小数を含む計算では、小数点の位置に注意が必要です。
特に割り算では、「どのように整数に直すか」がポイントになります。
今回は、小数の割り算の基本的な考え方を確認していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
4.2÷0.6
小数点の扱いに気をつけながら計算してみましょう。
解説
今回の問題の答えは「7」です。
計算の流れを順に見ていきます。
小数の割り算では、次の性質を利用すると計算しやすくなります。
割られる数と割る数に同じ数を掛けても、商は変わらない
この性質を使って、小数を整数に直します。
今回は、両方に10を掛けると計算しやすくなります。
4.2÷0.6
=42÷6
=7
このように、小数を含む計算は整数の形に変換すると、正確に求めることができます。
なお、「4.2÷0.6=0.7」としてしまうのは誤りです。
小数点の位置を感覚で決めるのではなく、必ず計算の手順に従うようにしましょう。
まとめ
小数の割り算では、小数点の位置に注意することが重要です。
割られる数と割る数に同じ数を掛けて整数に直すことで、計算ミスを防ぐことができます。
基本のルールをしっかり押さえて、正確に解けるようにしていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」