【2025年10月~12月】クリアしたゲーム感想
年末!
この3ヶ月間でクリアしたのは15作ですね。
1ヶ月ほどゲーミングPCが故障で使えなかったり、クリアまで20時間以上かかったゲームがちらほらあったので今年はこの3ヶ月が一番少ないクリア本数となりました。
Switch2買ったけど、あんまり有効活用できてないな…と思っているので、何か年末年始でやりたいところ。
Ghost of Yotei
名作!前作との違いを色々と感じ、むしろその違いがゲームとしての変化、進化を感じたところ。
特に物語の変化が面白く、「誉」というものに関する流れが前作との比較ができて興味深かった。
ゲームそのものは総合的にパワーアップ・ボリュームアップしており、それが逆にやや楽しむのが難しいところもあったかと。
ただそれはあくまでマイナスというより、プラスの部分を逃したというレベルなので、そもそも最低限の要素でも明らかな傑作。
詳細は下記に書きました!(ややネタバレあり)
アンダステッド:過去からの手紙
思い出の品を綺麗にしていくことで物語が進むADV。
主人公の女の子は、数年ぶりに訪れた実家で、様々な物を掃除していき、綺麗になったものに関連する記憶を呼び起こし、物語を理解していく。
ゲーム性はとても簡単なPowerWash Simulatorのようなもので、汚れた物を綺麗にするのは短時間だし、特にストレスもない。一部ギミックがあるものもあり、単純作業にもなっていないのがいいところ。
そして何より、思ったより物語が刺してくるというか、別に心が傷つくほどではないものの「あっ、そういう結末・結論なのか…」と少し意外に思った。もちろんいい意味で。
イラスト調、ちょっとアニメ的なビジュアルも可愛いし、定価1,200円、セールで1,000円を切る価格にしては十分なクオリティの作品。
だる絡み背後霊
めちゃくちゃバカゲー。ギャグマンガ日和から影響を受けたということだが、銀魂ではという声もある、とにかく全く怖くないホラーゲーム。
とあるお化け屋敷を除霊するという話なんだけど、もうなんというか主人公とその相棒の背後霊のやり取りがすさまじくギャグ。くだらない下ネタも多く小学生がキャッキャしそうなノリがひたすら続く。やかましすぎる。
ゲームとしてはかなり短編で、お化け屋敷の中でFPS的なプレイやアクションを行うが、そこのバランスは正直難あり。大味というか、よく出来ているわけではない。途中で、敵につかまってはいけないけど敵が急に湧いてくるといったステージがあり、対策が取れずかなり困った。結局壁を背にして攻略するような地味なプレイとなった。
また、お札を投げるステージもお札が少なすぎて不可解。まあイージーモードがあるのでそこまで問題ではないのですが。
そんな微妙な詰まりポイントもありつつ、クリアまで39分。短編一発バカゲーとして遊んでも良いかも。定価350円だし。
BatteryNote
ゲームボーイ的なビジュアルが魅力的なアドベンチャーゲーム。
記憶を失った主人公が、3体の壊れかけロボットから1体を選び、充電して会話していく物語。
充電することでロボットが息を吹き返し会話するものの、徐々にバッテリーは劣化し充電できなくなっていく。それまでの過程で、どんなロボットだったか、どんな過去があるのかのやりとりができる。
一方で、過充電でロボットを破壊することも可能。
それぞれのロボットにどのような対応をするかでエンディングが変わっていく。何らか明確にアクション性があるというわけではなく、アドベンチャーゲーム、むしろノベルゲームに近い。
ドット絵のビジュアルと音楽は魅力的。一方でUIとテンポはもう少し遊びやすいと嬉しかった。セリフの表示位置が画面下部、一方で選択肢は画面上部だったりするところが少し気になる。また、マルチエンディングなのでテンポが気になるが、少し遅いかなと思うところもあり。
他のレビューではいくつものエンディングを知るほど面白いという意見もあり、そこまでやりたいと思いつつなかなか手を出せていないのが現状。コンセプトは良いがあとちょっとだけ遊びやすいと嬉しい…というというところか。
ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ
FFTのリメイク。
何が凄いって、一番はフルボイスになったこと。
特にアルガスの声優さんは物凄い迫力、声が入るとここまで違うのかと驚いた。
ゲームは昔のまま。といっても、連戦中にセーブしてクリアできず詰み、のような仕様ではなくちゃんと救済措置があり遊びやすくなっている。
しかしラストダンジョンは何回挑戦して何回断念したか…。
ということで難易度は相変わらずの歯ごたえ。また物語も、かなり鬱展開が強く「こんな話だったっけ…」と驚き。
なんにせよゲームはしっかり楽しめた。やはりFFTは名作。
ワンス・アポン・ア・塊魂
塊魂、久しぶりの家庭用新作。
やはり格が違う音楽の素晴らしさと、いつも通りの塊魂。やはり塊を転がして大きくするのは楽しい。
色々と変化があり、少し気になるところも。
詳しくは別noteにて!
