カシャ
クロノジェネシス「ここのアングルも良いですね…。ここも…いいかも。」カシャ
「クロノ?なんで最近俺の写真撮ってるの?」
クロノ「あ、はい。ウマ娘の一人一人の記憶を写真に留めておくように、トレーナーさんとの記憶も同じように…と思いまして。」
クロノ「トレーナーさんと歩んだ日々も、歴史的な遺産ですから。」
「まあ…別にいいけど、ほどほどにしておけよ〜。」
クロノ「はい。」
クロノ「…。」
グランアレグリア「トレーナーさん!おはマイル〜!」
「おはようグランアレグリア。今日もマイルール遵守してるのか?」
アレグリア「はい!あ、トレーナーさんとのマイルールもかなり追加したんです!」
アレグリア「トレーナーさんと一日6時間以上は一緒に過ごすとか、トレーナーさんと1週間に一回は必ずマイルトレーニングするとか…あと他にも沢山あります!」
「かなりあるね…。」
アレグリア「トレーナーさんもいかがですか?あたしへのマイルール、是非考えませんか?」
「あー…今日は時間がないんだ。また今度でいいかな?」
アレグリア「ええ問題ないですよ!これからもあたしと、世界最強のマイラーとして頑張りましょう!」
「おう。では失礼。」
アレグリア「はい。」
アレグリア「…。」
ラヴズオンリーユー「あ、トレーナーくん!今日も元気そうで何よりね。」
「おう。配信は順調かい?」
ラヴズ「ええ。ただ最近、架け橋くんの出演がめっきり減ってから、コミュメンもかなり物寂しい思いをしているみたい。」
ラヴズ「たまにで良いから、また私と出てくれないかしら?」
「そうだな…。」
「今月は難しそうな感じがするから…来月以降で良いかな?予定が開けばまた連絡するよ。」
ラヴズ「いいわ。その日を楽しみに待ってるからね?」
「ああ。」
ラヴズ「…。」
「…。」
「…はぁ。なんか最近、ウマ娘のアプローチが日に日に増してるなぁ。」
「何度もウマ娘とは結ばれないように回避してるつもりだけど、全然うまくいかない。それどころか過激さが増してるし…。」
「さて…どうしたものか…。」
ーーーーーーー
「んん…。今日も一日頑張るかぁ…。」
ニシノフラワー「おはようございます。トレーナーさん♪」
「おう、おはよう…。ってなんでフラワーが自室に?」
フラワー「はい。折角早起きして身支度を整えたので、ついでにトレーナーさんのところに寄りました。」
フラワー「トレーナーさんの寝顔、とても可愛かったですよ?」
「…。」
フラワー「さ、今日も頑張りましょうね?」
「ああ。」
(おれのプライバシー…いずこへ?)
セイウンスカイ「おやおや、フラワーと一緒なんて珍しいですねぇ…。」
「やあスカイ。なんか俺の部屋に立ち寄っていたらしくてね。」
フラワー「はい!トレーナーさんの身の回りのお世話をしていました!」
「その言い方は色んな語弊を招くよ…。」
スカイ「羨ましいですねぇ。私もスカイにお世話されたいし、トレーナーをお世話したかったなぁ…。」
「いや、お前は世話される側だろ。」
スカイ「むぅ…。そういうトレーナーさんだって、1人だとだらしないじゃないですかぁ〜。」
フラワー「まあまあ。スカイさんはところでご飯を食べに行きましたか?」
スカイ「あー…。いや、まだかなぁ〜。」
(絶対食べに行ってたなさっき…。)
フラワー「では、よければ私たちとご飯を食べに行きませんか?トレーナーさんもいますし。」
スカイ「良いねぇ〜。じゃ、私もホイホイついていきましょうかねぇ〜。」
「チョロいな。」
スカイ「いやぁ〜。何度食べても、ここのご飯は美味しいねぇ〜。」
「やっぱ先に食べてたのか。減量、ちゃんとしろよ〜?」
スカイ「トレーナーさ〜ん。女性に体重の話はNGですよ〜?」
「いや、あんたはアスリートやろがい。」
スカイ「そういえばフラワー。トレーナーさんの寝顔はどうだった?」
フラワー「まるで子猫のような可愛さでした。」
スカイ「良いなぁ〜。今度お邪魔した時、サインペン持って行って落書きしよっかな〜?」
