藤丸立香が空からやってきた 2
前回は多くのブクマ、いいね、コメントありがとうございます!
今回も自分が楽しいだけのお話です
思いつきで書き殴ってます
マーリンはいません!
注意事項
捏造あり
口調、キャラがおかしい場合あり
腐向け要素あり
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夕焼けの空が広がる砂の丘に俺は立っていた。
辺りを見渡すと、無数の剣が刺さっている。
風が吹き、砂が舞う中足を進めると、丘の上に立っている一人のは、赤い髪をした青年の姿が見えた。
青年は俺を見やると優しく微笑みかけた。
何か嫌な予感がして、何故か届かない腕を伸ばした。
その瞬間、彼の身体の内側から無数の剣が出てきて彼自身を串刺しにした。
まるで、その身を縛り付けるように。
それでも彼は辛い顔一つせず微笑みかけて、口を動かす。
「 」
「え?なんて?」
俺の問いにも彼は答えることはなく、にこりと笑いかけた。
何度も何度も問い、彼に近寄ろうとするも近づけない。
近付こうとすればするほど、意識が遠のいていったのを感じた。
次に俺が目を覚ますと、布団の上だった。
そうだ、昨日は衛宮くんの家に泊めてもらったんだっけ。
そう考えていると、枕元になにやらメモ書きが置いてあった。
【俺はあの厄介なの二人を探しにいってくるんで、大人しくしといてくださいね。何かあれば、すぐ呼ぶように!】
少し雑ではあるが丁寧な文字で書かれたそれはロビンのものだとすぐにわかった。
「…起こしてくれればよかったのに」
俺は、早くロビンが戻ってくれればいいのになんて思いながら着替えた。
それにしてもさっきの夢はなんだったんだろう。どこかでみたことのある風景で、でもあんまりよく思い出せない。
もしかしたら、サーヴァントの誰かと夢が繋がったのかな。
そう思っているとがらりと襖が開いた。
「お、起きたか。おはよう、藤丸」
「おはよう、衛宮くん。布団で寝るの久々だったしゆっくり寝れたよ」
「ゆっくりにしても寝すぎじゃないか?もう昼前だぞ」
「えぇ!?起こしてくれればいいのに…」
衛宮くんは、少し呆れたように笑っていた。
そのまま、俺は衛宮くんについて行くように居間へと向かった。
「藤丸んとこのアーチャーが、ゆっくり眠れることなんて滅多にないから寝かせてやってくれっていってたしな」
「ロビンが?ふぅん、そっか」
そういえば、最近忙しくてあまり眠れてなかったなぁなんて。
ロビンも俺のことを心配してくれていたのかって思うと少し嬉しくなる。
ふふっと笑いながら、居間の引き戸を開いた。
「遅い!」
そこには、バンと湯呑みを置いた少女はすごく俺の見知った懐かしい顔があった。
黒髪の彼女は衛宮くんの同級生だという。
「いったいいつまで待たせるのよ」
「ごめんって、藤丸がなかなか起きなくてさ…」
「全く、サーヴァントの反応があったからきたもののそんなにのんびりじゃ困るわ」
衛宮くんと話してる彼女は、ふんと顔をそらした。
でも、何かの違和感を感じる。
なるほど、そういうことか。
「新シンさん?なにやってるの?」
「え?」
俺がそういうと彼女はニヤリと笑い、陽炎のように姿が揺れる。
アルトリアも衛宮くんも驚いたようにその場から一歩下がった。
「サーヴァント!?」
彼女こと新シンさんは元の姿に戻るとへらりと笑いながら俺に飛びついてきた。
「会いたかったぜ、マスター」
「うん、俺も。会いたかったよ。新シンさん」
「なんで俺をいの一番に呼んでくれねぇんだよぉ」
「ごめんね?今度は呼ぶから…だめ?」
「んー、いいよぉ。許してあげる」
俺が背中に腕を回すと新シンさんは、ぐりぐりと俺の首筋に頭を擦りよせる。
少しこそばゆいが、懐いてくれた犬のようでちょっとかわいい。
「そいつが、藤丸の探していたサーヴァントか?」
「うん、そうだよ。騙しちゃったみたいでごめんね。彼がうちのアサシンの新宿のアサシン」
「マスターが世話になったな」
新シンさんは、俺の後ろに回るとそのまま自分の足の間に俺を座らせた。
特に抵抗する意味もなかったので、そのままにしていたら、衛宮くんが不思議そうにこちらをみていた。
「なんか、近くないか?」
