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藤丸立香が第5次聖杯戦争に巻き込まれる話/Novel by シトラス

藤丸立香が第5次聖杯戦争に巻き込まれる話

4,094 character(s)8 mins

ぐだ子が歪んだ第5次聖杯戦争に参戦する話。
この後いろんな英霊呼んでレッツパーリィ(聖杯戦争)してると思う。
需要は…ないですよね。
思いついたシーン抜粋↓

「兄貴のパニッシュタイム」
ぐだ「来てくれ、スカサハ師匠」
師匠「随分とヤンチャが過ぎたようだなぁ、セタンタよ」
兄貴「げ! 師匠⁉」
*この後オルタナティブ祭り。(神殺し、原初のルーン掛けての)

「チームアルトリア」
黒王「ジャンクフードはどこだ」
オルサンタ「ターキーにしてくれる!」
リリィ「マスター! あっちに綺麗なお花が咲いてますよ!」
乳上「失礼ですが、ラムレイはどちらに繋げばよいでしょうか?」
ぐだ「うちに剣トリアはいないんだよね……」
士郎「セ、セイバーは渡さないからな‼」
*リリィも乳上もいません。

「ギルガメッシュの場合」
ぐだ「人類の滅亡だって⁉ そんなこと、私たちがさせない‼」
ギル「フン、ならば我を止めて見せるがいい、雑種‼」
ぐだ「止めてやるよ! __カモン! エルキドゥ‼」
エルキ「やあギル。君も前から思っていたけど……__少しオイタが過ぎるんじゃない?」
*神話対戦、開幕。

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それはただ、暗い闇だった。

『駄目だ‼ ■■ちゃんの霊■が安定し■■ない‼ 一刻も■く緊■停■を__‼』
 若い男の声が、怒鳴るような、焦るような口調で何かを誰かに叫んでいる。所々にノイズが入っていて、上手く聞き取ることができない。
 体が、心が、『自分自身』という『存在』が、深い闇の中に落ちていく感覚が全身を蝕んでいくのがわかる。例えるならば深い海の中に沈んでいくような、そんな感覚。
 目を開けても広がっているのは漆黒の世界。もはや自分が目を開けているのかさえも分からない。

「__い、__きろ!」

 闇はどんどん深くなる。手足に絡みつき、自由を奪っていく。
(くそっ……)
 寒い、冷たい、怖い。
沈む意識の中で伸ばした手は、ただ虚空を切るばかりで。

『__んぱい』

 声がする。自分が今いるはるか上空から、誰かが自分に向かって必死に手を伸ばしている。
 聞いていてどこか懐かしく、安心する声。

『先輩__‼』

 自分はその手を掴もうと、手を伸ばして____



「起きろ藤丸!」
「ふぁっ!」
 欠けた夢を見ていた気がする。
 目を開けてみれば、クラスメイトの衛宮士郎が私の顔を覗き込んでいた。驚いて声が裏返ったのはスルーの方向で願いたい。
「へ、ヘイヨーかるでらっくす……?」
「どうした? まだ寝ぼけてるのか? ……一応言っとくけど、もう放課後だからな」
 少し笑って呆れたように言う衛宮の言葉にハッとした。そういえば五限目の始業の挨拶をしてからの記憶がすっぽりと抜けている。そこまで熟睡してしまったのだろうか。
「ごめん衛宮、起こしてくれてありがとう」
「いいってこの位、じゃあ俺は一成に呼ばれてるから行くな。藤丸も早めに帰れよ」
「ああ、頑張って」
 笑顔で教室から出て行く衛宮の背中を見送る。

__ふと、赤い外套がふわりとはためいた気がした。

(……あれ? 衛宮ってあんなんだったっけ?)
 もっと皮肉屋で、オカンで、肌が黒かったような____?

 軽く頭を振って考えていた事を払拭する。一体何を考えているんだ私は、衛宮はクラスメイトで、転校したての私に色々良くしてくれた恩人じゃないか。忘れるわけがない。
 それに衛宮には赤い外套ではなくエプロンの方が……まずい、また話が脱線してきた。
「にしてもまた、あの夢。か」
 最近よく見る夢。それは日によって変わるものの、どこか一貫性のある不思議な夢だった。
 夢の中で私は色々な人物と出会う。それは救国を掲げた少女だったり、赤い薔薇の皇帝だったり、嵐の中の航海者だったり。出会いと別れを繰り返す、皮肉なほどにも綺麗な夢。
 そしていつも傍には、雪花の盾を持った__
(……誰だったっけ)
知らないはずなのに/知っているはずなのに、知っている/思い出せない。
思考を巡らせてもずきん、と頭痛が走る。一旦考えるのはやめたほうがよさそうだ。そこで一つの重要なことに気付く。
「あ、今日図書室のカウンター当番だった」



 我が穂群原学園の図書委員には、放課後のカウンター当番なるものが存在している。仕事は至ってシンプル。ただ座って貸し借り返却の手続きや施錠をすればいいのだ。
 しかし一言言おう、暇だ。物凄く暇だ。なので大体の人はサボるか本を読んで過ごしていると教えてもらった。
「あら、今日の当番は貴方だったのね。藤丸立香さん」
 頭上から声がかかる。そこにはこの学園のマドンナこと遠坂凛が、柔らかい笑みを浮かべている。
「こんにちは遠坂さん。珍しいね、こんな時間まで学校に残ってるなんて」
「まあね、ちょっと藤村先生にお呼び出しくらっちゃったから。……はい、この本借りたいんだけど、お願いできるかしら?」
「あ、はい。ちょっと待って……」
 読みかけの本にしおりを挟み、機械にバーコードを通す。赤い表紙の英語本。情報と表紙を見る限り、結構難しそうだ。
「はい、終わったよ」
 本を手渡すとありがとう、というお礼が返ってくる。実はこれが少し嬉しかったり。
「ところで藤丸さん? 貴方一体、何の本を読んでいたの?」
「これ? 『アーサー王物語』だけど……」
 偶然図書室で見つけた本。なんとなく惹かれたというか、『読まなきゃいけない』という使命感のようなものがせりあがってきて、つい借りてしまった本。表紙を撫でながら答えると「ふーん……」
 とまあなんというかアレな返事が返ってきた。
「じゃあ、私は帰るわね。委員会、大変だろうけど頑張って」
「うん、遠坂さんも気を付けてね」
 また少し微笑んで、遠坂さんは赤いコートを翻して図書室を後にしていった。 
(さて、あと三十分か……どうしようかな)
 委員会の待機時間は五時まで。それまで本を読んで過ごすのもいいかと思ったが、急に眠気が襲ってきた。机に伏して、目を瞑る。
 意識が、ゆっくりと夢の中へ沈んでいった。

Comments

  • ノウノ

    師匠もいいけどチャリオッツされてもいいと思うの…

    May 12, 2020
  • ヘルムート

    マシュの盾で刺しボルクをどうやって防いだんですか? 因果逆転の呪いが一回発動したら、使用者が死んだとしても槍が勝手に敵の心臓を貫くので、弾いたとしても、意味はないはずですが…… それに、確か防ごうとすると、あの槍グニャンって曲がって避けて心臓に向かうんだったと思うんですが

    March 18, 2017
  • 83

    神話大戦だと!どこまで冬木のガス会社に冤罪を擦り付けるのだ! でも凄い楽しそう…

    February 1, 2017
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