「そういうのは本人の前で話すなよ…。」
同僚(女性)「あ、トレーナーさん。おはようございます!」
「おう、おはよう。今日はチームの方?」
同僚「はい。まだまだ発展途上ではありますが…。今日はウマ娘に囲まれて両手に花、ですね〜。」
「そうか?」チラッ
フラワー「…。」じと…
スカイ「…。」じ…
(うっ。めっちゃ怖い目つき…。)
同僚「あ、折角なので今日は晩御飯どこかへ行きません?たまには色んなことをお話ししたいと思いまして…。」
「ああ。別に…「トレーナーさんは今日の夜予定がありまして…。また別の機会でも良いですか?」…フラワー?」
スカイ「そうそう。いつも頑張ってるんだし、たまにはゆっくり過ごしなよ〜。ほら、マッサージとかしてあげるから〜。」
同僚「そ、そうでしたか…。ではまた、別の機会に…。」
「…なんかすまないね。」
同僚「あ、時間が…。それでは失礼します!」
「うん。頑張れよ。」
フラワー「はぁ…。トレーナーさん?」
スカイ「私たちには普段構ってくれないのに、同僚には愛想がいいんだね〜。」
「君たちはまだ学生だろ。問題にされるのは俺のほうだぞ。」
フラワー「別に、トレーナーさんとなら学園から追われても構いませんよ?むしろスカイさんと一緒に三人で暮らすのも悪くないですし。」
スカイ「良いねぇ。幸せな家庭、私たちで築いちゃいません?」
「君たちにはまだ早い。じゃあ、ご飯も食べたし失礼するよ。」
スカイ「…。」
フラワー「…。」
ーーーーーー
「…。」カタカタ
マルシュ「…。」
「…。」カタカタ
「…あの。マルシュ?」
マルシュ「あ。は、はいっ?!」
「そこにいるの…ずっと前から気づいてるけど…。」
マルシュ「あ、えーっとその…。」
マルちゃん『と、トレーナーさんがちゃんと仕事してるかどうか、見張ってただけなんだ〜。別に、トレーナーさんを見たいとか…そんなやましいことが理由じゃないよ!うん!』
「そうか…。邪魔しない程度であれば、別にいても構わないよ。」
マルちゃん『と、ところでトレーナーさん。今日はマルちゃんもご飯を一緒に食べたいな〜って思ってるんだけど、どうかな?』
「ん?いたのかい?」
マルちゃん『あ、いや〜。ちょうどたまたまご飯を食べに行こうと思ってたところに、トレーナーさんが食堂から出て行ってたのを見たんだ〜。』
「あー…。」
「…時間があったらで良いか?昼は仕事量が多くて簡素になりそうなんだ。」
マルちゃん『あ、だったらなんか作ってくるよ!ご飯を一緒に食べれば一石二鳥だね!』
「ご飯…作れるのか…。」
ピリリリ
「おっと失礼。電話だ。」
「はい、〇〇です。はい。あー…いつもお世話になっております。」
「はい。えっ?!そ、そうですか…!」
「はい。はい。私は…その日は出席できると思うので、是非よろしくお願いします。」
「追って連絡しますので…はい。よろしくお願いします。では…。」
マルちゃん『…。』じー
マルちゃん『結構嬉しそうだね〜。何か良いことあった?』
「ああ。今度同窓会があるらしくてね。」
「懐かしいな。友人とも…あの人とも会えるのか…。」
マルちゃん・マルシュ「「だ、駄目!」」
「…え?」
マルシュ「トレーナーさんには…わ、私がいれば大丈夫だから…。だから…その…。」
マルシュ「私以外の人と…いたら…駄目…。」
「…大丈夫だよ。昔の仲だし、今は連絡取り合ってなかったから。」
「眠いし…コーヒーを買いに行こうかな?」
マルシュ「…。」
ーーーーーーー
バタン
アーモンドアイ「トレーナー!格闘ゲームで勝負よ!」
「…頼むからもうちょっと穏やかに開けてくれ。」
アイ「前回は見事にしてやられたけど、あの後沢山練習してパワーアップしたわ!」
アイ「今度は負けない!私が勝つんだから!」
「忙しいんだけど…まあいいか。じゃあ、手加減はしないが良いよな?」
アイ「ええ!さあ、どこからでもかかってきなさい!」
TV<トレーナー!Win!