Pokémon LEGENDS Z-A
久しぶりのポケモン。
ポケモン初代全盛期を通った世代ではあるものの、家はゲームボーイ禁止家庭だったためブームには乗れずにいた学生時代だった。そのためかポケモンに強い思い入れはない感じ。
周りの識者から最近の色々教えてもらいつつプレイ。
全然知らないポケモンばかりだし、ライドウみたいに動き回りながら戦うのが新鮮。すごいシステム。
日中はポケモンを捕まえて、夜はバトルでレベル上げという仕組みはわかりやすい。オヤブンがいるのもヒリついて面白い。
キャラクターも魅力的、特にカナリィが良すぎ。
ラストの展開も熱くなる感じで良いなと思った。
一方で物語はかなり急で唐突感がある。過去作をやっていたほうが面白いのかな?
相性を考えて育成したり、ポケモン捕まえたり、バトルしたりと確かに面白い。でも、これは完全に私が悪いんだけど、ポケモンシリーズがストレートにハマる! という体験がなかなかないし、今作もそうだった。やっぱり人が死んで心が傷つくようなゲームを欲してしまっているところがあり、そういう好みのジャンルの違いがあるのかなと思ってしまった。
すごいいいゲームなのはわかります。私にはちょっとだけ好みの方向性が違ったかも。
Home:家に
韓国の個人開発者、Mr.Spoon氏の体験に基づく物語。
親からの暴力に耐えかねた少年が、着の身着のまま家出をする。
家から持ってきたギターで路上ライブを行ったり、野良犬・野良猫と交流したり。優しい人に声をかけられたり。
「家」ってなんなんだろう。雨風凌げる建物が家なのか、それとも橋の下だとしても、身の危険が無ければそっちが「家」なのか。
短編傑作アドベンチャーゲーム。
別noteで感想を書きました。音楽も素晴らしい!
As Long As You’re Here あなたがここにいる限り
1時間でクリアできる短編アドベンチャー。
アルツハイマー型認知症になった当事者の目を通して物語を体験するゲーム。
とはいえ、教育的なゲームではなく純粋に物語があるものとなっている。
私は以前認知症に関係する仕事をしていたこともあり、色々と認知症の進行を感じさせる演出がリアルで、少し辛かった。
薬の飲み忘れ、どんどんできなくなってくるMMSEの図形描写などはもちろん、ぬいぐるみの名前を忘れていったりするのは、穏やかながらドキドキした。
特に、例えばホラー作品だと「急に人が現れる」「開いていたはずのドアが閉まっている」なんて演出があるけど、このゲームでもそれに似たような演出がある。
ただし、それはホラー、超常現象的なものではなく、本人の記憶(人が来たという短期記憶、ドアを閉めたという短期記憶)が薄れていることの延長線上にある、ただの事実であるというのがハッとした。認知症の患者さんにとっては、日々の生活が恐怖と違和感、ストレスで溢れているんだろうということを感じた。
そんな、記憶が薄れる中での物語。そして、家族との物語。
家族との記憶、これからの関わり。認知症当事者の目線だからこそ感じられる「幸せ」の体験。
非常に良い作品でした。
神椿學園新聞部
『ムーンレスムーン』『ガールズメイドプディング』などのKAMITSUBAKI STUDIOの新作。
あまりKAMITSUBAKIのアーティストを存じ上げないのだけど、実際のアーティストの名前をもじったキャラクターが登場しているようなので、ファンはきっと嬉しいのかなと。
ゲームとしては、シナリオを読むパートと、調査パートの2つ。
シナリオパートはまさにキャラの立ち絵とセリフの読むパート。調査パートは街を探索して手がかりを探すのが目的だけど、そのためにはアイテムを集めたりする、という、ただただ歩いていればクリアできるものではないのが特徴。
調査パートはムーンレスムーンやガールズメイドプディングに比べると格段にゲーム性は上がっているものの、結構運要素が重要なのと少しテンポが遅いかな? というところがあり、何回も繰り返して遊びたい! とはちょっと感じられなかったかも。とはいえつまらなすぎて拒否感があるかというとそこまでではないし、何かがあれば面白さとして化けそうなものを感じた。ローグライクっぽいし。
正直キャラゲー的なものかと思っていたが、シナリオが思ったよりもシリアス方向に動いたのは良い誤算だった。もっと大きな、広い視点でこの物語、世界を知りたいと思った。
ガールズメイドプディングが1,500円、この作品は3,000円。KAMITSUBAKIファンなら買いかな?
