「雛菜とプロデューサーの、しあわせ~♡クリスマス!」
俺は雛菜P俺は雛菜P俺は雛菜P俺は雛菜P
鈴木羽那には負けません
ということでクリスマス作品です。皆さんはいいクリスマス過ごせましたか?私はまあ……
クリスマスしあわせ~じゃないって人はこれ読んで少しでも楽しんでくれたら嬉しいです!
あとXアカウント一応のせてますが、日常の変なツイートしかしてませんので許せる方はぜひ!
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83 位
作品タイトル「「雛菜とプロデューサーの、しあわせ~♡クリスマス!」」
感謝です(*・ω・)*_ _)ペコリ
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かつて一世を風靡した幼なじみアイドルユニット「ノクチル」
結成から5年経った頃、それぞれの道を歩むという理由で解散した
透がタレントの道を選び、雛菜がそれに追随。円香と小糸は芸能の世界から引退した
俺は今もプロデューサーとして透と雛菜の仕事を支えている
そんな俺には悩みがある。最近ずっと雛菜の様子が変なのだ
引退が決まった時とは少し毛色が違う気がする
あるレッスン終わりは「ね~プロデューサー?雛菜頑張ったからギューってして~~!」とハグをねだってきたり
ドラマの撮影現場でも「雛菜、プロデューサーが撫でてくれないとこの後頑張れないかも~~」と共演者達の前でなでなでをせがんできたり
バラエティ番組のロケでも「このご飯おいし~~!今度プロデューサーと"二人きりで"来たいな~~♡」とカメラが回ってる中発言したり
故意的かは分からないが、誤解されるような言動を繰り返している
流石にこのままじゃいつか問題になるから聞いてみることにした
P「なあ雛菜、最近なんかあったりしたか?」
それとなく促してみる。これで原因がわかればいいんだが…
雛菜「ん~?別に変わったことはないけど~~~?」
P「そっか…人肌が恋しかったりとかもか?」
雛菜「それってセクハラ~~?」
P「いや違う違う!純粋に気になったんだよ」
P「担当の不満を解消するのもプロデューサーの役目だろ?」
雛菜が少し怪しんでいるので慌てて誤魔化す
流石に強引すぎたか…
雛菜「ふ~ん?あ、でもはたまにプロデューサーが恋しくなる時はあるかも~~!」
P「俺を!?いやまあ嬉しいことではあるんだが…」ドキッ
そんなつもりはないんだろうが、雛菜ほど可愛い子にそんなこと言われたら勘違いしそうになる
P「まあ何も無いならよかったよ」
本人には自覚はないっぽいし、俺が気にしすぎなのかもな
何かあっても雛菜なら相談してくれるだろうし、この話は置いとくか
P「そういえば雛菜、スケジュール確認したか?」
雛菜「さっきした~!なんかお休み多かったけどなんで~?」
P「社長の計らいでな、この時期は色々とあるだろうからってことらしい」
P「おかげで俺も今月は休みが多いよ」
雛菜「プロデューサーは嬉しい~~?」
P「うーん、休みが多いのは嬉しいけど、雛菜達と会えないのは少し寂しいかもな」
ちょっと恥ずかしい発言だなと言った後に気づいた
雛菜「あは~♡雛菜もプロデューサーと会えなくて寂しい~~!」
まあ雛菜は気にしてないっぽいし別にいいか
それにしても、結構休みがあるからどうやって暇を潰すか考えないとな
雛菜「そういえばプロデューサー、クリスマスは雛菜と過ごすよね~~?」
P「え?」
クリスマスか。仕事が忙しくて全く考えてなかったな…
雛菜と過ごすのは楽しそうだが、雛菜は透たちや家族と共に過ごさなくていいのか……?
雛菜「もしかしてお仕事で忘れちゃってた~~?」
P「ああ、クリスマスなんて完全に頭から抜けてたよ」
雛菜「それで~、プロデューサーは雛菜と過ごしてくれる~~?」
P「俺は別にいいけど…雛菜はいいのか?」
雛菜「どういうこと~~?」
P「俺じゃなくて透達とか家族とかさ、他にもいるだろ?」
P「それに雛菜くらいの年齢ならさ、彼氏とかと過ごしたいもんじゃないのか?」
雛菜「え~~!雛菜ちょっとガッカリかも~~」
雛菜「雛菜はプロデューサーがいいから誘ったのに~~!」
P「すまん!じゃあクリスマスは俺と過ごしてくれるか?」
危うく雛菜の好意を無碍にしてしまうところだった
それにしても、まるでデートの誘いみたいな…馬鹿な妄想はやめよう
雛菜「やは~♡よろこんで~~~♡♡」
雛菜「そういえば雛菜、パパとママには友達の家でお泊まり会って言ってるから~~♡」
P「え?」
雛菜「じゃあ雛菜帰る~~!」バタン
P「ちょっと待っ!…行っちゃったか……」
まるで雛菜が誘ってきているような…俺の思い違いならかなり恥ずかしいからあんまり考えないようにしよう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
結局あの後も雛菜の発言の意図が掴めず、モヤモヤしたままクリスマスを迎えた
待ち合わせ15分前。まだ雛菜は来ていないようだ
雛菜「プロデューサー、おまたせ~~!」
少し待つと雛菜が小走りでやってきた
P「いや、俺も来たところだから全然待ってないぞ」
いつもと違って大人びたファッションのようだ
まあ実際に大人ではあるんだが、どうしても高校生のイメージが…というか雰囲気違ってすごい可愛いな…
雛菜「プロデューサー、雛菜になんか付いてる~?」
いけない、いつもと違う雛菜に視線が吸い寄せられていた
P「いや、雛菜が可愛くて見とれちゃってただけだよ」
雛菜「へ、へ~~///プロデューサーって無意識でそれやってるの~?」
P「無意識っていうか思ったことを言ってるだけだよ。嫌だったか?」
今のご時世だとこれってもしかしてセクハラなのか?