アイ「うう…。」
「あっけなかったな。じゃあ俺は仕事に戻るから…。」
アイ「もう一回!もう一回よ!次こそは絶対勝つわ!」
「勝負は一度きりだぞ。レースもそうだが。とりあえず次は時間に余裕があったらな。」
アイ「うにゅ〜!!」
「…はぁ。なんか前も同じことあったよな。」
「じゃあ、アイが気が済むまで相手するよ。完膚なきまで叩いたら気も失せるでしょ。」
アイ「良いわ!今度こそは私が勝ってみせるんだから!」
30分後…
TV<トレーナー!Win!
アイ「」
「はぁ。これで良いかな?じゃあ俺は仕事に戻るよ。」
アイ「うう…。どうして勝てないのかしら…。」
「…俺のテクニックを見て学んでみたら、アイでも勝てるんじゃないのか?」
アイ「そ、それもそうね。じゃあ今度は負けないよう全て模倣してくるわ!覚悟しなさい!」
「楽しみにしてるよ。お、そろそろ時間かな?」
アイ「ん?時間?」
「これから1人のウマ娘の資料チェックがあってな。担当になる前の確認だよ。」
コンコン
「お、噂をすれば…。入っていいよ〜。」
エピファネイア「失礼します!エピファネイアです!」
「おうよろしく。とりあえずはまず、もう一度だけ確認させてもらうけど、本当に俺が担当になっていいのか?」
エピ「はい!貴方がトレーナーになることは運命だと感じたので!」
「運命か…。中々な理由だなぁ。」
エピ「それに、沢山のウマ娘を導いてきた貴方なら、アタシの末脚を大きく活用してくれそうだと思いました!」
「一応ちゃんと理由もあるのね…。じゃあ「ちょっと待って。」…アイ?」
アイ「トレーナーの運命のウマ娘は私、アーモンドアイが先に頂いてるわ。自分がそのように名乗るなら、まずはその実力を見せてもらおうかしら?」
「アイ…?ちょ、ちょっと勝手に…。」
エピ「わかりました!では何をすれば良いでしょうか!」
アイ「芝コース2000m左回りで勝負といきましょう。大差でもし負けるようなら…貴方はトレーナーの指導にも及ばないわ。」
「ちょっと勝手に約束をつけないで…」
エピ「はい!アタシがトレーナーさんの担当になれる運命のウマ娘だって、証明してみせますから!」
「あの2人とも?俺の話を…」
「って行っちゃったよ…。」
アイ「勝ったわ。」
エピ「くっ…。アタシの運命はここまでか…。」
「いやあの…。アイも手加減してね?」
アイ「でも、貴女は中々やるウマ娘ね。良いわ。私の好敵手として、これからもよろしくね?」
エピ「え?圧倒的な差で負けたのに…?」
アイ「ええ。トレーナーの運命の人は渡さないけど、貴女なら良いライバルになれるわ。ほら、手を取ってちょうだい。」
エピ「は、はい!」
「あの…盛り上がってるところ悪いんだけど、勝とうが負けようが担当にはつくからね?」
ーーーーーー
ナリタトップロード「トレーナーさん!私、ものすごく怒ってます!」
「…なんで?」
トプロ「トレーナーさんの元々担当ウマ娘だったのに、近頃は担当を増やしすぎなところです!どれだけウマ娘が好きなんですか!」
「好きも何も…これが仕事なんだよ。なんだったら最近はほぼ逆スカウトだし。」
トプロ「私はあなたがスカウトしてくれたから、こうして今まで頑張ってこれたんですよ!なのに浮気なんて…!」
「浮気じゃないぞ。」
トプロ「とにかく!私との時間をもっと増やして下さい!構って下さい!」
「うーん…。と言われてもトプロは何を希望するんだ?」
トプロ「そうですね…。」
トプロ「あ、そうだ。では気が済むまで撫でて下さい!」
