《京都・小5男児行方不明》「(車に)乗せられて行ったんやろうな。絶対行かへんよ、1人では」リュックサックが見つかったのは“険しい峠道”「夜になると真っ暗闇」
京都府南丹市の小学5年の安達結希さん(11)が行方不明になり10日が経過した。南丹市は京都市に隣接する長閑な里山地域。桜が開花し春めいてきたこの地で、いま警察や消防団などが連日にわたって捜索活動を行っている。 【写真を見る】「なぜこんな場所に…」リュックサックが見つかった“険しい峠道”、安達さんの足取りとは
京都府警の公式サイトなどによると、安達さんは3月23日に行方不明になった。1メートル34センチの痩せ型で、服装は灰色のトレーナーに黒と灰色のフリースを羽織り、ベージュのズボン、黒のスニーカーという装いだった。 「安達さんは3月23日午前8時ごろ、卒業式に参加するため父親の車で小学校まで送ってもらったといいます。その後、午前11時半ごろに両親で学校帰りの彼を迎えに行ったが、学校から出てこなかった。 11時47分ごろに、学校が保護者の携帯電話に安達さんが欠席していたことを連絡。卒業式で教員らも忙しく、このタイミングでの連絡になってしまったようです。両親はこの時点で、息子が登校していなかったことを知ったといいます。そして正午ごろに110番通報。のちに、行方不明になっていることを京都府警が発表し、騒動となりました」(大手紙社会部記者) 行方不明になった当日の朝、安達さんを目撃した人は見つかっていない。学校の防犯カメラにも彼の姿は映っておらず、公共交通機関を利用した形跡もないことがすでに明らかになっている。 なぜ安達さんは行方不明になってしまったのか──。NEWSポストセブン取材班が現場周辺を歩いた。
リュック発見の峠道は「絶対行かへんよ、1人では」
安達さんが通っていた南丹市立園部小学校は小高い丘の上にある。敷地を雑木林で囲まれ、学校に出入りするには2つの坂のいずれかを登る必要がある。1つは、正門に続く坂で、南丹警察署やコンビニのある集落から登っていく。一方、園部小学校の保護者が生徒を車で送迎する場合に利用するのはもうひとつの坂の上にある門だ。そこから学校の敷地内に入り、生徒は学童施設に隣接する駐車場近辺で降車し、校庭を横切って校舎内へと入っていく。 雑木林はどこも斜面が急なため子供が入れるような場所ではない。記者が周囲を見ていると近隣の男性はこう話していた。 「(雑木林を)上には登れへんよ。事件が起きた月曜日に散歩しとったけど、捜索の消防車が20台ぐらい来とったよ」 手がかりが見つかったのは安達さんの足取りが消えてから6日後。小学校から直線距離で3キロ離れた山中で、彼の通学用リュックサックが見つかった。峠道にあるガードレールの裏側に横倒しの状態になっているのを親族が発見。府警も本人のものだと断定した。 「このあたりは地元の消防団が複数回捜索した場所でもあります。ただ当初は発見されませんでした。また目立った汚れはなく、25日は雨模様だったにもかかわらず、濡れた様子もなかった」(同前)
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