藤丸立香が転生してもエレシュキガルと友達な話
「藤丸立香が転生してもエレシュキガルと友達な話」のエレシュキガル目線のお話(前日譚)です。
エレシュキガルは持っていないけど、妄想して書いたため間違いなどが多そうですが大目に見て欲しいです。
もしそれが無理そうなら、即刻退避を推奨します。
- 107
- 108
- 6,187
あの子(藤丸立香)のお話をしようかしら。
「なんだか夢みたい……あなたともう一度だけおしゃべりできればそれでいいと思っていた私が、こんなことになるなんて……。
……これまでの旅はとても楽しかった。
そして、これからの旅はもっともっと楽しいでしょう。
……ありがとう、マスター。
この霊基の私をここまで信用してくれて。あなたは遠い国、遠い時代に生きたちっぽけな人間だけど、私にとっては大切な、ただ一人の親愛なる葡萄の実。私の手は冷たいけれど、その瑞々しさを、いつまでも守らせてね。」
「戦いが続く限り一緒に居られるのはいいけど、戦いが続く限りあなたは傷付くのよね。楽しい事ばかりで気付かなかったけど、私は一刻も早くあなたが元の生活に戻れるよう努力しないといけないんだ……こんな事なら、いっそ冥界に閉じ込めて……」
「ごめんなさい、ちょっと前におかしな事を言っちゃったけど、あれは忘れて? あなたは現代を生きるマスター、私はそれに憧れた地の底の女神だもの。あなたの喜びが私の目的。輝きはいつか消え去るものだからこそ、その時まで影からあなたを守り続けるわ。冥界の女神としてではなく、かけがえのない友人でしょ。見ていなさいマスター、この先どんな女神が出てきても、あなたを守ることに関してだけは負けないから!」
あの子は簡単に纏めると戦いが嫌いなただの一般人で、私のかけがえのない友達でたくさんの女神様に囲まれていた。
あの子はこう言った。
「いつかはエレシュキガルと一緒に日本旅行とかしてみたいなぁ。あ、これ不敬かな?」
そう言ったあの日の三年後、
あの子は簡単に騙されて死ねなくなって英霊達を縛るモノとなるなんて千里眼を持った英霊達も気づけずにいた。
あの子が死んだ日は今でも覚えている。
あの子は人理修復を終えて一息ついていたところだった。
あの子は「ようやく家に帰れるかな。」なんて言って笑顔だった。
あの子は、魔術協会から一通の書状を貰っていた。
マシュと言ったかしら。
あの少女がアサシン達に頼んで、見てもらうと
その内容は呆れてしまった。
「一人で魔術協会に来い。」
あの子は、罠だとは思わなかったのかしら?
あの子は英霊達を説得して魔術協会に一人で行った。
その後あの子は帰ってこなかった...
私はあの子が帰ってくるのを待ち続けて数年後
あの子の目玉を魔術協会から首大好きおじいちゃんが取り返した。
あの子の全身はバラバラにされて、魔術に縁のある者達に高値で売られたらしい。
それを聞いた英霊達も女神達も職員達もその中には私もいた。
全員が全員激怒して単独行動持ちの英霊達は全身を取り返した。
一つ一つ見るだけで私は、悲しくて哀しくてたまらないのだった。
全身が帰ってきた時に賢王が提案した。
「あの子が集めた聖杯全てを使い彼を転生させる。」
「「「「「それは名案だ‼︎」」」」」