The Berlin Apartment
PARCO GAMESのパブリッシング第1作。
ドイツ・ベルリンの、とあるアパートを舞台にした物語。
アパートのリノベーション工事に来た親子が、部屋を解体する中で過去に住んでいた人の品を発見し、その住民の思い出を回想する、という感じのゲーム。
例えば1989年に住んでいた人は、ベルリンの壁の向こう側に住んでいる人と紙飛行機でやり取りをしたり。1933年に住んでいたユダヤ人は、迫害から逃れるためにドイツを離れようとしていたり。
舞台がベルリンだからこそ、歴史の転換点でどのような人が住んでいて、どのような人生があったかを垣間見れるのが、教科書をゲームで体験しているような感じで凄く良い。
また、ビジュアルも凝っていて、鮮やかで少し漫画・コミックを思わせるような3D描写はポップで素敵。
そして、ライフイズストレンジシリーズかと思えるくらい様々なものにインタラクトできるのが凄い。家具から食品まで、かなり細かく触れるのはこだわりを感じた。
肝心の物語、先ほどの通りどんな人がどんな人生を歩んだかを垣間見れるが、それはあくまで社会に翻弄される市井の人なので少し「主人公感」が薄い。もちろんそれがコンセプトかもしれないけど、もう少し掘り下げ、そしてドラマ性があるといいなと思った。もっと知りたいのに、ここで終わり? と感じたのがもったいない。
それぞれの人の物語でゲームプレイが変わるのは刺激的だが、そういったこだわりが随所に感じられるからこそもっと深く遊びたいなと欲が出てしまったのは確か。
ただ、確実に良作ではあるし、おしゃれさやセンスは他のインディーゲームに比べて非常に強い魅力であると思うので、興味があったらぜひ触ってみてほしい。私はどうしても心抉られるようなゲームを求めてしまうが、そうでなければかなり気に入るゲームだと思う。
DISPATCH
いやー面白かった。
ゲームではあるんだけど、正直プレイ時間の90%以上はアニメだと思う。
クリアまで約8時間。要するにかなり長い時間アメコミアニメを見ているようなもの。
ただしそれがもう、クオリティが高くて。ずっと引き込まれていた。
物語としては、スーパーヒーローの主人公が敵にやられ再起不能に。
そこで就いたのが「スーパーヒーロー派遣会社」のオペレーター。
そして任されたチームは「元スーパーヴィランで構成されたチーム」。
自分勝手なヴィランたちとやり取りして仕事をさせつつ、なんとかヒーローとして再起したい主人公。
当然物語は一筋縄でいくわけもなく、メンバーの採用や解雇、いざこざ、同僚との関わり、そして恋愛…。そんなもろもろを抱えて中間管理職として働く。
ゲーム性としては、様々発生する事件に向けて、どのメンバーを派遣するか、というのを指示するもの。この事件は戦闘が得意なメンバー、この事件は説得が得意なメンバー、と割り振っていく。複数メンバーを同時に派遣すれば成功率は高まるが、しかし派遣できるメンバーがいない(全員対応中)だと、新たに起こる事件が放置されてしまう…といった感じで、リソースとのバランスを考えつつ采配していく。
その他、ハッキングのパズルゲームもあり。アニメーションが最高なんだけど、アニメ以外の部分も面白い。
アニメ部分はQTEで臨場感ある操作もできるが、私はむしろ、この質の高いアニメを純粋に堪能したくてQTEなしモードでプレイし、物語を楽しんだ。
ゲームが面白い、と言えるかどうかは微妙な作品ではあるけど、しかし「楽しかった」というのは間違いなくある。
圧倒的好評という評価も納得。超おすすめ。
Powerwash Simulator 2
