カエルタマゴは前の脱落者。
彼らに戻りたいと思わせれば
カエルタマゴから戻ります。
……本当?
もう、嘘はつきません。
お姉たま〜!
ダイゴロウちゃ〜ん!
シンタちゃ〜ん!
あ…あれは…?
そこには、オレンジ色と赤色のカエルタマゴがいた。
ダイゴロウの髪色と、バンダナの色と全く同じだった。
カエルタマゴの色はその人を表す色です。
見つける時はそれが役に立つとおもいます。
ダイゴロウちゃん!!!
……?
ダイゴロウちゃん、戻りましょう!
デミ…?
お母さんも待ってます!
だから、だから!
デキナイデミ……
え…?
デミハミンナミタイニツヨクナイデミ……
コワイデミ…
それはあたちだって同じです!!
あたちだって、弱いです。
お姉たまに守られてばっかりで、
足引っ張ってばっかりです。
でも、お姉たまは言ってくれました!
あたちがいるから頑張れるって!
きっと、ダイゴロウちゃんも
誰かにそう思われてますよ!
あたちが、そう思ってますよ……
…!
弱くても、怖がりでも大丈夫です!
みんなで協力しあえるから!
大丈夫なんです!!!
帰りましょう!!一緒に!!
オレも……
オレだって強くなりたい!
このままなんて嫌だ!
よかった……
みんなは、なんのために
ヒーロー戦隊はいってたのら?
え?いきなりなんですか?
……まぁ、あたしはバズのためで入りましたけど、
なんだかんだあそこの雰囲気好きでしたよ。
シンタくんがかっこよかったんです。
元々ヒーロー戦隊好きでしたし。
私は…マモルくんが入ったから。
でも、マドカちゃんとおんなじように
ヒーロー戦隊は楽しかったな。
僕ちゃんは、ただシンタが好きで、
遊びたいがためにやってたのら。
でも、それを幻覚で知ったのか
すんごいショック受けてて、
謝れてないのら……
みんなで、言おうよ。本当の気持ち。
きっとそれを言えば戻ってくれるかもしれないし。
シンタ…?
そこには真っ赤なカエルタマゴがいた。
少しある青色は、シンタの瞳にそっくりだった。
シンタ!!!
……
ごめんなのら!ちゃんと伝えられてなくて!
そのごめん言えなくて!
……確かに、ヒーロー戦隊は
あんまり好きじゃなかったのら。
ヒーローなんてなりたくないって思う時もあったり……
……そうデミか。
でも、ボクはシンタが大好きだから!!
一緒にいたいって思ったから!!
ヒーロー戦隊しやかったのら!!
オレガ…?
一緒に遊びたかったのら……
他のみんなだって、シンタといるのが
楽しいからヒーローやってたのら……
……ホントですよ。
言っている通りです。
私もおんなじだよ。
だから、だから!!
こんなところで止まってたら困るのら!!
!!
シンタは、空っぽなんかじゃないのら。
いるだけで誰かを助けられる、
すごい人なのら!!
戻ってのら!シンタ!!
ったく…
なんだよ……それ……
シンタ…?
シンタ君…?
シンタくん……
シンタ!!!
うげ!!泣いてんのか!?
そりゃあ泣くのら……
ごめんな。
シンタ、いっこお願いあるのら。
なんだ…?
これからボクのこと、名前で呼んでのら……
………わかったよ。【ワタル】。
おーい。
みんな〜!
ライオン…
(心配だよ……)
あそこの…ねぇひーちゃん。
マリアが指差す先には黄色と灰色のカエルタマゴがいた。
ライオン…だよね?
……?
タンポポちゃん、このままでいいの?
イモウトちゃん、全然笑ってないよ。
きっとタンポポちゃんがいないから。
それで、いいの?
向こうに行こうとしたカエルタマゴが
こっちに体の向きを変えた。
ねぇ、戻ろうよ、ライオン。
みんな待ってるよ。
ワタシハ……アノコノコトガ
イチバンダイジデ……
マトメルシカクなんて…
マリア、ひーちゃんが一番だけど、
みんなと一緒に頑張ってるよ〜
別にいいよ。それで。
それが、ライオンなんでしょ?
デモ…マモレナカッタ……
それは、ライオンが戻らないから。
戻ったらきっと笑ってくれるよ。
あのね、イモウトちゃんを
一番守れるのはタンポポちゃんだけだよ。
守ってあげなよ。
行こ、ライオン。ライムが待ってる!
そう……
そうですね。
まだライムさんはここから出てないのに、
なにをしていたんでしょうか。
私、まだまだあの子のために頑張ります。
うん。それでこそ、ライオンだ。
こんにちは!
作者のシフォンです。
みんな戻りましたね!!!
良かったぁぁぁ!!
なんかもう、言いたいこと
全部みんなが言っちゃいましたね。
次回は最終話です!!
なんだかんだ半年くらいで完結ですね。
長かったぁぁ……
他のまいごえんの小説も参加型以外は完結して……
早かったような遅かったような…
見てくださりありがとうございました!
次回もお楽しみに〜!
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