【社員インタビュー】僕たちが「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」を届け続ける理由
こんにちは!新人広報の飯田です!
デデン!
「新人広報、飯田華菜がゆく!もっと知りたい!ハッシャダイのこと!」
「おもしろそうだ!もっと知りたい!」と思ったハッシャダイメンバーに、新人広報飯田がインタビューしていく本企画。
今回は、第14回キャリア教育アワード・コーディネートの部にて、ハッシャダイソーシャルが最優秀賞を受賞したことから、ハッシャダイソーシャルの中心となっているハッシャダイスクールの先頭を走る森本瑛さん(もりもとあき、以下瑛くん)、そして同じくハッシャダイスクールにて博士課程に在籍しつつ学生アンケートの結果から若者の行動心理を研究している奥村光貴さん(おくむらこうき、以下奥村さん)の2人に、飯田がインタビューしました!
キャリア教育アワード最優秀賞を受賞した背景にはどんな想いがあったのか。今回も、どうぞお楽しみくださいませ〜!
自己紹介|森本瑛・奥村光貴
飯田:ではまずは簡単に、瑛くんから自己紹介をお願いいたします!
森本:はい!!!
ハッシャダイソーシャルで「ハッシャダイスクール」という事業部の責任者をしております、森本瑛と申します。
ハッシャダイソーシャルとは大学生の頃に出会い、ご縁があってインターンもさせていただきました。その後、大学を卒業してから2年間、地元である香川県にて小学校の先生をしていました。
そこからさまざまなことがあり、教職から離れ、再び2023年の4月からハッシャダイソーシャルで働き始めました。
本日はちょっと緊張しておりますが、楽しくお話しできたらと思っています。よろしくお願いします...!では次、奥村さん、お願いします!
奥村:はい!
はじめまして。奥村光貴(おくむらこうき)です。
2024年の5月ごろからハッシャダイソーシャルに関わらせていただくようになり、現在は学校講演の際に集めたアンケートをもとに、ハッシャダイソーシャルが若者へ与える影響や、どのように若者の意識変化が起きているか、などの研究をしています。
京都大学情報学研究科の博士後期課程に在籍しており、そこでは「教育情報学」というものを研究しています。本日はどうぞ、よろしくお願いします!
ハッシャダイスクールと、最近の若者事情
飯田:ありがとうございます!
まずは簡単に、ハッシャダイスクールの説明から、お願いします!
森本:はい!
ハッシャダイスクールでは、「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」というメッセージを伝えるべく、さまざまな地域にある高校や少年院、児童養護施設に直接足を運び、講演を行う学校講演を行ったり、さまざまな大人との出会いや体験の機会をつくる取り組みをしています。
飯田:学校講演では、どのような高校に行っているのでしょう?
森本:全日制の進学校から進路多様校、通信制や定時制の高校など、特定の種類に限らず、なるべく広い範囲の学校に足を運んでいます。
飯田: なるほど!
瑛くんは、先生をしていたときからずっと若者と関わっているかと思うのですが、現代の若者の特徴として、どのようなものを感じますか?
森本:これが現代の若者の特徴!と一括りにはできないかもしれませんが、自己表現や人間関係の構築に対して、少し後ろ向きな人が多いように感じます。
現在の高校生にあたる年代の方々はコロナ禍を中学生のときに体験している影響から、インターンシップや企業の方と接する機会に対して、「自分事」として考えられない、または自分から一歩を踏み出しづらい、という葛藤を抱えている若者が多いような気がします。
飯田:コロナ禍など社会情勢によっても若者の特徴って変わるんですね...!
奥村さんはいかがでしょうか?
奥村:僕は現代の若者に対して、大事なところがすっぽり抜け落ちてるような、そんな感覚を覚えることが多いかもしれないです。ある意味での「現実」を若者は、知っているというか。
飯田:ある意味での現実...?