トプロ「それと、これからは一日に一回以上は私とお話しして下さい!それで許します!」
「意外と軽いな。じゃあ…」
ガチャ
アドマイヤベガ「失礼するわ。トレーナーさんに聞きたいことがあるのだけど。」
トプロ「むー…。今良いところだったのに…。」
アヤベ「これはただの噂らしいけど…。貴方、好きな人が学生時代にいたの?」
「え?」
トプロ「…は?」
トプロ「う、嘘ですよねトレーナーさん…。トレーナーさんには私が…。」
「うーん。まあ、何も言わない…。」
トプロ「それじゃあ私は…私はどうなんですか…。トレーナーさんがいなかったら私は…どうなっちゃうんですか…?」
トプロ「嫌です。見捨てないで下さい…。お願いしますから…お願い…。」
「いや、どうしてそういう話になるんだ。」
アヤベ「まあ…貴方のことだから、好意を持たれていた異性は1人はいるでしょうね。」
アヤベ「別に気になってる訳じゃないわ。今だって多くのウマ娘を抱えてる貴方が、そんな人やウマ娘がいたって普通だと思うから。」
アヤベ「私だってそんな数あるウマ娘の1人だから…。別に…。」
「それを気にしてるというんだと思うけど…。」
「まあ、トプロもアヤベも落ち着け。君たちだって、学生なんだから好きな人がいたりするだろう。普通のことだ。」
トプロ「で、でも…。」
「それに、俺は今の所は独身だ。誰ともそういう関係にはない。」
アヤベ「今は…、ということは将来的に誰かと付き合うのよね。」
「…俺も男だからな。」
トプロ「でしたら私はどうですか!委員長として、立派な奥さんになれますよ!」
「歳離れてるからな…。難しい気がする。」
トプロ「」
アヤベ「はぁ…。貴方が意地でも担当になってたウマ娘とそういう関係にはなりたくない…ということでいいのかしら。」
アヤベ「なら、私が学生じゃなければどうなの?」ハイライトオフ
トプロ「あ、そうですね!その手が…」
「…とにかく。この話は終わりだ。そもそも噂なんだから、鵜呑みにしちゃ駄目だぞ。」
トプロ「…。」
アヤベ「…。」
ーーーーーー
「…何か廊下に落ちてる。紙…?」
「いや、写真だな。何の写真だろ…。」ピラッ
っトレーナーのどこから撮られたか分からない写真
「」
「ああ…これはクロノか…。」
「ちょっとお灸を据えないとな。これは…。」
「てことで確認なんだけど、これ君がやったの?」
クロノ「ち、違いますよ!このアングルの写真は…私は普段から撮りませんし…。」
「でも別の自覚はあるのね。」
クロノ「ま、待ってください…!私は別に…普段はウマ娘のレースを撮ってはいますが、時々トレーナーさんを撮りたくなるんです!そう!無実です!」
「じゃあその手に持ってるアルバムは…ウマ娘のレースの?」
クロノ「は、はい!決してトレーナーさんの写真が500枚ほど入ってる訳じゃ…うわっ?!」
ドサッ
「…俺の写真だな。」
クロノ「あ、み、見ないで下さい!これはたまたまトレーナーさんのを間違えて…。」
「間違えたとしても…これは撮りすぎ。盗撮とかしてないか不安だぞ。」
クロノ「と、トレーナーさんも歴史に名を刻んだ人ですし…。」
「だからといって、ちょっと過剰だからなこれ。少しは処分するように。」
クロノ「はい…。あ、この写真はどこに?」
「廊下にあった。明らかに盗撮だと思うけど。」
クロノ「そうですか…。」
