魚に囲まれ水中入社式 大水槽から決意表明、鳥羽水族館 三重

【水中入社式で辞令書を受け取る新入社員(左から2人目)=鳥羽市の鳥羽水族館で】

 【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館で31日、水中入社式があった。大勢の来館者らが見守る中、リクルートスーツ姿の新入社員5人が、初心者マークの付いた空気ボンベを背負って大水槽に潜り、辞令を受けた。

 「記念になる入社式を」という先輩飼育員の提案で始まり、今回で19回目。今年の水中入社式には潜水士の資格を持ち、飼育研究部に配属される桝井拓馬さん(24)、森田流生さん(22)、田端舞さん(22)、本多知佳さん(24)、錦戸裕来さん(28)が参加した。

 アオウミガメや魚が泳ぐ奥行き14メートル、幅15.5メートル、深さ5.5メートルのコーラルリーフ・ダイビング水槽の中で、新入社員代表の桝井さんが若林郁夫飼育研究部長から辞令書を受け取り、田端さんが「一日も早く一人前の飼育係として、生き物とお客さまの架け橋となれるよう頑張ります」と決意を述べた。

 新入社員らは本番に向けて3日間練習し、この日を迎えた。式後、伊勢市出身の田端さんは「中学2年の職場体験で鳥羽水族館から『飼育員になりたい』という夢を与えてもらったので、次は私が夢を与える側になり、たくさんの方に生き物の魅力や知ることの面白さを届けられるような飼育員になりたい」と話した。

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