奥村:はい。最近だと、SNSに何でもすぐに書き込める時代じゃないですか。そこでさまざまな職種の方がネガティブな発言をされているのをよく見かけることが多くなったような気がします。
そういうものの影響で、 将来に対して特に夢も持っていなければ、良いイメージも特に抱かない。 だから、働く先のイメージもすごくネガティブなものが多いし、自己嫌悪に陥ってしまう人も多い傾向にあるのではないかな、と。
飯田:なるほど。
たしかに、今の時代はSNSを通して、いろんな情報が入ってきますよね。
でも、SNSに載っている情報が全てネガティブだとは限らないと思うんです。ネガティブな情報が自然と目に入るのと同じように、ポジティブな投稿も自然と目に入るのではないかな、と。
そんな中でも、どうしてネガティブな情報の方に意識がいってしまうのでしょう...?
奥村:すごく良い視点ですね...!
僕は、ポジティブなものがマーケティング化しているような気がするんです。
飯田:ポジティブがマーケティング化...?
奥村:はい。例えば、企業のCMって、ポジティブなものばかりじゃないですか。ネガティブなものはほとんど見かけないと思います。
そういう「ポジティブ=作り物」という概念が定着してきたからこそ、ネガティブなものに人は信憑性を感じてしまうのではないかな、と思っています。
飯田:なるほど〜! 学校の先生が、よく「先生の立場だから大きな声では言えないけど、正直なところ〜」って話すと、なんかその先生が好印象に映っちゃう、あの現象と似てますね...!
奥村・森本:(笑)
奥村:まさに、それと同じような現象ですね!
飯田:SNSでは、いいことも悪いことも、いい意味でざっくばらんに書いてある世の中で、どうして「自分事化」が難しいんだと思いますか?
森本:学校の中で「探究学習をやっていこう!」っていう新しい取り組みが出てくるのはすごくいいことだと思う一方で、やらされている感を強く感じてしまう人もいるのかな、と思います。宿題を出されてるのと似たような感覚というか。
やっぱり、やらされてる感覚と、自分がやりたいからやる感覚では大きな違いがあるような気がするんです。やらされている感覚を感じてしまうと、「やること」そのものが目的になってしまうんじゃないかな、と。
自分で何か「やる」と決めたものを突き詰めていく感覚って、人生においても、めちゃくちゃ重要なんじゃないかな、と思うんです。
でも、「やる」と決めたものを突き詰めていくって、簡単にはできないことです。
だからこそ、大切になってくるのは、自分以外の人の生き方やストーリーを聞くことだと思っています。それこそが、自分自身の選択肢を広げるということに繋がるのではないかな、と。
飯田:他の人の生き方やストーリーを聞く?
森本:はい。
「こういうふうな未来を歩めば、間違いなく自分も明るい未来に行ける!」というような、確信されている明るい未来って、存在しないじゃないですか。
だからこそ、一人ひとりの生き方やストーリーに触れることで、自分自身の未来を明るくするヒントがもらえるんじゃないかな、と思うんです。
例えば、「就職は失敗しちゃったけど、今はめっちゃ元気だよ!」とか、「進学に関してはうまくいかなかったけど、今はどうにかなってるんだよね!」とか。
いろんな人のいろんな話、いろんな生き方を知っていくことが、自分にとっての生き方の選択肢になるような気がします。
誰かに相談したくなったときに、僕らがいること
飯田:瑛くんは、今までハッシャダイスクールを通していろんな若者と出会ってきたと思うのですが、若者と出会ってからのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?
森本:まず、その若者と出会った何年後かに、その若者が「元気」でいてくれることが、僕たちにとっては、何より嬉しいことなんですよね。
飯田:ハッシャダイソーシャルでも「元気」でいることは大切にしていることですもんね...!
森本:そうそう!