クロノ「一体誰が私以外にこれを…。トレーナーさんを撮っていいのは私だけのはずなのにしかもこれは現像して間もないから犯人は近くにいるはずトレーナーさんは私と蹄跡を刻む唯一無二の人なのにこんな酷いことをするなんて許せません早速学園のデータベースを漁って確認しましょうかそれともたづなさんとか上の人に確認してみるのもいいかもしれませんね不届ものは絶対野放しにしたら…」ぶつぶつ
「なんかよからぬことを考えてるみたいだけど…クロノじゃないなら俺が解決する。だから首を突っ込まなくていいぞ。」
クロノ「いいえ!この私が協力します!捕まえて尋問して技術を…ごほん!色々と尋ねたいことがあるので!」
「それは上がやってくれるさ。ともかく、クロノが関わってないと証明したいなら何もしない。いい?」
「じゃ、俺が報告するから何もせんように。」
クロノ「…。」
ーーーーーー
ステイゴールド「や。久しいね。」
「久しいも何も…どこへ行ってたんだ。」
ステゴ「ちょっくらあんたの家行って、家族のところへ挨拶しに行ってただけだ。大したことじゃないよ。」
「大したことだわ。俺の了解もなく…勝手に家族のところへ挨拶するな。」
ステゴ「硬いこと言うなって〜。それに、遅かれ早かれそうなることだろ?」
「はぁ…。で、変なことは言ってないよな?」
ステゴ「うーん…。あ、将来あんたと生活したいみたいなことは言ったかな〜。」
「言ってるし。」
ステゴ「あ、お母さん大喜びしてたぞ。お父さんも…『あんなバカ息子ではありますが…是非よろしくお願いします』ってね。」
(外堀はいずこに…?)
「はぁ。とりあえず俺が撤回しておくから、二度と紛らわしいことは言わんでくれ。」
ステゴ「でもあんた…まんざらでもないだろ?」
「流石に進路は自分で決めさせてくれ。」
オルフェーヴル「そうだ。貴様は余の杖であり、例えステイゴールドであっても許されることではない。」
「…オルまでいたのか。」
ステゴ「お、オル。それは私に対する挑戦状…ということで良いのかな?」
オルフェ「ああ。これは万物において譲れぬこと。余の治世には貴様が欠けてはならんのだ。」
ステゴ「ふふふ。なんか面白いことになってきたねぇ。」
オルフェ「それより貴様。余を貴様の母上と会わせろ。これは王命である。」
「いや、いくらオルの言うことでもこればかりは…。」
オルフェ「口答えは許さぬ。貴様に許されたことは、ただはいと肯定することのみだ。」
「いや、ステゴの挨拶は俺にも想定外のことだし…。あと…圧がすごい…。」
「とにかく、約束は出来ないけど考えてはおくよ。それに、オルの両親にもご挨拶したいとは考えているからね。」
オルフェ「…ならば良い。ただし、今年中に実行せよ。」
「うーん。それはどうかな…。」
「ただ、君の姉上にもどやされると大変だし、できるだけ良い方向になるようには考えておくから。それで今は許してくれ。な?」
「あ、これから会議があるから失礼するよ。あとステゴは家族に無断で会いに行かないでね。」
ステゴ「…。」
オルフェ「…。」
ーーーーーー
「会議終わった〜。早く例の件済ませないと、このままだとウマ娘に…」
ゴールドシチー「ウマ娘が何?」
「うおっ?!シチーか…。」
ゴールドシチー「その呼び方だとタップダンスシチーと間違える、って前も言ったよね。別の呼び方はないの?」
「そう言われてもな…。ゴルシとか?」
ゴールドシチー「それは論外だから。」
「うーん…。でもゴールドシチー…としか呼べないんだよなぁ。」
ゴールドシチー「…じゃあ私だけいる時は、シチーと呼んで良いから。」
「わかった。ところでシチーはトレーニング帰り?」
