トランプ大統領、NATOからの脱退検討「再考の余地はない」…対イラン作戦で協力得られず

読売新聞4/1(水)21:15

トランプ大統領、NATOからの脱退検討「再考の余地はない」…対イラン作戦で協力得られず

アメリカのトランプ大統領=ロイター 【読売新聞社】

 【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ大統領は1日公開の英紙デイリー・テレグラフのインタビューで、米国の北大西洋条約機構(NATO)からの脱退を検討していると明らかにした。対イラン軍事作戦で欧州のNATO加盟国から協力を得られなかったとして、脱退は「再考の余地はない」と明言した。

 トランプ氏はロシアのウクライナ侵略に言及し、「我々は彼らのために駆けつけたが、彼らはそうではなかった」と語った。米国が欧州の加盟国やウクライナを支援したにもかかわらず、イラン攻撃では協力を得られなかったとの不満をあらわにしたものだ。

 イラン攻撃で米国が欧州のNATO加盟国から支援を受けることは「当然のことだと思っていた」との認識を示し、NATOについて「張り子の虎に過ぎない」と批判した。

 トランプ氏は3月31日、SNSへの投稿で、対イラン軍事作戦に非協力的だとして、フランスと英国を名指しで非難した。ルビオ米国務長官は同日、米FOXニュースの番組でNATOについて「米国にとってどれほどの価値があるのかを再検討しなければならない」と述べ、同盟関係を見直す考えを示した。

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