東京・立川を拠点とする宗教団体「真如苑」が、“ステルス教団”として暗躍し、日本の政財界に大きな影響を及ぼしていることが明らかになりました。
「真如苑」は1936年(昭和11年)に創立された真言宗(密教系)の宗教団体で、日本国内の信者数は約91万人に上るとされ、年間の収益は約500億円、資産は5000億円近いとも言われています。
教団を支援する「一如社」をはじめ、高齢者福祉を主な事業とする「ユニベール財団」、外国人留学生の支援を行う「伊藤国際教育交流財団」、医療や福祉分野に特化した「IZUMI財団」のほか、ボランティア団体「SeRV」も運営しており、一大グループを形成しています。
さらには、食料支援を行う国連の「世界食糧計画(WFP)」や、難民を支援する「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」などに対し、数百万円規模の寄付を度々行っています。
このように日本の宗教団体の中でも比較的規模が大きいにもかかわらず、創価学会や統一教会のように注目されてこなかった背景には、過去に開祖の伊藤真乗(いとう しんじょう)が信者の内部告発をきっかけに逮捕され、有罪判決を受けたことが影響しています。
伊藤真乗(いとう しんじょう)は山梨県の出身で、両親の影響を受けて天理教や曹洞宗の教えを学び、その後、真言密教の指導者である阿闍梨となって「立川不動尊教会」を設立し、のちに「まこと教団」と名を変えて活動していました。
ところが、信者の内部告発をきっかけに伊藤真乗が傷害や詐欺、横領の容疑で逮捕され、さらには信者に対する集団リンチや財産・赤い羽根募金の横領などが発覚、傷害罪で懲役8か月、執行猶予3年の判決が言い渡されました。
この事件を機に、伊藤真乗は教団の名を「まこと教団」から「真如苑」に変更し、不正行為や集団リンチといった悪いイメージを払拭しようとしました。
さらに、信者に対して「入信したことを口外してはならない」というルールを設け、教団の実態が外部から把握されにくい体制を作っていきました。
しかも、真如苑には「他の宗教団体との掛け持ち」を認める教えがあるため、信者が正体を隠したまま別の宗教団体に入り込み、工作活動を行っている疑いが持たれています。
現在、真如苑は表向き、政治活動に関わっていないとされていますが、『石丸伸二』や『チームみらい』のバックボーンとなっていることが分かっています。
石丸伸二は東京都知事選に出馬したことをきっかけに注目を集め、その後、地域政党「再生の道」を設立して東京都議選に最大60人の候補を擁立する方針を示し、SNS上では選挙資金の出所について議論が巻き起こりました。
石丸伸二の選挙対策部長には、小田全宏(おだ ぜんこう)が就任しており、彼は真如苑から手厚い助成を受ける「認定NPO法人テラ・ルネッサンス」の顧問に就任しています。
そのため、石丸伸二の選挙活動をバックアップしていたのも、真如苑ではないかといった見方が広がっています。
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また、2月の衆院選で11議席を獲得した「チームみらい」も、真如苑から手厚いバックアップを受けていたのではないかと疑われています。
チームみらいの安野貴博は、東京大学工学部の松尾豊教授の研究室出身で、同じ研究室の出身者が設立した「株式会社PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)」の子会社「株式会社BEDORE」で代表取締役を務めていました。
このパークシャテクノロジーは2024年、認定NPO法人フローレンスとともに山形市で「傾聴型生成AIと専門スタッフによる孤独・孤立相談『つながりよりそいチャット』」の運営を開始しました。
傾聴とは、孤立しやすい高齢者や東日本大震災の被災者の声に耳を傾ける取り組みで、真如苑が推進、普及させています。
また、チームみらいの「みらい」という言葉も、真如苑の青年会が開催している「みらい祭」という式典に因んだものではないかと言われています。
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安野貴博は吉本興業に所属し、芸人として活動していた経緯があり、当時はソフトバンクの「ペッパー君」を使ったネタを披露していました。
また、安野貴博の師匠である松尾豊教授も、ソフトバンクの社外取締役を務めていることから、同社のトップである孫正義もまた真如苑と密接なつながりを持っていることは疑いようがなく、現に孫正義が設立した「自然エネルギー財団」の代表理事・副理事長には、真如苑のアドバイザーである末吉竹二郎が就任しています。
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こうした繋がりを見ても、真如苑が日本の政財界に多大な悪影響を及ぼしていることは明らかですが、今年1月に東京・赤坂で発生した政府公用車の事故にも関与している疑いが持たれています。
公用車を運転していたのは、業務委託先の「大新東」に勤務する69歳の男性社員で、首相官邸を出発してから現場までのおよそ350メートルの間、一度もブレーキを踏んでおらず、交差点に進入した際の速度は時速約130キロに達していました。
この事故で、タクシーの乗客だった男性会社員(32)が巻き込まれた死亡したほか、6人が負傷しています。
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委託先の大新東株式会社は、シダックスグループの子会社で、2024年6月20日に発生した財務省の公用車によるひき逃げ事故も同社の社員が起こしたものでした。
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大新東は、企業や官公庁の送迎車やバス、シャトルバス、スクールバスなどの運行管理を担う会社で、インフルエンサーの暇空茜によると、同社は真如苑の信者らを送迎するバスの運行をも行っているとのことです。
日本を蝕むカルトの実態がすべて白日の元に晒されますことを心から祈ります。
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