【対談】アルテイシア×太田啓子 社会は勝手に変わるのではなく、いろんな人の努力で少しずつ変わる
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旅先の英会話本みたいな実用書として使ってほしい
アル この本は私たちが選び抜いた49の質問に答えてるんだけど、ジェンダーの話をすると聞かれるテンプレ的な疑問はほぼカバーできてると思う。SNSのクソリプとか、モヤる発言をされて辟易してる大人の皆さんにも、想定問答集みたいに使ってもらえるんじゃないかな。 太田 そうですね。言われたらパッと言い返せるように、あらかじめ頭の中に入れておく。旅先の英会話本みたいに実用書として使ってほしいですね。 アル めんどくさいから日常でジェンダーの話をするのはやめようと諦めてる人も多いはずだから、この本を参考にどんどん言い返してください。じゃないと、SNSの悪弊でどんどん社会がミソジニーに傾いていってしまう。 太田 そうならないために、対抗する言葉を社会の中で増やしていきたいですね。この本がその役に立てば嬉しいです。 注釈 *1 メンズコーチ・ジョージ *3 出典:CNN *4「非自発的な禁欲者」に由来する、モテない男性を自嘲的にさすネット上のスラング。 *5 アファーマティブ・アクション:社会的な差別による偏りを是正するための積極的な優遇措置。大学入試で黒人学生の枠を設けるといった例がある。 アルテイシア あるていしあ●作家。 神戸市生まれ。国立大学卒業後、広告会社に入社。2005年『59番目のプロポーズ』で作家デビュー。同作はドラマ化、漫画化された。ジェンダー、フェミニズム、性暴力、包括的性教育、毒親、家族、恋愛、結婚などをテーマに執筆。全国で講演や授業も多数おこなう。著書『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』『田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?』(共著)『生きづらくて死にそうだったから、いろいろやってみました』『だったら、あなたもフェミニストじゃない?』等。 太田啓子 おおた・けいこ●弁護士。 2002年弁護士登録、神奈川県弁護士会所属。離婚・相続等の家事事件、セクシャルハラスメント・性被害、各種損害賠償請求等の民事事件などを主に手がける。明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)メンバーとして「憲法カフェ」を各地で開催。性教育やジェンダーにまつわる子育ての悩みを書いた『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』は大きな反響を呼び、韓国・中国・台湾・タイで翻訳される。他の著書に『100年先の憲法へ 『虎に翼』が教えてくれたこと』等。 [文]集英社 構成=岩下 結(よりまし堂編集室)/イラスト=マシモユウ 協力:集英社 青春と読書 Book Bang編集部 新潮社
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