「FAに匹敵の補強」 開幕カードから輝き放った「阪神の新戦力」は
「キャッチャーの成績は意識しない」
キャリア3球団目の阪神は「投手王国」として知られる。村上頌樹、才木浩人、高橋、伊藤将司、伊原陵人、大竹耕太郎に加えて助っ人左腕のイーストン・ルーカスが加入した。それぞれの個性がある投手をどうリードするか、腕の見せどころだ。伏見は13年のプロ野球人生で100試合以上出場したシーズンが一度もない。オリックスのときは若月健矢、日本ハムでは田宮裕涼と併用されていた。自身の置かれた立場を意識し、心掛けていたことがある。週刊ベースボールのインタビューで以下のように明かしていた。 「キャッチャーを固定しない理由として、それぞれのキャッチャーの色を出して、攻め方を少し変えるという戦略的なところもあると思っています。なので、共有するところはしてもいいと思いますけど、あまり話し合い過ぎると似たようなリードになってしまうので、そこまで綿密に情報共有はしないですね」 「キャッチャーの成績はそれほど意識しないですね。目立つところでは盗塁阻止率などがありますが、今は低いのであまり言えないんですけど、それは投手との共同作業なので一緒に高めていければいいなと思います。あと、絶対したくないのは捕逸ですかね」 魅力は守備だけではない。広角に長打を打つパンチ力があり、バスターやエンドランへの対応能力が高い。下位打線の中でポイントゲッターになれば得点力が上がる。攻守両面にかかる期待は非常に大きい。球団初のリーグ連覇へ。35歳のベテランの新たな挑戦が始まった。 写真=BBM
週刊ベースボール