不具合相次ぐ万博のEVバス 路線バスなどへの転用断念 購入に補助金も…吉村知事「返還求める」
万博で運用されたEVバスなど190台について販売元の車両で不具合が相次いでいることから、所有する大阪メトロは路線バスなどへの転用を断念すると発表しました。
万博の来場者の輸送のため大阪メトロが導入した「EVバス」を巡っては、万博のレガシーとして路線バスへの転用や大阪府が計画している自動運転の実証実験で活用する予定でした。
しかし、販売元である「EVモーターズ・ジャパン」の車両で不具合が相次ぎ、大阪メトロは所有するバスの安全性を確認するため、使用を中止していましたが、きょう(3月31日)、「安全性と安定性を確保することは困難」として、オンデマンドバスで使用していた車両も含めた190台について今後、使用しないと発表しました。
EVバスの購入には国と大阪府、大阪市の補助金が利用されています。
吉村洋文 大阪府知事
「安全性重視という観点から仕方ないと思います。車両が使われないということになったわけですから、補助金についても返還を求めていきます。これはメトロにも伝えています」
大阪メトロは補助金について適切に対応するとしたうえで、車両の扱いについてはコメントできないとしています。