ヒット作の2作目。
高圧洗浄機で乗り物や建物などの汚れをひたすら落としていくというゲーム。
前作をやったのが結構前なのでうろ覚えだけど、今作は比較的「汚れの落とし忘れ」に対するストレスが減ったと思う。
ステージ開始直後は割と大雑把に掃除していっても、目に見えて汚れが落ちていくんだけどもう終盤は「僅かに残った汚れを探して綺麗にする」という作業が必要になる。
これ、前作では結構ストレスに感じていたんだけど、今作はそこまででもなかったのは良かった。
ゲームプレイ自体は前作からほぼ変わらないんだけど、とにかく思ったのはゲームのボリュームの増加。かなり放置していた時間もあるんだけど、クリアまで50時間くらいかかっていて驚き。長すぎ!
もちろんボリュームが無いよりいいんだけど、満足度としては大きいステージを多くするより、小さいステージが沢山あったほうが嬉しかったなと思う。割と大きいステージが解放されるとうんざりした。
まあうんざりしてもプレイしてしまうというのがこのゲームの魔力であり魅力なんですが…。
もはや強制労働のように感じるのだけど、きっと次回作も買ってしまう魔の作品だった。
(あとからTrailer動画貼って思ったけどマルチプレイやってなかった…)
outhold
超シンプルなタワーディフェンス&インクリメンタル。
シンプルというのはビジュアルのことで、Mini Metroみたいに丸や三角、四角の記号で敵や攻撃が表現されているシンプルさ。
でも、タワーディフェンスって確かにビジュアルというよりはバランスが重要で、そこの面白さが無いとビジュアルが派手でも続かないと思うな、と考えさせられたのがこのゲームだった。
This Ain’t Even Poker, Ya Joker こんなのポーカーじゃない
クッキークリッカーとポーカーを混ぜてBalatroのエッセンスをちょっと加えたようなゲーム。
ポーカーの役に応じてお金がもらえ、それを一定金額まで貯めるのが(一旦の)目的。
トランプが配られ、クリックでめくる。役が出る。そしてまたトランプが配られる。
当然得たお金でその過程を効率化することができ、「自動でトランプがめくられるようになる」「トランプのセット数を増やす」といった強化や、「役の点数を上げる」、そして「特殊なカードを得られる/カードを減らせるようにする」といった仕組みも。
クリッカー系ということで、常に張り付いている必要はないけど、ついつい貯まったお金でスキルツリー触っちゃうのはもはやこのジャンルの定めかと…。
演出もとにかくビカビカして派手。
シンプルなゲームで短時間でクリア…と思ったけど、放置している時間も含めて24時間クリアまでかかっているので、コスパ良し(700円)です。
終わりに
Yotei、FFT、塊魂など結構メジャータイトルを遊んだなという印象。
個人的にはポケモンを周りほど楽しめなかった自分にショック…。
ちょいちょいインディーも遊びましたが『Home:家に』と『DISPATCH』が頭一つ抜けた面白さでした。
インディーパブリッシャーとして事業を始めたPARCO GAMESや、作品をどんどん出しているKAMITSUBAKI STUDIOには来年もぜひ頑張ってほしいですね。
ということで2025年の3ヶ月ごとゲーム感想記事は今回で完結! 2026年もやっていきます!
今年のベストゲームについては別でnote書いているところですので、そちらをお楽しみに!
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