BTS復帰公演の「大誤算」 期待したソウル市民が嘆く「散々な結果」
世界中のファンが待望したBTSの復帰公演。だがその陰では「割を食った」と泣く人たちがいた。観客動員数が予想を大きく下回り、所属事務所HYBEの株価も急落。華々しいカムバックの「暗部」を米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じる。 【画像】BTS復帰公演の「大誤算」 期待したソウル市民が嘆く「散々な結果」
来店したのは日本人3人だけ
そのレストランの店内はK-POP界の王者BTSへのオマージュであふれていた。ファンクラブ名にちなんで「アーミー爆弾」と名付けられたテイクアウト用サラダが並び、壁にはBTSのシンボルカラーである紫色の巨大なリボンが飾られていた。 3月21日に韓国ソウルの光化門広場で開催されたBTSの復帰公演。そこから数ブロックの場所にあるこの店「グリーン・アンド・グレイン」は、客足が殺到すると見込んでいた。ソウル市当局も、25万人以上のファンが集まると予測していた。 「当てが外れましたよ」と店主のイ・ハンナは漏らす。「散々な結果でしたよ」 公演は土曜日に開催され、通常なら店の定休日だが、わざわざ開けることにしたと、イは語る。さらにスタッフの数を増やし、500万ウォン(約53万円)以上を食材に費やし、準備万端で当日を迎えた。 だが実際に来店したのは日本人のファン3人だけで、彼らが支払った金額はわずか20ドル(約3000円)ほどだったという。余った食材のほとんどを廃棄せざるを得なかった。
Jin Yu Young and Yan Zhuang