まさに華菜(飯田)も、高校1年生のときにひげ男(ハッシャダイソーシャル共同代表の三浦宗一郎)と出会って、今こうしてハッシャダイソーシャルで働いている。そんな今、華菜がこうして「元気」でいられていることが、すごく素敵なことな気がしています。
ひげ男との出会いについて書かれている、飯田の入社エントリ(前編)はこちら:
飯田:うんうん。
森本:ハッシャダイソーシャルが出会ってきた若者には、そういう人たちがたくさんいるんですよね。
北海道の学校で出会ったとある若者も、元々は積極的にコミュニケーションをとるようなタイプじゃなかった。でも、高校生の時にハッシャダイソーシャルに出会い、さまざまなプロジェクトへの参加やインターンを通して、今では東京で大学生をしながら、自分が中学生のときに不登校だったことから、不登校で苦しんでるような若者をサポートするような活動をしていたり。
今の自分をいかに受けとめて、次に進んでいくか。
そしてこの前向きな姿勢をどのようにしたら獲得できるのか、という部分は、ハッシャダイソーシャルが若者と関わる上で、すごく大切にしている部分なんじゃないかな、と思います。
奥村:僕も話してもいいですか...!!!!
飯田:もちろんです!!!
奥村:この1年研究していて思うのですが、これだけちゃんと効果のあるプログラムって、僕は見たことがないんですよ!!!(目キラキラ)
自分の高校時代を思い出してみると、先生ではなく、外部の人が前に来て、進路やキャリアの話をしてくれる機会はよくありますよね。
こんなこと言ったら怒られちゃうかもですが、そういうときって「何かまた喋ってるわ〜」みたいな感じで聞くことが多いじゃないですか。
飯田:あ、それ、昔のわたしです。(笑)
奥村:(笑)
正直なところ、「進路についての講演=成功者っぽい人がペラペラ喋るもの」っていう認識は、多くの人が抱いていると思うんです。
そんな中でも、 ハッシャダイソーシャルのアンケートを見てると、明らかに参加者の意識変化が分かるんです...!!!
飯田:おお!奥村さんの顔が活き活きとしている...!(笑)
奥村:働くことに対するイメージだったり、未来に対するわくわく感だったり、大人になることを楽しみに感じたり。講演を聞く前と後で、自分の中で意識が変わってる人が多くて、これこそがとても大事だなと思っているんです。
この1年間に行われたプログラムの効果検証を通して、「本当に効果があるんです!」ということが証明できたことが何より嬉しかったですし、ハッシャダイソーシャルの中でも、よりハッシャダイスクールに対しての自信がついたらいいなと思っています。
飯田:いやあ、そうですね。
実際にわたしも何度かハッシャダイスクールの現場に行ったことがありますが、最初は「今から何やんの?」みたいな表情をしていた若者たちが、講演が終わる頃には、どこか活き活きとした表情になってるというか。
この講演を彼ら/彼女らなりに楽しんでくれたんだろうな、ということが表情から伝わってきたことが、わたしの中でも印象に残っています。
森本:僕もその表情をみて、次の講演に行く元気をもらっていたりします。(笑)
飯田:とってもいい循環ですね...!
森本:さっきも、ちょうどメッセージが来ていたのですが、講演で出会った高校生がSNSで相談や報告をしてきてくれるんです。「行きたい希望校に受かることができました!」みたいな。
「あのとき講演してくれた言葉が、今でもすごく心に残っていて。あの言葉があったので、ここまで頑張ることができました。ありがとうございます!」って。わざわざ報告してきてくれるんですよ。めちゃくちゃ嬉しいことじゃないですか。
飯田:やばすぎる。めっちゃいい話...。
森本:これって、先生たちにとっても嬉しいことなんじゃないかな、と思うんです。
先生と若者って、卒業した後はあまり関与できないじゃないですか。その辛さやもどかしさを抱えてる先生は、一定数いるんじゃないかな、と僕は思っていて。
そんな中で、彼らが誰かに相談したくなったときに僕らがいることが大事だと思うんです。
人生で自分にとっての大きな選択をするときに、「相談したい」と思える大人が複数いてその中に僕たちがいる、ということがすごく大事なんじゃないかな、と。
飯田:うんうん。何かあったときに相談できて、家族でもなく、先生でもない存在って、なかなかいるものではないと思うので、そういう存在で居続けることはとても大切ですね。
「キャリア教育アワード」に申し込んだきっかけ
飯田:ではここからは、この度受賞させていただいたキャリア教育アワードについて、お聞きできたらと思います。
まずは、キャリア教育アワードに申し込んだ経緯からお聞きできたらと思います!
