甘えるカルマ
隣の家の大学生♂(非リア)が「性春爆発」って書いてあるTシャツ着て出かけてくのを見て色々心配になりました。FARCIです。
いや、アンケートのヤツ書けよって話ですよね。ごめんね!m(*_ _)m
書くよ!?書いてるんだけども!
驚く程に纏まらねぇんだっ!待ってくださってる方(いるのか知らないけども)もうちょい待ってやって下さい!!
今回はカルマ君が甘えてるのと烏間先生が甘やかしてるのを書きたかっただけなんですけど、途中完全に着地地点を見失いましたw
ごめん!許して!私の限界!
ただカルマ君を愛でたかったんです。
だってあの子天使なんだもん。
しまった間違えた、大天使だわ。
殺せんせーがカルマの可愛さに殺されなかったことに驚きを隠せません。
私だったら出会って即ノックアウトですね。
さらにカルマ君が笑ってくれたらむしろ自ら命差し出しますね。( ˙-˙ )
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「っ、ちょ、センセ!痛い痛い!タンマっ!もーちょい優しくしてって」
「我慢しろ動くな。これだけ派手な怪我したら消毒が沁みるのは当たり前だろ」
「無理無理無理、もー充分消毒したって〜」
「ああっ、動くなっ少しは黙ってろ」
烏間のマンションで、何故か生徒である赤羽業の怪我の手当をしている。カルマは傷だらけの体でソファに座っており、やれ湿布の張り方が雑だの、やれ消毒が沁みるだの、文句を垂れまくっている。烏間だって最大限優しく手当に当たっているつもりなので、それで文句を言われるのだから我慢しろとしか言いようがない。
何故こんな状況になっているのか。事の起こりは1時間前に遡る。
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今日もターゲットを殺し損ねた烏間は、理事長と防衛省への報告を済ませ、(精神的に)疲れ果てて帰路に就いていた。途中少し遠回りになるものの、夕飯を調達する為コンビニに立ち寄る。弁当を買い、店を出た時店の裏から物が崩れ落ちたような音と、その後すぐに男の叫び声が聞こえた。
「うわぁああっ!」
「くそっ、覚えてろよ中坊ッ!」
何か事故ではまずいかと思い覗こうとした時、おそらく高校生、下手したら大学生くらいの男達が12、3人が走り出てきてすれ違った。そいつらの台詞からするに面倒事のような気がしてならないが、今更引き返すのも気が引けてそのまま店裏を覗いた。
「あれ・・・?烏間センセ?どーしたのこんなトコで」
「赤羽君っ!?大丈夫なのか、傷だらけだぞ」
そこにいたのはよく見知った人物。3年E組の生徒、素行不良児として有名な赤羽業だった。状況を見るに喧嘩の後だろう。制服のカッターシャツはボロボロで、誰のものか判別のつかない血が滲んで汚れていた。顔も擦り傷が出来ている。カルマにしてはダメージの大きい喧嘩だったようだ。あれだけの人数を相手にすれば当たり前ではあるが。おそらくカルマがひっくり返したのであろう大量のダンボールが散らばっており、そこに凭れ掛かる様にして座っていた。
「あー、うん、へーき。人数多くて手間取っちゃった」
よっこらしょ、とお前は幾つだと問いたくなるような言葉でカルマは立ち上がる。その時、微妙に眉間にしわを寄せ、右足を庇うような仕草を見せた。隠しているようだがバレバレだ。隠し通すのが困難な程には重傷なんだろう。
「はぁ、どう見ても平気じゃないだろ・・・」
「へ?・・・わっ、ちょ、何っ?」
溜め息を吐き、ぐいっとカルマを引き寄せ、膝裏と脇の下に手を入れて持ち上げる。俗に言うお姫様抱っこだ。
「足、痛めてるんだろう。表に車がある。家まで送ろう」
「いや、マジでへーきだって。降ろして」
「無理をするな、暗殺にも支障が出る」
有無を言わさずカルマを車の助手席に放り込む。この車にはカーナビというものが無いので、道はカルマに委ねるしかない。