だとしたらこれから気をつけないと…
雛菜「すっごく嬉しい~~!ありがと~プロデューサー♡」
喜んでくれているっぽいからセーフだろうか?
と、そろそろ予約していた店に行かないとな
P「そろそろ予約の時間だから行こうか」
雛菜「わかった~~!プロデューサー手繋ご~~?」
そう言って雛菜は手を差し出してくる
喉まででかかった「アイドルなんだからダメだぞ」という言葉を飲み込む。そういえばもうアイドルじゃないんだったな
P「はあ…今日だけだぞ?」
雛菜「え~、それはわかりませ~~ん♡」
クリスマスの雰囲気に当てられたのかいつもは断るであろう願いも受け入れてしまった。雛菜はその気がなくても、ドキドキしてしまうのは男の性だろうか
雛菜の手は思ったよりも華奢で、冬の気温で冷たかった
雛菜「やは~♡イルミネーションすごいね~~!!」
P「ああ、ここら辺で一番きれいって評判だからな」
食事が終わってイルミネーションを見に来た。周りはどこもカップルだらけだが、傍から見れば俺と雛菜も…
雛菜「あは~♡周りから見たらプロデューサーと雛菜もカップルかも~~!」
P「!まあそう見える人もいるだろうな…」ドキドキ
思っていたことを言われて内心心臓がバクバクだ。
雛菜のような美少女といるんだから無理はないが
雛菜「雛菜ね、プロデューサーにお話があるの~~!」
P「話?」
雛菜「そ~!プロデューサー聞いてくれる~?」
なにかただならぬ雰囲気を感じる。聞いてしまったら引き返せないようなそんな予感
選択肢は……ないか
だって俺は雛菜のプロデューサーなんだから
P「ああ、全部聞かせてくれ」
俺がそう言うと雛菜は大きく深呼吸を行い、話し始めた
雛菜「…雛菜はね、雛菜がしあわせ~って思えることだけして自由に飛んでたいな~って思ってたんだけど~」
雛菜「雛菜ね、気付いたの~~~!」
P「...なにに気づいたんだ?」
雛菜「空にいる鳥を見てて、自由に飛ぶには止まり木が必要なんだ~って」
P「止まり木…か」
雛菜「それで雛菜にとっての止まり木は~、プロデューサーなんだ~って♡」
雛菜「だからねプロデューサー、これからも雛菜の止まり木でいてくれる~?」
P「…」
これは告白に近しいものだろうが、明確に言葉にされてる訳では無い。OKするのは簡単なことだけど…
俺は…プロデューサーとして雛菜と接してきた。けど雛菜と関わるうちに、プロデューサーとして以上の思いが出てきた
だからこそ、曖昧なままの関係ではいたくない
P「それは…タレントとしての雛菜の止まり木か?」
P「俺は……できれば雛菜の人生の止まり木になりたい」
雛菜「あは~♡プロデューサーは雛菜とずっと一緒にいてくれるの~~?//」
P「もちろんだ。俺は雛菜のことが好きだ」
P「アイドルとしての雛菜も、タレントとしての雛菜も、そして雛菜自身も」
雛菜「やは~♡雛菜もプロデューサーのこと好き~~!」
これはプロデューサーとしてじゃなく、1人の男として
P「だから雛菜、俺と結婚を前提に付き合ってくれないか?」
雛菜「うん!よろこんで~~~♡♡!!」ギュー
雛菜が抱きついてきた。雛菜の顔がすごい近くにあって
これはもう我慢できそうにない…
P「雛菜!」ダキッ
雛菜「ん~~!?」
雛菜「ちゅ…んっ…んれぇ…ちゅぅ…ちゅっ……ぷはっ!」
雛菜「も~~!プロデューサー大胆すぎ~!!///」
勢いのまま雛菜にキスしてしまった…流石に強引過ぎる気はするが、照れてる雛菜を見れたので結果オーライだ
P「はは、すまんすまん。とりあえず駅まで行こうか」
雛菜「は~い♡エスコートしてね~~?」
P「ああもちろんだよ」
雛菜の手は思ったよりもずっと華奢で、冬なのに温かかった
その後、手を繋いで駅まで行こうと歩いていたら、イルミネーションにも負けない輝きの建物があった
雛菜「プロデューサー、雛菜ちょっと疲れちゃったから~…」チラッ
どうやら雛菜はそこに入ることを望んでいるらしい
据え膳食わぬは男の恥と言うし、俺も覚悟を決めるか
P「ああ、それじゃああそこで"休憩"しようか」
雛菜「やは~♡プロデューサー優しい~~!」
雛菜「プロデューサーと会えて、雛菜はとってもしあわせ~♡」
P「ああ……俺も雛菜と会えてしあわせ~、だよ」
fin
好き