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山梨県が医学部の「地域枠」制度利用者に課していた高額な違約金条項をめぐり、消費者機構日本(以下、COJ)が消費者契約法に反するとして、山梨県を被告として提起した、違約金条項の差し止め請求訴訟。甲府地方裁判所は2026年1月20日、消費者機構日本(以下、COJ)が求めた差し止め請求を全面的に認める一審判決を言い渡した。山梨県は、契約書の義務履行要件について一定の緩和の方針を示したものの、「悪意ある利用」を防ぐために違約金は不可欠であるとして、同年2月3日、控訴することを県議会で決定した。
自治体によって、地域枠制度の義務履行の内容や制約などが異なる中、本ケースで訴訟に至った経緯や、判決が示した違約金条項の違法性、地域枠制度の抱える課題とは──。