「車出すぞ。家は?」
「・・・ね、センセ。センセーの家連れてってよ。ほら、家いま人いないからさ手当とかできないじゃん?ね?」
「は?」
「お願いー!・・・寂しいんだって、家」
「・・・・・」
普通ならば断らなければならないのだろう。だが、今のカルマを目を見ていると1人にしてはいけないような気もしてくる。
そんなこんなで、カルマを烏間の家で治療をする、という不思議な状況が出来上がったのだ。
「よし、終わったぞ」
「ん!あんがとーセンセ」
くるりと首だけで振り返り、笑顔で礼を言う。それがいつもより幼く見え、なんとなくその真赤な髪をぐしゃぐしゃと掻き回した。
「で、なんでこんな時間にあんな場所で喧嘩してたんだ?」
「あー、それ聞いちゃう?」
カルマは乱れた髪を手で直しつつ、ばつが悪そうに目を逸らした。
「や、なんか、んー、・・・気分?」
「まったく・・・・・・、どんな気分だ」
「はは、・・・なーんか喧嘩したかったの。ゼーンブやんなっちゃう日ってない?・・・あとはなんか、・・・帰りたく、なかった。なんとなくだけど」
「はぁ、全部嫌になってこんな怪我か。俺がいなかったらどうするつもりだったんだ?」
「さぁ?多分どーにかして帰ったんじゃない?別に珍しい事でもないし。それかコンビニに入り浸るとかさ」
どう考えても中学生の解答ではない気がしてならない。教師として、カルマの副担任として叱るべきなんだろう。しかし少し俯いたカルマの目はいつもの悪戯な活発さが無く、迷子の子供のように不安に揺れているように見え、叱ることが躊躇われた。
烏間は、カルマの家庭が複雑である事は、ターゲットであるカルマ等の担任を通して聞いていた。カルマが復学したばかり、自殺紛いの暗殺をした日だ。普段大人びているが、不安定な精神は傾くと自身で立て直せないほどに崩れていってしまう。心配なのだと、殺せんせーは言っていた。注意して見ていてあげて欲しいと。
今回の“気分”というのも、その不安定な部分なのだろうか。きっとそうなんだろうな、と烏間は思う。カルマは大抵のことを器用にこなすが、感情を素直に表に出すことに関しては驚く程に不器用だ。いつも飄々とした態度でいるが、根底はとても優しい少年である。だから、喧嘩も相手を傷つければその分、いや、その倍くらいの傷を心に負う。相手を傷付け、自分も傷付ける。そうすることで心を安定させている。今日何があったのかは分からない。それでも、甘えればいいのに、と烏間は思う。甘えさせてやりたい、とも。無意識に、その頭に手を伸ばした。
「・・・?なに・・・センセ?」
「いや、・・・気分だ」
「ふふっ、何それ」
ポンポン、と、さっきよりも優しく、小さな子供をあやすみたいにカルマの頭を撫でる。驚いたように目を見開いたカルマだが、烏間の手を振り払うことはなく、やがて甘える猫の様に擦り寄ってきた。
「・・・赤羽君、今日泊まるか?」
「え、いーの?」
何を思ったのか、烏間自身も分かっていないが、気がついたらそう言葉に出していた。まあいいか、とそのままカルマの問に頷く。普通ならば親の許可などをとる必要があるが、カルマならば特に問題ない。
「明日は遅刻せずに学校に行けるぞ」
「げっ、そんなオプション要らないって」
軽い冗談を交わせばいつもの楽しそうな表情に戻り、少し安心した。
「ベッド、使えばいい。風呂はシャワーでもいいか?」
「うん、・・・・・・センセ」
「なんだ?」
「・・・あー、えっと、・・・ありがと?」
「ふっ、なんで疑問形なんだ」
くしゃりとカルマの頭をひと撫でして、ソファから立ち上がる。さっきから頭を触ってばかりだな、と思いつつ気にしないことにする。
結局はなんだかんだ甘いのだ。
END
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そして着地地点を見失う←
ごめんね!