生活は“年金6万円”でカツカツですが、知人に「請求すれば7万円もらえる」と聞き衝撃! 給付金は「申請しなければもらえない」とのことですか、どういうことですか? 対象者を確認
遺族年金をもらっていても諦めないで
ここで見落としがちなポイントがあります。遺族年金や障害年金等の非課税収入は、基準額の判定に含まれないのです。例えば、老齢基礎年金が70万円、遺族厚生年金が95万円で合計165万円の年金収入があるケースを考えてみましょう。 この場合、判定に使われるのは遺族厚生年金を除いた70万円のみで、給付金の対象になります。年金の総額だけを見て「自分は無理だ」と決めつけず、必ず内訳を確認してください。
2つある申請方法
給付金請求の手続きは2通り用意されています。 1つ目は紙での申請です。対象となる人には日本年金機構から緑色の封筒が届きます。中に入っているはがきに氏名等を記入してポストに投函するだけで手続きは完了です。 2つ目は新たに導入されたマイナポータルでの電子申請です。マイナンバーカードとスマートフォンがあれば、マイナポータルからねんきんネットを通じて24時間いつでも手続きが可能です。
給付金を悪用した詐欺に注意
助かる制度である一方、この制度に便乗した詐欺被害が増加しています。「手続きを代わりにやります」「手数料を払えば早く受給できます」などと電話をかけ、個人情報を聞き出す手口が報告されているのです。 日本年金機構や厚生労働省が電話で家族構成や口座番号をたずねることや、手数料の支払いを求めることは一切ないため、不審な連絡があれば日本年金機構や最寄りの警察にすぐ相談しましょう。
まとめ
老齢年金生活者支援給付金は、一度申請を済ませれば、条件を満たしている限り翌年以降の手続きは不要です。さらに非課税のため、受け取った金額がまるごと手元に残ります。 毎月5620円を確実に受け取るためにも、まずは緑色の封筒が届いていないかチェックしてみてください。対象かもしれないのに届いた覚えがなければ、早めに年金事務所へ問い合わせることをおすすめします。 出典 日本年金機構 年金生活者支援給付金 令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 厚生労働省 令和8年度の年金額改定についてお知らせします 執筆者 : 野久慎太郎 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部