高市首相出席の審議を自民が拒否 予算成立、年度内どころか第2週に
国吉美香
参院自民党の幹部は1日、野党側に対し、2026年度当初予算案の週内の採決を見送る意向を伝えた。野党側が要求した3日の参院予算委員会での集中審議の開催に応じず、採決に向けた協議が物別れに終わった。高市早苗首相(自民党総裁)が年度内成立を断念した中、実際の成立は今月の第2週にずれ込むことが確実となった。
参院自民の磯崎仁彦国会対策委員長は1日、暫定予算成立後の当初予算案の審議再開を受け、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長と国会内で会談。2日までの委嘱審査後の日程を協議した。
斎藤氏は「必要な集中審議をしない参院で予算案の採決に至ることは絶対にない」と主張。3日に首相が出席する集中審議を開催するよう求めた。この提案を磯崎氏は拒否。3日は一般質疑を行うことで合意した。
磯崎氏はこれまで3日の予算成立を目指す考えを野党側に伝えていたが、会談後、記者団に「審議が積み上がらない状況で、3日(の成立)は難しい」と述べた。
集中の拒否「いろいろ事情がございまして…」
斎藤氏は予算案が参院で審議…