シチー「うん。だって今週はドリームトロフィー、2クラスの昇格レースでしょ?ちょっとモデルは休みにしてこっち優先にしてる。」
「良い心がけだな。」
シチー「そ、そう…?」
「じゃあ後で最終調整用のメニュー作っておくから、暇な時でいいから目を通しておいて。」
シチー「わかった。ところでさ、トレーナー。」
シチー「盗撮被害にあったって本当?」
「(なんか情報が筒抜けなのか…?)まだ疑惑の段階だ。憶測でしかないから鵜呑みにするなよ?」
シチー「嘘か本当かはともかく…写真撮られたのは事実でしょ?本当マジ有り得ない。」
シチー「アンタも油断しすぎでしょ?もうちょっとプライバシーとか、身の回りを意識しなよ。まあアタシがそばにいてあげたら…そういうのも減るかもしれないし?別に本意じゃないけど考えておいたら?」
「確かにそうかもな。でもシチーまで被害にあったら…。」
シチー「はぁ?アンタ忘れてるの?アタシはウマ娘だから、ある程度は力差でどうにかなるでしょ。」
「そりゃそうだけど…他のウマ娘とかが…。」
シチー「は?アンタはアタシより他のウマ娘の方がそばにいてほしいわけ?やっぱりめんどくさいとか思ってんの?」
「い、いやそういう訳じゃ…。」
シチー「はぁ…。じゃ、次そういう被害にあったら考えておいてね。」
シチー「アンタ1人じゃ、ウマ娘に立ち向かえないんだから。」
「…はい。」
シチー「…。」
ーーーーーー
「…。」
「誰もいない…よな?」
「はぁ…。ウマ娘の猛攻を耐え切りながら、好きな人に連絡するのも一苦労だよ…。」
プルルル…
「あ、もしもし。あれ?」
「おかしいな。この時間にいつも出るはずなんだが…。」
「掛け直して…みるか?」
プルルル…
プツ
「あ、もしもし?」
???「…トレーナーさん?」
「え?そ、その声は…。」
アレグリア「おはマイル〜!貴方のグランアレグリアです!」
「な、なんでアレグリアが…。」
アレグリア「ん?何でってそれは…」
アレグリア「ずっと、私たちに騙されていたからですよ?トレーナーさん。」
「っ?!」
ラヴズ「酷いよトレーナー君…。好きな人がいるからって私たちを蔑ろにするなんて…。」
フラワー「トレーナーさんは嘘つきじゃない…と思ってましたよ?今までは。」
スカイ「でもやっぱり、私たちを避けてたのは好きな人がいたからなんだね〜。」
マルシュ「ず、ずるいですよトレーナーさん!私だって前から…す、好きだったのに…。」
アイ「最近トレーナーが変だったから、グランちゃんが内偵してたの。で、よく使ってる出会い系のサイトを見つけたって訳。」
クロノ「それで、グランちゃんがなりすましで貴方に接近したんです。そしたら気づかないで仲良くなってましたね。…羨ましかったですが。」
アヤベ「はぁ…。まあ、貴方のことだから私たちをそういう目で見たくなかったんでしょうけど。」
トプロ「で、でも!私たちだってトレーナーさんのこと好きですし、この気持ちは誰にだって負けないです!」
シチー「本当サイテー。アタシが直接教えてあげないと、アンタは本当何も出来ないの?」
ステゴ「ま、いいじゃん。これから私色に染めれば結果オーライだし。一件落着ってね。」
オルフェ「余を弄んだその罪は…貴様が一生かけて償わなくてはならぬ。覚悟することだ。」
「あ、あの…。拒否権とかは?」
「「「「ないです(かな?、でしょ)」」」」ハイライトオフ
その後、トレーナーはたくさんのウマ娘に囲まれながら幸せに暮らしましたとさ
おしまい