つまらなくってごめんなさい
加害されるだろうな、俺が悪かったなという気持ちでここ数日過ごしてきた。
他責する人間同士は、互いに自責に転換することで仲直りすることができると思う。じゃあ最初から自責ばかりの自責ドラゴン対面だったらどうなる?別れて死にたくなって自分の性格と人生を恨んで謝罪しても相手が惨めになるのだとわかっているから、一般人は寝て忘れるようなもやもやを数日引きずって挙句に、俺が悪かった相手が悪かったと、感情を泥を壁に塗りたくるみたいに引きずり続ける人間同士だったら。
そこそこの規模のコミュニティでしにたいとか呟けて羨ましいなぁ!!俺は一人で布団の上で苦しんで、そんな自分を開示して知っていてくれる人間なんて身の回りにいないから、適当に、でも適度に慰められながら、いや俺が悪かったと思い続けて、死にたくなりながらずぅっと息をしていたのに、いいですね。
俺はずっと苦しかった。死なないだろうけど、この人に向けられる心配は、仮に筆を折ったとして多数の読者から向けられる恨みの目線はすべて俺に向く。たとえ個人が特定されなくても、誰かという形で向けられる。俺が一ファンとして会おうとしたことがそんなに悪かっただろうか。知らねぇよ。作家に理想像を向けることがそんなにおかしいことか。それを受け止められなかった器量だろうが。
俺の悪い部分を書きます。
八方美人だった。正直あの人と会えるかもしれないという思いでVRCを始めた側面はある。それくらいに好きな文章で、俺が鬱のどん底にいるときに、息を浅くしながら布団と臭い部屋にいる中で、ああこういう存在がいるんだと、こういうふうに生きているやつがいるんだと、感動というより、存在に感嘆した日があった。ネトスト気質だから昔のブログもほぼ全部読んで、noteも全部読んで、ツイートも見れるだけ見た。メディア欄を探ってこういう顔なんだと思った。俺の二人だけいる友だちのうち一人の、やけに繊細なやつに顔立ちが似ていたから、それも少し好きになった。
読んだその日に、なんとなく近づいても良くはならなそうだなと感じたのを覚えている。俺が勝手にシンパシーを感じただけで、俺より遥かに賢そうで、普遍的な地獄を見てきただろうこの人にとって、俺は眼中にないだろうと思っていたが、そうでもなかったらしい。
そういう風な気持ちが、人に見られるとは思わない記事にスキがついたから、もしかしたらという希望に変わって、躁に背中を押されてDMを送った。返事が来れば万々歳。文面を一応考えていたが、実際に文を打ち込んでから、この文章が読まれるのだと、もしかしたら最後の印象になるかもしれないと思って、直前でを内容を足した。好意を伝えるものにした。VRCを始めてから、初対面の人間には親しみを、フレンドには好意を伝えるようにしていた。俺は自己評価が低いから、他人なんて無限に褒められる。そういう気持ちを引き出して、正直な好意のパッケージにする。大抵相手は喜んでくれるから、そうしていた。言葉を軽んじた。好意を、切実にいたいと思うのを安売りしていた。その癖が出た。
返事は快諾で、そのままの流れで会うことになった。
自分の改変も声も、可愛いと思ったことはないが、かわいこぶってはいただろう。無意識的に誘っていた。ナンパされたと思われてもおかしくない。柔らかい読者を、気軽に抱けるファンを無意識に模倣していた。それでうまくいくと思ったから。
ほんの数分、どうだろう、2分か3分くらいは撫であっていたと思う。現実感がなかった。ふわふわしているのに身を任せていたが、流石に顔が近いなと思ったときに、これも半ば癖で、「お砂糖がいるので…」を言った。アバター越しの顔なんてわからないけど、何か反応があったあとに、その人は部屋の角に向かって、何かため息をついていた。何が起きたのかわからなかった。
俺は半年前からその人に会うのを心のどこかで望んでいて、それが叶った。顔が近づいていたから、パートナーがいるから無理ですと言った。論理回路が繋がらない。だって俺は一ファンでしかなかったから。その人の記事に内容にかかわらずにスキを押すような、多分俺と同年代で、俺なんかより熱心に記事を書き、ほかの人間にも評価されるようなやつらを数人知っている。なぜ。意味がわからなかった。
たしかに俺は、会うために、ことをうまく運ぶために、自分をよく見せるために、そういうふうに振る舞った。でもどうしてそんなに傷つけたのかと。
次、その人よりも作品を見ていた。