森本:「ハッシャダイスクール」って、ハッシャダイソーシャルの初期のころから共同代表の2人が、ぐわっと熱量を上げてやってきた取り組みなんですよね。ハッシャダイソーシャルの土台となってきた取り組み、というか。
飯田:うんうん。
森本:最近ではたくさんの人と新しく出会う機会が増えている中で、「やってることは素晴らしいと思うんだけど、実際にどうなの?」「そもそも、どんなことをやってるんだっけ?」と聞かれることが多かったんです。
「学校講演を行っている」という、それだけの印象になってしまっていた。
もっと、僕たちがどんなことやってるのかをシンプルに、いろんな人たちに知ってほしい。この活動を何のためにやっているかという想いをより多くの人たちに届けたい気持ちが、僕たちの中ではずっとあったんです。
その「自分たちの活動をきちんと伝える」というきっかけとして、キャリア教育アワードに応募したのが、最も大きな経緯の1つかな、と思います。
飯田:なるほど。一言では説明しにくい取り組みだからこそ、キャリア教育アワードという力を借りたということですね。
奥村さんは、今の瑛くんが言ってくれたことに対して、いかがでしょうか?
奥村:いま瑛くんが言ってくれたとおり、いろんな人から「いいね!」って言われる取り組みではあったと思うんです。でもそれが、きちんと社会から評価されていなかった。
ウワベだけそれっぽくいいように書いているけど、社会からは評価されているものも、僕はこの世の中にはあるんじゃないかな、と思います。
だからこそ、僕は今回、 元々あった素晴らしい「ハッシャダイスクール」という取り組みを、ちゃんと評価されるように表現したかったんです。
受賞できたことで、社会にきちんと評価をしていただけたようで、とても嬉しかったです。
飯田:ありがとうございます。
奥村さんの言ってくれていた「ウワベだけそれっぽくいいように書いているけど、社会からは評価されているもの」は、わたしも実際にはあるんじゃないかな、と思っていて。
でも、「仕方がない」と割り切るしかないような気も、どこかするんです。
そんな中で、今回キャリア教育アワードを受賞したことで、社会にとってもいいことだし、わたしたちの自信にも繋がった賞になったんじゃないかな、と思いますね。
何よりも大切で、1番かっこいいこと
森本:実はこのキャリア教育アワードの申請文書を書く上で、めっちゃ悩んだことがあって。
飯田:悩んだ?
森本:はい。
このキャリア教育アワードを申請する際に文章を書くんです。「僕たちはこんなことをしていて、こんな結果が出ています!」みたいな。
その文章を、認められるような文章で書くのか、僕らが書きたい文章で書くのか。
このことについて、めちゃくちゃ悩みました。
飯田:ほお。
森本:結局どっちを大事にしたかというと、もちろんどっちも取りつつ、1番はハッシャダイソーシャルらしさ、つまり「僕らが書きたかった文章」を重要視したんです。届けたい相手に対して、認識のずれがなく、僕らが伝えたいように伝わるように。
だからこそ僕たちが1番嬉しいのは、この文章で、受賞したことなんです!
「僕らが書きたかった文章」で、キャリア教育アワードの最優秀賞を受賞したこと...!!!
飯田:そんな背景があったとは...。この背景を聞けたおかげで、より嬉しくなっています!(笑)
森本:そうなんですよ!僕はそのとき新千歳空港にいたのですが、奥村さんからいきなり電話がかかってきて...!
