岩手県久慈市で恐竜の歯の化石新たに発見 9000年前の久慈に多様な恐竜がいたこと裏付け

2026年3月30日 18:29
岩手県久慈市で恐竜の歯の化石新たに発見 9000年前の久慈に多様な恐竜がいたこと裏付け

岩手県久慈市で、新たな恐竜の歯の化石が見つかり、30日に記者会見が行われました。9000万年前の久慈に、多様な恐竜がいたことを裏付けるものとしてあすから展示が始まります。

発表したのは、早稲田大学と福井県立大学の学生などで組織する研究チームです。

13年前から去年までの間に久慈市内で発掘した5つの化石が鳥やトカゲと似た骨盤を持つ「鳥盤類」の「鳥脚類」と頭に特徴的な骨のある「角竜類」の、恐竜の歯の化石だったことを突き止めました。

およそ9000万年前、「白亜紀」後期の地層から出たものですが、角竜類の歯の化石は東日本で初めて。鳥盤類のイグアノドンの仲間の歯の化石は、岩手で初めての発見だということです。どちらの化石も、大きさは1センチ前後です。

この2種類の恐竜は9000万年前以降に、細かく枝分かれして進化したと考えられていて、研究チームは、化石を「その過程を明らかにするための貴重な資料だ」と話しています。

早稲田大学 国際学術院 平山廉教授(古生物学)
「(今回発見の化石は)少なくとも2種類あるということで、久慈の恐竜がこれで8種類、久慈には非常に多様な恐竜がいたということがわかってきたということですね。発掘が進めば進むほど数が少ない、新しい恐竜の発見が今後も期待できるのかなという考えでございます」

発表された化石は31日から久慈琥珀博物館で展示されます。

最終更新日:2026年3月30日 18:32