彼の作品はどれも面白いけれど、俺は一際に、おそらく少し調子が悪い中で書いたであろうものが好きだった。きっと嫌なことがあり、世の中への悪意が湧き出て、社会と人間に不満を叫びながら、されど論理から外れず感情をそのままぶちまけはしないで批判して、レトリックを挟みながら、最終的に自分を責めるところまで戻ってくる。
だから俺は薄っすらと、その人に不幸であってほしいと思っていた。そういうふうに話していた。俺がたまに優しいと言われるのは、基本的にそう振る舞ったほうが波風立たせないし得だからだ。俺は彼に少し不幸でいてほしかった。彼が苦しんでいるのを見て、俺がよく知るその状態にいるのを見て、本当に優しいのなら、心の底から他人を、俺に似ている人が苦しんでいるのを見ているなら、その場で去るべきだった。俺はそうはしなかった。多分もう話せないのはわかっていたし、苦しんでほしかったから。彼が自分から切れない人間だととっくに知っていて、だからああいう文を書くのだと知っていて、その上で最後まで居座った。
苦しませたし、何より人として見ていなかった。単純に俺は屑だった。そんなことを人にやっていい道理なんかどこにもないだろうに。
文句を二つだけ言います。
最初にあなたが目の前から消えたときに、俺は理由はわからなかったけれど、そういうふうになることも少しは想定していたから、自分を納得させて寝ようとしていた。そのあとにあなたはラブホみたいなワールドに招待して、俺が緑にするのなら、逆説的に話してやってもいいという対応をした。
それを、ナイフで刺されたと形容するのは、無論俺からDMを送って裏切ったが、その事実を俺に柄を握らせるのは納得がいかない。「自分は傷ついたと感じた相手に対してすら、まだ場を収める方向に動いてしまった」という、自分への怒りの言い換えだろうが、招待して話したのはそちらなんだから、自らに怒っていたとしても、そのコラージュだとしても嫌だった。自分の優しさを他人への危害で上塗されるのは最悪だった。
わざわざその場では切り返さなかったが、元彼のそこまでの年下と付き合って本気でうまくいくと思っていたのかよ。正直俺は相手の年齢を聞いたときに自業自得だと思った。その年齢の男がもしかしたらまだ好きなのかよとさえ思った。あなたを受け入れられる人間なんていないだろう、その若さで。そんな無謀な賭けでやはり自分は普通ではないのだと、これはできないのだと知って、その責任を、たまたま思い出させただけの俺に向けるな。それに関しては見通せただろうと思っている、馬鹿じゃないんだから。
ずっと苛々していたから、ここまで書いたけど、話した内容自体は、俺はすごく楽しかった。
〇〇〇〇(成人男性)はエロいとか、〇〇〇〇はミニ悪口本舗とか、実はあいつをミュートしてるとか、ひろゆきにまつわる俺が知らない話を聞けたり、全部楽しかった。ホモASMRの一作目と二作目で、どっちが好きかで意見が割れたのとか、他の人とできないよ。俺にとってはすごく貴重だった。本当に楽しかったんだ。
最初に友達にはしたくないと言ってきたのにすごく同感する。でも少しは似ている部分があって、俺はあなたに悪態をつかれて嫌いになるとき、自分が嫌われているような感覚もあった。脳がやけに疲れた。
俺が仮にお砂糖作っていなくて、その場でオナサポでもJUSTでもしたとしても、どうせ碌なことにはならなかっただろうと俺は薄っすら、感じていたのだけど、それは共有されていただろうか。コンセンサス取れてた?
はぁ。俺は結局のところ、どうしようもないコミュニケーションの事故だったと今回のことを判断している。それで考えるのを終わらせようとしている。
あなたが俺に期待して、だが俺が普遍的な、つまらない、適当な関係の、同等に人を愛するというお砂糖という行為ができる程度の、一般的な、至ってつまらないVRChatterであるのにぶち切れて、コンプレックスを踏みにじられたように感じて、人妻、裏切り者、美人局と糾弾したことが。
あなたは一人で落ち込んで。俺は人に慰められる程度のつまらない人間で、俺に配慮は足りなかったが、あなたも俺に勝手に裏切られた。
この半年間が、俺の中で少しは精算された気がしている。解決はしていないが。
この前新しい洋服棚を買って古い棚を避けたら、一つだけゴキブリの死体があったからゴミ箱に捨てた。
髭剃りは浪人中にあまりにも暇でHensonのやつを使っていた。刃は適当だったが、イタリアの知らんシェービングソープを、祖父の遺品の陶器でしゃかしゃかして使っていた。
大学が始まってからは電動を使うようになったから、面倒くさくなって奥の方にしまった。つまらない記事だった。


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