あと10分でフライト!っていう時間のない中、並んでいた列を抜けて、めちゃくちゃ跳ねて喜んだのを今でも覚えています。(笑)
飯田:あぶないあぶない。(笑)でも、それくらい嬉しいことですよね。
ちなみに「僕たちが書きたい文章」を選んだ決め手は、なんだったのでしょうか。
森本:このキャリア教育アワードについて一緒に取り組んでくれていたメンバーが言ってくれたんです。
「評価がされやすいような文章を書いて、たとえ受賞したとしても、それには意味があるのか。僕たちハッシャダイソーシャルが書きたい文章で受賞することが、何よりも大切で、1番かっこいいんじゃないか。」って。
奥村:そうだったね。しかも、今までの傾向を踏まえると、「僕たちが書きたい文章」を書くと、おそらく最優秀賞は取れないだろう、と話していました。
なので、僕が「最優秀賞」を聞いて1番に感じたことは、「感謝」でしたね。
飯田:感謝...?
奥村:はい。少し偉そうに聞こえてしまうかもしれませんが、きちんと評価してもらえた、見つけてもらえたような気がしたんです。
無難なものを選ぶのではなく、きちんと内容を見て、精査してくださったんだな、と。
飯田:なるほど。丁寧にみてくれて、選んでくれてありがとうの「感謝」ですね。
奥村:そうです、そうです。
森本:あともう1つ嬉しかったことは、「受賞しました!」と報告をしたところ、いつも応援してくださっている企業の方や教育関係者の方が、自分のことのように喜んでくれたことです。
飯田:わー!そうですよね。学校の先生方や若者、応援してくださっている方々がいるからこそ、できる取り組みですもんね。
奥村:たしかに、僕も「嬉しい!」と1番つよく感情が出てきたのは、それをお聞きしたときだった気がします。
僕が思う、キャリア教育アワードを受賞することの本質的な意味は、周りの方々やいつも応援してくださってる方々が喜んでくださるっていうことな気がします。
森本:これは、僕もつよく同感です。
これからも、今よりさらに素敵なものをつくっていきたいと思っているので、受賞したことに油断せず、取り組んでいけたらいいなと思っています。
奥村:「効果測定」ってある意味残酷で、「なんかいいよね〜」というぼんやりとした評価ではなく、しっかりと数字で結果が出るんですよね。なのでそれをもとに、くじけずにしっかりと改善と実行を重ねていくことが大切だと思います。
飯田:そっかー。若者にも数え切れないほど、いろんなタイプがありそうですもんね。
こういう学校にはこういう特徴があって、ならこのタイプがいいのかな、とか。新学校や就職校、通信制高校などにも別れるし、そもそも学校の雰囲気や生徒・先生の雰囲気って、学校によって全然違うじゃないですか。
なにこれ、めっちゃ難しい...!!!!
森本:本当にそうなんです。(笑)
なので僕らもいろいろなことを学ばせていただきながら、日々取り組みをさせていただいています。鬼のトライアンドエラーです!!
飯田:鬼のトライアンドエラー...!(笑)
でも話を聞いていて、わたしはなんだか、わくわくしてきました!
絶賛、悩んでいること
飯田:約5年ほど「ハッシャダイスクール」という取り組みを続けてきていると思うのですが、「正直、絶賛こんなことに悩んでます! 皆さん一緒に考えてくれませんかー!」みたいなことはあるのでしょうか?
