【吉見一起の目】「今のはやりの軌道」勝ち星逃した中日の新人右腕に見た高い素質「打者は球種を判断しにくい」「周りの投手も見習って」
【吉見一起の目】◇28日 広島2―1中日(マツダ) プロ初登板初先発となったドラフト2位ルーキーの桜井頼之介投手(東北福祉大)が7イニング1失点(自責点0)と好投を見せた。本紙評論家の吉見一起さんは「どんどんストライクゾーンに投げ込むスタイルが素晴らしかった。周りの投手も見習っていかないといけないところ」と振り返った。 ◆どちらが本物?見分けがつかない…めちゃくちゃリアルなドアラ像と並ぶドアラ本人【写真】 桜井は身長175センチと上背はないが、吉見さんは低いリリースポイントから投げ込む直球の質を高く評価した。「低いリリースからの直球は今のはやりの軌道ですね。それが生きる高めの直球もうまく使っていた。変化球もカットボールとチェンジアップがだいぶホームベースよりで変化が始まるので、打者は球種を判断しにくいと思います」と説明した。 この日は白星はつかなったが、先発として十分にプロでやっていけることをアピールした。吉見さんは「基本的にアウトコースだけで抑えられるような感じも見えましたけど、インコースの投げミスも少なかった。改めてコントロールの大切さを教えてもらった気がします。失点は自身のフィールディングのミスが絡んだが、基本的にけん制も含めて器用にこなしていると感じた。これからが楽しみな投手ですね」と期待を込めた。
中日スポーツ