「そうかぁ?俺はそうは思わないけどね」
「そうだね。うちにいる人たちなんというか、距離感がバグってるみたいだから、慣れちゃった」
「そうか…、と、とりあえずご飯にしようか」
「速やかにそうしましょう。士郎」
衛宮くんの問いに素早く反応したアルトリアは、すっと席についた。
落ち着いたかと思われていたのも束の間だった。
突如空から高らかな笑い声が響いた。
「フハハハ!遅い、遅いぞ。なに緑の弓兵を使いに出しておるのだ。貴様が余を迎えに来なくてどうするのだ!」
ズドンっという音ともに着地したのは、太陽の神ファラオ・オジマン ディアス。うちのライダー筆頭である。
その後ろには、ヘロヘロなロビンとこれまたいつもより機嫌の悪そうなクーフーリン・オルタがいた。
「オタクら勝手に行動しないでくださいよ…、ほんとに」
「誰に指図している。不敬であるぞ!」
「へいへい、すみませんねぇ」
「うるせぇ…」
「なに?!」
ここで喧嘩が始まってしまうのではないかという殺気にアルトリアが武装する。
ここで暴れられたら一大事だ。
俺は新シンさんの腕の中から抜け出して、庭へと駆け出る。
「ストーップ!!ファラオにオルタ。落ち着いてください」
「ッチ」
「タニキ、舌打ち聞こえてるから」
「貴様が余を迎えに来ないのが悪いのだぞ」
「それは、申し訳ないんですけどね…」
俺がファラオに対して弁解をしようとした時だった。
後ろからガシャンと剣を構える音がして、振り返ってみるとアルトリアが真っ直ぐそれを構えている。
「貴方は一体何者なのですか?サーヴァントを4体も召喚できる人間とは聞いたことがありません」
「そうか、普通ならマスター一人に対してサーヴァントが一体だもんな」
「えぇ、そうなのです」
気がつけば新シンさんも俺の隣に立っていて、後ろの3人も攻撃態勢に入っていた。
衛宮くんもアルトリアの隣に立ち俺を見つめていた。
「俺自身は魔術回路も持たない一般人なんだ。だけど、昨日も言ったようにカルデアから魔力のバックアップを受けていてみんなを召喚し続けられているんだよ」
「魔力のバックアップ…?」
「俺の魔力は僅かだからね。補う為にバックアップしてもらってるんだよ。それに、俺たちはこの聖杯戦争に参加する気は無いから安心して。君たちの敵になるつもりはないから」
俺がそういうと衛宮くんは、分かったと頷いてくれる。
やっぱり一般的にはマスター一人に対してサーヴァント一騎っていうのが普通なんだ。
そう考えるとやっぱりアルトリアが俺を警戒するのは、間違ったことじゃないんだよね。
「衛宮くんは、俺たちのこと警戒しないの?」
「警戒って、別に藤丸は悪い奴ではないだろうから大丈夫だろ? それに俺を狙う気なら俺が寝てる間に襲わせればいいじゃないか」
「俺はそんなことしない」
「だろ?だから、大丈夫だ」
衛宮くんは、そう言い笑う。
彼は人を見る目を持つ人なんだ。俺と一緒にいてくれる皆んなも悪性の人もいるけれど、基本的にいい人たちだ。
でも、それは俺をマスターとして慕ってくれてるからなんだろう。
「信じてくれてありがとう。衛宮くん」
「あぁ、当然だろ」
アルトリアほ、剣を下ろしたのを確認すると俺の後ろにいた4人も武器を下ろした。
「うちのマスターもお人好しだけど、あんたんとこのマスターもかなりお人好しっすね」
「えぇ、それが士郎のいいところでもあります。ですが、もし貴方達がマスターの敵となるのなら私は容赦しません。肝に銘じといてください」
「ふん、やはり肝の座った女よな。セイバーよ。だが、安心せい。彼奴は貴様らの敵にはならん。彼奴はそういう男よ」
「ちょっと、みんなー?入らないの?」
「彼奴らほっといて俺とご飯食べようぜ。マスター」
「なに!?貴様抜け駆けする気か!」
俺の言葉にファラオたちがこちらに寄ってきた。ファラオは、縁側に座ると俺の方をじっと見つめて靴を脱がせと言ってくる。
そういうのは、霊基をちょちょいっといじれば脱げるんじゃないと思いつつ、靴を脱がさせた。
役得という顔をされても困ります。
続きは野菜と一緒に士郎が炒めました
騎士王・・・大丈夫か?これから(帰ったかもしれないけど)マーリンとガウェインがいるぜ・・・?胃は大丈夫か!?