森本:まずは、仲間を増やすことですかね。
奥村:まさにそうですね。
学校からのニーズはある程度捉えることができている、という感触はあるんです。各学校との関係性が深まっていくうちに「この学校にはこういう生徒さんが多い」という見解が生まれたり、先生方とお話しする中で、プログラムとしての価値は届けられている実感はあります。
これをもっと広げていくためには、外部というよりかは、ハッシャダイソーシャルの組織力の部分に力を入れるフェーズに入ってきたのかな、と感じています。
森本:うんうん。本当に、仲間を増やしたいなって思っています。
さまざまなところで関わってくれる仲間、応援してくれる仲間、一緒に取り組みを届けてくださる先生方など、仲間にもさまざまな形があると思っていて。
みんなで一緒に肩を組んで、「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」を届けていってくれたら、何より嬉しいなと思います。
奥村:取り組みを行う上で大切にしているところは、「先生」というよりは、「ひとりの人」としてのやりとりなんです。
ハッシャダイソーシャルとの取り組みをきっかけに出会った先生が、より元気になったり、より前向きになったり、今の職業に対しての誇りをより持てるようになったりすることなどにも、お手伝いができればと思っています。
先生とのお打ち合わせに関しても、取り組みのための時間にするのではなく、「若者にどんなことを届けられるのか」というのをテーマに、1:1の人としての時間を過ごしたいしたいと考えているんです。
飯田:なるほど。たしかに、先生とのコミュニケーションによって、取り組みの内容が変わる=若者に届けられるものが変わる、ということですもんね。
学校連携の仕方・種類について
飯田:そもそも、学校との連携はどのように決まるのでしょうか?
森本:最近では、ハッシャダイソーシャルのホームページにある「お問い合わせフォーム」からお問い合わせをいただくことが多いです。
ここから講演依頼をしていただけると、3日以内に私達の方からお返事をさせていただきます!
お問い合わせフォームはこちら:
飯田:なるほど!
「こういう取り組みをやりたいんです!」という具体的なご依頼でも、「どんな取り組みをしたらよいか、一度お話ししてみたいです...!」という相談ベースでも、なんでも大丈夫ということでしょうか?
森本:はい!超ウェルカムです!!!
お問い合わせをするのが少し負担なのであれば、SNSが繋がっている方でしたら、そのDMでもいいですし!(笑)
「あの〜」という一言でもいただけるだけで、私たちとしてはとってもありがたいです!
飯田:ちなみに今までだと、どのような取り組みがあるのでしょうか?
森本:最も多いのは、「Choose Your Life! 講演」です。
およそ60分〜90分間、講演者自身の人生のお話や、ハッシャダイソーシャルが届けたいメッセージを届けさせてもらうという内容です。
その他には、ハッシャダイソーシャルがお世話になっている企業の方々にご協力をいただき「お仕事図鑑」も行っています。
その業界の面白さや、その方自身が働くことになったきっかけ、その方自身がぶつかってきた壁など、実際に現場で働いている大人の生の声をお届けしています。
「お仕事図鑑」をきっかけに業界に興味を持っていただけた生徒の方々には希望制で、会社見学などを実施することもあります。
ハッシャダイソーシャルが大切にしている「移動体験」*をより経験してもらいたく、2024年7月には、3泊4日の「会社見学」も実施いたしました!
移動体験*...「移動体験」とは、もともと所属していたコミュニティから離れ、新しい環境や人々との出会いを通じて、自分の可能性や選択肢を広げる経験を指します。一般社団法人HASSYADAI socialでは、若者が主体的に人生を選択できるよう、このような体験を提供しています。
ワイズネット株式会社さんにご協力いただき、6名の高校生の沖縄県石垣島から東京までの交通費、宿泊費、食費を無料で実施することができました。
3泊4日の会社見学レポートはこちら:
飯田:生まれてきた・育ってきた環境から離れてみる体験って、あんまりないですもんね。ちょっと大きな一歩を踏み出す理由として、とってもいい機会な気がします。
奥村:これらの取り組みは、基本無償で行っておりますので、定時制や通信制の高等学校、少年院や児童養護施設、都市部や離島まで、どこでも飛んでいきます!!!
で
すので、どうぞ、遠慮なくご連絡いただけたら嬉しいです...!
森本:うんうん。
もちろん、いま挙げた取り組み以外にも、学校や先生自身が抱いている悩みに沿って、取り組みの内容を決めたりもしています。
それで言うと、23年度から全国に無償で配布している『騙されない為の教科書』は、取り組み先の先生や若者の声から生まれたものなんです。
僕たちが多く現場に行かせてもらってるからこそ、届けるべきことに気がつけることはとてもありがたいことですし、なるべく形にしたいな、と思っています。
奥村:まさに、「スナックハッシャダイ」もそうですよね。
森本:あ!そうです、そうです!!
