2024年8月9日、福岡地裁は、伊藤千代子糸島市議(元共産党市議、その後離党)が多面的機能支払交付金をめぐり日本共産党の前糸島市議団を名誉棄損で訴えた裁判で、原告の主張をほぼ全面的に認め、被告らに110万円を支払うよう命じました。
この事件は、糸島市議会議員選挙の約1か月前の2021年12月に、共産党議員団が「泊一環境保全組合に不正はない。農業地域の困難に背を向け、存在しない「不正」を言い立てる伊藤千代子議員の中傷にこたえる」と題するビラを発行し、配布したことに対して、伊藤議員が「私は、徹底的な調査と告発住民らへの聞き取りによって、領収書の偽造や決算書の偽造があること等を把握し、議会で取り上げた…このビラは、私の名誉を棄損するだけでなく、告発者の名誉も棄損し、多面的機能支払交付金に係る不正を隠ぺいするもの」として提訴したものです。
詳細はこちら。https://chiyodayori.grupo.jp/blog/month/202408
共産党議員団は、自民党議員らと一緒になって、泊一環境保全組合が行っていた領収書の捏造行為を糊塗し、告発した住民を深く苦しめました。
伊藤議員はブログの最後でこのように述べています。
「日本共産党は、戦争に命がけで反対し、平和と民主主義を愛する立場で不正を憎むもっともクリーンな政党です。共産党らしく公平・公正な立場でこの問題を全党上げて調査し、解決へ向けて力を尽くすべきです。これは、地区委員会や県委員会だけでなく、党中央に対して申し上げています。」
私は、この問題に対して共産党中央がどのような対応をするのか見守ってきました。しかし、この15日まで赤旗紙上ではこの問題に触れた記事はありませんでした。控訴期限は2週間だそうですが、共産党は控訴するのでしょうか。しかしそれは恥の上塗りとなります。共産党の綱領・規約の精神を、共産党の組織自体が真っ向から踏みにじる事態なのです。伊藤議員が言うように、「この問題を全党挙げて調査し、解決へ向けて力を尽く」し、なぜこのような過ちを組織的に行うに至ったのかを総括し、謝罪の声明を出すべきです。それのみが、共産党の組織がまだ腐敗していないことを示す証です。
22年におこなわれた糸島市議選では、伊藤市議が悠々と当選した一方、ビラを発行した二人の共産党議員は共に落選し、共産党の議席はゼロになりました。糸島市民は、誰が正義で誰が不正義をしているのか見抜いているのです。
日本共産党は、糸島市民、伊藤議員に対して謝罪し襟を正せ
過去の記事
(2024-07-27)
記事一覧
24/7/22共産党松竹事件での伊藤真弁護士講演会で元足…
もっと読む
コメントを書く