り女性同士のほうが相談しやすいと感じます。
「感謝するガウェイン卿」 「いえ、お役にたてれば嬉しいかぎりです」 「ええ、では早速相談しに行く!」 「「「「はっ!」」」」 「アーチャーごちそうさまです」 「おかわりはいいのか?」 「はい、大丈夫です」
私は食堂に出て、相談しに行きます。
実は、メデューサとメディアも内心狙ってたりして