全国で「令和の百姓一揆」開催 東京ではトラクターが行進「子供たちに国産の農作物を」

桜が満開となった東京で、公道を走る「令和の百姓一揆」のトラクター=29日午後、東京都港区(酒井真大撮影)
桜が満開となった東京で、公道を走る「令和の百姓一揆」のトラクター=29日午後、東京都港区(酒井真大撮影)

農村の衰退や農業者の減少に歯止めをかけようと、農家らが中心となった活動「令和の百姓一揆」が29日、全国17カ所で開催された。東京都心では、トラクターや軽トラック約30台が、若者らでにぎわう休日の表参道や原宿などで約3・2キロを1時間ほどかけてパレード。トラクターの前面に大根をぶら下げたり、「すべての農民に所得補償を」などと書かれた旗をなびかせたりして、日本の農業危機を訴えた。都会の真ん中に現れた農作業車の行進を、物珍しそうに眺めたり、スマートフォンで写真を撮ったりする人の姿も見られた。

トラクターや軽トラック約30台が、休日の表参道や原宿などをパレードした
トラクターや軽トラック約30台が、休日の表参道や原宿などをパレードした
信号待ちするトラクター。物珍しそうに眺めたり、スマートフォンで撮影する人の姿も見られた
信号待ちするトラクター。物珍しそうに眺めたり、スマートフォンで撮影する人の姿も見られた
青山通りを走るトラクター
青山通りを走るトラクター

令和の百姓一揆は、「日本の食と農を守ろう」をスローガンに昨年初開催され、今回が2回目。東京でのパレードを前に青山公園(港区)で行われた集会では、全国から集まった参加者らがあいさつし、「これからの未来も子供たちに国産の農作物を届けるために日本の農業を大切にしたい」と意気込んだ。(文・写真 酒井真大)

大根や「令和の百姓一揆」と書かれた提灯をぶら下げて走るトラクター
大根や「令和の百姓一揆」と書かれた提灯をぶら下げて走るトラクター
パレードの前には、全国各地から集まった農家や消費者らが集会を開いた
パレードの前には、全国各地から集まった農家や消費者らが集会を開いた
「米を守れ!」と書かれたしゃもじのようなボードを手に集会に参加した人
「米を守れ!」と書かれたしゃもじのようなボードを手に集会に参加した人

酒井真大

千葉県出身。令和5年入社、写真報道局のニュース担当。同年、東京写真記者協会のスポーツ部門・国内の部で奨励賞。令和7年、同部門で部門賞を受賞。 趣味はサウナと音楽フェス。

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