「お湯は有限」銭湯悲鳴…イラン情勢で原油高騰も値上げ不可「特殊ルール」 廃業、時短も
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昨年4月の改定で入浴料金の上限が全国最高額の600円となった大阪府でも同様の問題が横たわる。大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合によると、来月1日から重油価格は約40%の値上げが決まっているといい、休業などを選ぶ銭湯も予想される。
銭湯ファンからも悲鳴が上がる。各地の銭湯巡りが趣味という奈良市の男性会社員(26)は「地域に愛されている老舗銭湯の廃業が進まないか不安だ」と打ち明け、「一人暮らしでは湯船に浸れる機会は少ないので、気軽に入れる町の銭湯は心の支え。地域のインフラとして残ってほしい」と話した。(堀口明里)