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第23話 誤解

モリタリングルーム ぼんやりする、目が覚めた。今何時だろう?チラッと周りを見るがははぁ時計があるわけないかぁ。頭の痛みはましになったけど、熱い身体の中が凄く熱い。布団をどかそうとモゾモゾ。ん!なんか引っかかる、それは直腸点滴のチュウブを抜いたらしい。はぁヤバいどうしようかなぁ?あっコレほとんど終わってる、良かった待ってれば交換に来るでしょ!そん時言おう。と考えてる内にまた寝ちゃたらしい。 くろ「あれ?点滴外してる なんで?」 スタッフ「え! 外してませんよ」 くろ「マジか 新しいの用意して!」 スタッフ「は、はい」 くろ 「ヤバいな これ いつから止まってんの?  そら? ごめん 分かる〜?て熱い  ごめん追加で保冷まくら用意して!」 スタッフ「はい」 そら「んっむー」 さっき寝たばっかなのにくろに、起こされた。しかもなんか叫んでてうるさい!!折角また寝れたのに〜身体の中も熱いし怠いしイライラしてきた所に、直腸点滴が運ばれて来た。 そら「んー!! そんなの要らない!  さっき終わったのになんで持って来んの!」 くろ「え! 終わったってそらが外したの?」 そら「!? もー必要無いから!」 くろ「あー外しちゃダメだって〜 つけるよ    これ無いと辛いでしょ」 そら「んーん!いらない!やらない!くるな」 くろ「身体全然 力入ってないじゃん   そらにはコレが必要なの 暴れんなよ」 ドドっと変な鼓動がした。拡張器はそのままなのですぐに繋ぎ直される。ただ、くろにされるがままなのは恥ずかしいしイライラも少しあってバシッと背中を叩いた。 くろ「うわ! 痛いってか危ない!   もうこういう事すんなよ!」 どっと来た疲れと眠気に負け目をつぶる。この時にちゃんと話してたら良かったんだと思う。 そら「嫌だ! 取ってよ! 全部!」 つき「うん 嫌だね 落ち着いたら取るよ」 そら「いま! 取って! はあはあ」 つき「はあはあしてる ゆっくり呼吸して」 誰の所為だよ!!起こされたと思ったら、「オシッコだして 出そうに無いならカテーテル挿れるね」って話からバトル。そんな事言われても勿論断るに決まってるじゃん?トイレ行こうと動いたら寝ててだよ?ベットの上でしろってムリ!!って言ったらカテ挿れるって強行してくるから、手出したらコレ!ミトンつけられたあーこんな所もう嫌!!寝てたの起こされるし何回も!! つき「んー 足冷たいね どう?」 そら「熱いから触んないで!」 つき「うん ちょっとしようか」 ちょっとって何を?何で?しなくて良いのに〜アナルに入ってるポンプが外さられる。点滴終わり?と思ったがゴム手袋を付けたつきにぃの指が変わりに入って来くる。 そら「んっー ヤダー!!」 つき「うん そんな叫ばないの    これから刺激していくね」 腸壁をくすぐるみたいに触ってくる。快楽よりも気持ち悪い。ゴム手の感触がホントに嫌い。必死に逃げようとするが、身動き取れない。 そら「っっやめて」 つき「うん まだ始めたばかりだよ?」 そら「っんっ ぬいて」 つき「うん もうちょっとね」 ドドって鼓動がする。「もうちょっと」っていつ?今やめて欲しいのに。ギュと手を握って待つ。怖い、気持ち悪い、早く終わって。
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