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全塾協議会(大学公認自治会)議員生活を振り返る~選挙編~

2025年3月31日、慶應義塾大学公認の自治会である「全塾協議会」の塾生議員を大学卒業によって退任した。ということで、約1年の議員生活を振り返ってみようと思う。

塾生議員?って何

全塾協議会は、塾生代表(定数1)と塾生議員(定数5)による二元代表制で運営を行っている。塾生代表が属する執行部は年間2300万円の予算を執行し、そこに各キャンパスの自治会や委員会、サークルの連合団体が所属している。

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地方公共団体と似ている

出馬表明~選挙戦

塾生議員の仕事は、予算決算承認、規約改定承認がメインであるが、実際に行えることは青天井である。例えば、議案として「大学当局に何らかの対応を求める」ことを執行部に求める、という決議を採択すれば、大学当局とも各種交渉が可能となる。

そんな塾生議員制度であるが、実は2023年度までは塾生議員(旧制度「議員」)は全塾協議会執行部から選出されており、公選ではなかった。というわけで私は公選1期の塾生議員である。次項からは私がどのような問題意識から立候補し当選したのかを振り返りたい。

出馬理由

2024年4月、慶應義塾大学が「男女差16倍」食事支援策を打ち出した。簡単にまとめると、生活困窮者には月1食支援、女子学生には月16食支援を行うという施策である。これはもう単純におかしい、性別関係なく生活困窮者に支援を行うべきだ、という使命感から塾生議員制度を知り出馬を決意した。

立候補者説明会

全塾協議会は各級選挙において、立候補者向けの説明会を開催している。選挙である以上、不正は許されない。過去には票の買収(飲食物の提供)で立候補取り消しとなった候補者もいる。というわけで何がOKで何がNGなのか、徹底的に執行部に質問した。

例えば、選挙運動時間(塾生議員選挙では昼休みしか演説することができない)以外に「知名度向上行為」が可能かどうかや、普段から自分の名前入りTシャツで手を振りながらキャンパス内を散歩することは可能か、などギリギリを探る。

選挙戦スタート

立候補準備の段階で選挙管理委員会に提出するポスターデータが必要ということで、急遽写真を撮影。ポスターデータを作成した。(後に「1人だけ準備がガチな奴がいる」と話題になる)

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次にチラシの準備が必要、ということでアクセアで500枚ほど以下を刷った。配るチラシは事前に全塾協議会選挙管理委員会の審査を受けるが、特に指摘された点は無かった。

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キャンパスでひたすらチラシを配る

チラシの準備が出来たら、あとはひたすら配る・配る・配る。挨拶に握手、とにかくまずは認知してもらわなくてはいけない。雨の日も無駄にはできない。選挙運動資料を1人でも多くの有権者に受け取ってもらう必要がある。

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選挙運動の様子
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雨の日も選挙運動。傘をささないのは顔が見えなくなる+チラシを有権者に渡す際に傘同士がぶつかってしまうためである。

選挙運動時間外は「本人です」タスキを付けてキャンパス中を散歩しつつ「友達作り」のための「あいさつ行為」("こんにちは"など。連呼行為や投票依頼はしていません)を行う。これは選挙運動とは全く関係が無い。

ネット上での選挙運動は比較的自由であったため、慶應生と思われるプロフィールのTwitterユーザーにDMで自己紹介、更には学年LINEグループに所属する数百人にもDMを送り続けた。1週間はパソコンカタカタしていたと思う。

…なぜそこまで必死なのかというと、大手サークルやキャンパス自治会への所属経験が無く、組織票が全く期待できなかったからである。

他候補A:慶應スポーツ新聞会系候補
他候補B:キャンパス自治会系候補

他の候補者が有名サークルや自治会のネットワークがあるのに対し、自分にはそういったネットワークが何もない(所属していたのは数人規模のVRサークルとインカレ麻雀サークルのみ!)。もちろん友達経由での認知は期待できるものの、学内大規模団体と比べると心もとない。というわけでどぶ板選挙戦をひたすら展開し続けた。

徹底的などぶ板選挙戦によって、選挙後半にはキャンパスを歩くだけで「応援しています!」「Xで見ました!」「差別反対の人ですよね!?頑張ってください」などのお声がけを頂くほどに。

当選

結果としては307票で2位当選した。1位当選者は慶應スポーツ新聞会系のA候補、3位当選者はキャンパス自治会系のB候補であった。なお、もう1人居た支持基盤無しのC候補は30票で最低得票数未満として落選している(後に秘書として任命)。

選挙後は当選祝賀会をオンライン・リモートで開催。HUB日吉で運動員や支持者との交流を楽しみました。

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そんなこんなで始まった塾生議員生活、次回の「議会活動編」をお待ちください。

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