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彼女が居ないトレーナーを煽ったら婚活を始めてガチ焦りするジェンティルドンナ/Novel by 砂糖醤油

彼女が居ないトレーナーを煽ったら婚活を始めてガチ焦りするジェンティルドンナ

4,146 character(s)8 mins

どなたか、休日にジェンティルドンナとイチャイチャするだけのやつ書いてくれませんか?良ければヴィルシーナも…

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ジェンティル用のトレーニング器具を探しにお出かけしている。もっとも、ジェンティルのパワーに耐えられる物が存在するのか分からないけど…


「休日に付き合わせて悪いわね」
 
「担当の買い物に付き合うのもトレーナーの役目だし、気にしないで」
 
「仕事熱心だこと。」

「ありがとね」


彼女なりの褒め言葉をいただく。


「…そういえば貴方は」

「なんだ?」

「恋人はいらっしゃらないのかしら?」

「こっ!?」

「…その反応、聞くまでも無さそうね」

「いや、居るよ??」

「強がらないで良くってよ」

「……」

「おーほっほっ♪」


高らかに笑うジェンティル。正直図星だった。

それにジェンティルは顔も良くスタイルも良い、それが余計心を抉る。


「…あのさ」

「何かしら?」

「俺だって彼女作りたいんだよ…」

「…ふぅん」

「でも……」

「私が原因で作れないとおっしゃりたいの?」

「いや…まぁ」

「詭弁はよしてくださいな」

「だよな…」


「それに、私の隣はいつでも空いているわ」

「……それって!」

「でも勘違いなさらないで?」

「えっ」

「私に相応しいのは最強よ、貴方はどうかしら?」

「…」

「……そう落ち込まなくとも」

「ん?」


「…さあ、早く行きましょう?」

「えっ、ちょっと待ってくれ…!」


早歩きで店に向かうジェンティル。彼女に振り切られないように着いていった。


果たして俺は最強に相応しいのだろうか…


ーーーーーーーーー


ジムでトレーニングするジェンティル。


「おはよう」

「…あら、ごきげんよう」

「……」

「それで、彼女とやらはできたのかしら?」

「…いいや」

「ふふっ、それでいいの♪」


ジェンティルは小さく笑い、トレーニングを再開した。


「…ジェンティル、その事なんだけど」
 
「忙しいのだけれど」

「そう言わず」

「…何かしら?」

「俺さ…ずっと考えてたんだ」

「…ええ」

「この前ジェンティルが言ってたこと」

「……やっと決めたのね?」

「ああ!」

「ふっ、いいわ…聞かせて頂戴?」


ジェンティルは持っていた器具を床に置き、こちらに耳を傾けた。


「俺さ…」

「…ええ」 







「婚活を始めることにしたんだ!」

「………………は?」

「ジェンティルに背中を押してもらったから、報告しておこうと思って」

「…………」

「あれ、ジェンティル?」

「………」

「えっ、おい!大丈夫か!?!?」


倒れたジェンティルを保健室に送った。こんな事は今まで無かった。


ーーーーーーー


「……あら」

「ジェンティル、昨日は大丈夫だったか?」

「…ええ、そうね…」

「それにしては元気ないけど…」

「……婚活」

「え?」

「本当に婚活を始めたの…?」

「昨日言った通りだよ」

「………どうしてそうなるのよ」

「何か言ったか?」

「いいえ」


いつもは自信あり気に話すのに、今日はどこかボソボソとしている。

それに怒ってる?


「やっぱり今日はオフにするか?」

「…その必要は無いわ」

「いやでも…」

「いいから始めましょう?」

「えぇ…やばかったらすぐ止めるからね?」


その日のトレーニングは、いつも以上に覇気があった。


ーーーーーーーー


次の日のジェンティルは、何か晴れたような様子だった。

「すっかり元気になったな」

「ええ、ご心配なく」

「良かったよ」


「そういえば貴方、その髪型は?」

「ああ、今度お見合いしようと思って、整えてきたんだ」

「……」

「だからジェンティルに感想聞きたくてさ」

「お見合い…具体的にはいつかしら?」

「え…まぁ、来月の祝日かな、まだ始めたてだから決まってないけど」


「……………………ふっ」

「え?」

「…生憎だけれど」

「?」

「その日は私とのデートで埋まっているわ」

「??」

「だからごめんなさいね」

「???」

「貴方、鳩が豆鉄砲でも食ったような顔しているけれど…」

「いやいや…!!」

「何か疑問でもおあり?」

「……いやさ」

「あと、明日はオフだったわよね?」

「えっ、ああ…」

「明日も私とデートよ」

「冗談だよな?」

「そちらこそご冗談を」

「…?」


呆けていると、ジェンティルはいきなり俺の手を掴んだ。


「ちょっ…」

「勿論この後もデートよ?」

「え…待って」


気づけばジェンティルに手を引かれていた。


ーーーーーーー


それから数日


「はぁ…はぁ…」

「どちらへ行くおつもり?」

「最近おかしいぞ?」


この頃空いた時間ができない。主にジェンティルとのデートでだけど。


「……私が?とっても心外だわ」

「だってこの後は…」

「ええ、水族館デートよ」

「……」

「何かご不満?」

「どうして急にこんなことを…」

「質問の意図が分からないのだけれど」
 
「今までデートなんてしたこと無かっただろ?」

「……」

「それなのにいきなり…」

「私が貴方を好んでいるからよ?」

「…え?」

「ご質問は終わり?」

「あの……えっ!?」

「早く行くわよ」

「ちょっ、まだ時間じゃないから…」

「強者はそんな物に縛られないわ」

「でも、早く行っても良い事ないからね?」

「少しでも長くラブラブデートできるわよ」

「ラブラブって、ジェンティルはそんなキャラじゃなかっただろ…」

「雑談はもうお終い」

「……」

「私からも質問良いかしら?」

「…どうぞ」

「貴方は私のこと…どうなの?」

「どうって…」

「嫌っているのか、それとも……ふふ」

「……いやぁ、それは…な?」


バゴンっ!


