新人コンビの大活躍、栗林が衝撃の7回パーフェクト 広島が開幕3連戦で見せた「変わり身」
開幕カードを終えたプロ野球。セ・リーグでは昨年下位に沈んだ広島とヤクルト、パ・リーグでは昨年日本一のソフトバンクが3連勝を飾り、逆に中日、DeNA、日本ハムの3チームは3連敗という苦しいスタートとなった。 【写真】移籍して大ブレーク! 年俸900万円台から1億円を突破したのがこの人 この3連戦を見て、昨シーズンと最も大きな変化が感じられるのが広島だ。 野手ではドラフト1位ルーキーの平川蓮とドラフト3位ルーキーの勝田成が揃ってスタメンに名を連ね、さらに2年目の佐々木泰も4番に抜擢した。開幕戦ではその期待に応えて平川が9回に同点タイムリー、延長10回には勝田がサヨナラタイムリーを放つ活躍でチームの勝利に大きく貢献。翌日の試合では平川がタッチアップでの生還を狙った岡林勇希をホームへの見事な送球で刺すビッグプレーも見せた。4番で起用されている佐々木も本塁打、打点はないものの3試合連続でヒットを放ち、2得点を記録している。 さらに投手では、昨年までクローザーやセットアッパーで活躍していた栗林良吏が先発に転向。プロ初先発となった開幕第3戦では7回までパーフェクト、最終的には被安打1、球数わずか95球で完封勝利を挙げて見せたのだ。3試合とも1点差ゲームで、打線が完全に機能したとは言えないが、メンバーを大きく入れ替えていきなり結果が出たことは大きなプラスとなりそうだ。 セ・リーグで広島と同じく3連勝のスタートとなったヤクルトも昨年とメンバーを大きく入れ替えてきた。 捕手の古賀優大と鈴木叶を3番で起用。古賀は2試合で3安打を放ち、鈴木も第2戦でタイムリーを含む2安打を記録している。開幕戦では山田に代わってセカンドに入った伊藤琉偉が逆転ツーランを放つ大仕事をやってのけた。村上宗隆(ホワイトソックス)が抜け、実績のある山田哲人と即戦力として期待されたルーキーの松下歩叶が故障で出遅れていることもあって、苦肉の策という感もあるが、抜擢された選手が結果を残したことは池山隆寛監督にとっても自信となったのではないだろうか。 投手では新外国人のホセ・キハダが2試合連続でセーブをマークし、ヘスス・リランソも第2戦で8回に登板して三者凡退とセットアッパーとしての役割を果たしている。また、第3戦では3点リードの9回でキハダではなく星知弥を起用して逃げ切り、キハダへの負担を考慮しているように見えた。