核実験の全面禁止訴え座り込み ネバダ・デーの27日に
魚住あかり
米国・ネバダ州の実験場で初めて核実験が行われた日にあたる「ネバダ・デー」の27日に、核実験禁止を求める座り込みがあった。被爆者ら約50人が、広島市中区の原爆死没者慰霊碑前で核廃絶を訴えた。
原水爆禁止県協議会(県原水禁)が呼びかけた。参加者らは約30分間、無言で座りこんだ後に原爆ドームへ向かって黙禱(もくとう)した。
ネバダ・デーは1984年に全米各地で反核集会が開かれたことを機に始まった国際連帯行動で、広島でも毎年座り込みが続けられている。県原水禁・代表委員の金子哲夫さん(75)は「ネバダ・デーは核被害者が立ち上がって始まった運動。広島、長崎以外でも日々、被害に遭う人がいることを思い起こしてほしい」と話した。
同日には西区で県原水禁の総会と学習会があった。昨年11~12月にあった核兵器禁止条約の第2回締約国会議に参加した、県原爆被害者団体協議会(県被団協)の箕牧智之理事長や元高校生平和大使で広島市立大1年の大内由紀子さんらが活動報告をした。