和田医師の「解雇無効」判決確定 組合議会全協で報告 くまもと県北病院
熊本県玉名市(地図)
熊本県玉名市のくまもと県北病院に勤務していた和田孝浩医師(62)が、病院から諭旨解雇されたのは不当として地位確認などを求めた訴訟で、解雇を無効とした熊本地裁判決を巡り、病院は27日、組合議会の全員協議会で、控訴せず判決が確定したことを報告した。現在、未払い賃金の支払いと解雇当時の部署での復職に向けて協議中としている。
自分の名義を無断使用して処方箋を偽造した同僚医師を、和田医師が刑事告発した行為について病院は解雇理由の一つとしたが、判決では公益通報と認定された。全員協議会で再発防止策を問われた病院の福島修生事務部長は「できる限り速やかに、公益通報制度の整備を図りたい」と述べた。
和田医師は取材に「まずは病院への復職を最優先に協議したい。その上で、元々働いていた診療科への復帰を目指したい」と話した。
(宮上良二)