「はっきり言ってくださいな?」

「す…好きです…」

「あら、それならいくらデートしたって構わないわね?」

「…」

「ふふっ、今日は腕を組みましょう」

「………はい。」


そのまま連れて行かれた


ーーーーーーーーー


水族館デートの最中、人気の無いところで2人っきりになる。


「早くキスして欲しいのだけれど」

「…無理だって」

「それはどうして?」

「キスはほら、色々まずいし…」

「私とのキスは嫌かしら?」

「嫌では無いよ?でも…」

「………」


ジェンティルは目を閉じ、唇を軽くこちらにつきだす。


「あの、ジェンティル?」

「……嫌ではないのでしょう?」


ジェンティルの尻尾が俺の足に巻きつく。どうやら逃げられないらしい。


「分かったよ……」


脅されるようにしてジェンティルの唇にキスをする。その唇はぷるっとしていた。

まぁ無理矢理キスされないだけマシかな…


「貴方…大胆ね?」

「やれって言ったのはジェンティルだろ…」

「…唇にとは言っていないわ」

「……えっ」

「私のファーストキスを奪ったのだから、分かっているわよね?」

「………」


もう一度腕を組んできた。


「でも…どうしていきなり?」

「…私のプランでは、10回目のデートがキスの日なの」

「……え、プラン?」


どうやら、今日のことは最初から決まっていたらしい。


「5回目ではハグをしたわ」

「……あっ」

「思い出したようね」

「あれをカウントするんだ…」


確か、5回目のデートで遊園地のお化け屋敷に行った。驚いた俺がジェンティルに抱きついたのは覚えてるけど…


「それで今日がキスの日だったのか……」

「ご名答」

「なるほど…」


納得はできないけど…


「…まぁ行こうか」

「ええ」


その後も、何度もキスをせがんできた。

普段の彼女は貴婦人そのもの、良い匂いもするし胸だって当たっている。そろそろ身が持たない。


ーーーーーーー


またしばらくして…


「じゃあ帰ろうk」

「早くデートに行きましょう?」

「…はい」


まぁ予想はついていた。少し慣れてしまった自分が怖い。


「…」

「例の婚活は進んでいるのかしら」

「おかげさまで何も進んでないよ…」

「…ふふ」

「笑い事じゃなくて…」


セットした髪も、結局ジェンティルにしか披露できていない。


「はぁ…それで、今日のデートは?」

「言ってなかったわね」

「ああ」


かなりデートしてきたけど、その内容は案外普通だ。遊園地や水族館、昨日は博物館だったな。

今日はどこなのか…




「…では、ホテルに参りましょう」

「……んんっ?」

「もう手配してあるわ」

「ホテル?…何言ってるんだ?」

「まだ分からないのかしら?」

「分からないよ…」

「今日は15回目のデート」

「ああ…そうだね」

「5回目はハグ、10回目はキスだったわ」

「…っ!?」

「気づいたようね?」

「ジェンティル…やめないか?」

「あら、嫌なら逃げてくださっても構わないのよ?」

「…」


手を握られているだけ、ただそれだけなのに力の差がこんなにも…


「離して欲しいなぁ…」

「いいえ」

「………」

「手を離したら、また婚活などとおっしゃるのでしょう?」

「…えっ、もしかしてその事気にしてたのか?」

「ええ……」


意外と可愛いところが……

じゃない!このままでは俺はホテルに連れて行かれてしまう!


「…婚活はもうやめる!だから…な?」

「……………」

「…ジェンティル?」

「…私は今まで、欲しいものは全て力尽くで手に入れてきたわ」

「あの…話を」

「でも危うく貴方を逃しそうになった」

「え…」


「貴方が誰のモノなのか、じっくりと分からせる必要がありそうね?」

「ちょ、落ち着いて…!」

「さあ、早く行きましょう?♡」


この後死ぬほどイチャイチャした。

Comments

  • シュークリーム

    ジェンティルにわからせられるトレーナーはいいゾ。 それもこれも、ひとえに素直にならない自分のせいだが

    March 9, 2025
  • 千翼

    ゼロワンでは飛電其雄が或人に、本当の強さとは力が強いことじゃないと諭してたけど、力重視の考えのジェンティルには同じような言葉をかけても効果がなさそう(彼女は脳筋ではなく理論派という人がいるけど、あくまでそういう面があるだけで、根本的な部分は力重視なのは間違いない)

    October 6, 2024
  • 千翼

    よくジェンテルは強さがどうとか最強という言葉を口にするけど、強さってなに?パワーがあること?パワーが強ければ何においても最強というなら、ジェンテルはシンボリルドルフよりも強いってことになるが。

    October 6, 2024
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