少し個人的な話になるのですが、僕が小学校の先生をしていたころ、不安でいっぱいだったんです。「僕が思っていることは、周りの先生も思っているのかな」とか、「この悩みは誰に話したらいいんだろう」って。
そういうときに、「スナックハッシャダイ」のような、飲み会ベースで同業者の方や企業の方とお話ができたり、自分が思ってる熱い想いを語り合い、繋がり合える場というのは、とっても素敵な居場所になるんじゃないかな、と思います。
飯田:いやあ、そうですよね。
若者たちがいろんなことを悩むように、先生方も悩まれている方が多いかもしれないですね。
最後にひとこと
飯田:では、最後にそれぞれコメントをいただきたいと思います。
奥村:本日はありがとうございました!
改めて、「キャリア教育アワード」最優秀賞を受賞できたことは嬉しいことだなあ、と感じるとともに、ここからもさまざまな取り組みを今よりもさらに深いものに進化させていきたいな、と思っています。
ひとりでも多くの 若者に届けられるように、ハッシャダイソーシャルも引き続き頑張りますので、どうかお力をお貸しいただけますと嬉しいです...!
森本:本日は、本当にありがとうございました!
最後に、 記事内にもあった「移動体験」により焦点を当てて、僕らが届けたい「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」というメッセージを僕目線で届けさせてください。
学校講演って、実は講演をしている僕たち自身が、めちゃくちゃ移動する機会になっているんですよね。全国各地いろんなところに移動してる中で、僕自身が、改めて「10代、20代にこの体験ができてよかった」と心から感じています。
移動した先でのいろんな人との出会い、僕たちの想いを話すという体験。それら自体に、ものすごく価値があるな、と本気で感じているんです。
このような移動体験を、もっと増やしていきたいと、僕たちは心から思っています。
もっと大きなことを思い切って話すとしたら、やっぱり、日本の若者の自殺率やうつといった課題に対しても、僕らは貢献したいんです。
「生きたい」と思える理由を、みんなで一緒に作り続けたいなと、つよく思っています。
未来の楽しみな予定があるとか、相談したいと思える人がいるとか、どうしたら生き続けられるのか。そしてどうしたら、その「生きたい」と思える理由を作り続けられるのか。
ここに関しても、課題だと捉えるのではなく、自分たちのわくわくすることに目を向けながら、「どういう未来を作りたいのか」という目線で、一緒に考えていってもらえたら嬉しいです。
このハッシャダイスクールを通して、僕たち自身も、もっともっと成長していけたらなと思っています。
ということで、ぜひこの記事を見て興味を持った方は、コメントでもDMでも、何でもお待ちしています!!!
飯田:あっ!いい感じに締めてくれた!(笑)
本日はお二人とも、本当にありがとうございました!
森本・奥村:ありがとうございました!
あとがき|「気がついたら、メッセージを送っちゃってた!」ぐらいがちょうどいい
まずはこの度、第14回キャリア教育アワードの受賞について、誠にありがとうございます。
そして記事内でもお伝えさせていただきましたが、受賞できたことは、間違いなく、いつも応援してくださる皆さんのおかげです。本当にいつも、ありがとうございます。
今回のインタビューを通して感じたことは、自分たちが心から届けたいからこそ、自分たちが体現していく必要があるということです。
最後のひとことで瑛くんが「移動体験」を絡めてお話してくれましたが、まさにそうだな、と思います。
「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」といくら大きな声で叫んでいても、過去の記憶のみでは、どうしても、熱は冷めていってしまうようにわたしは思います。
届けたいメッセージの熱が冷めないように、若者の1歩先で、自らが自分の人生を自分で選んでいく!と拳を握り続ける必要があるのではないかな、と思います。
またその上で大切なことは、それにはどうしても仲間が必要だ、ということです。
自分ひとりだけでは、なかなか熱量高く進んでいけません。
幼い頃、走って転んだときには、母や友人、先生など周りの人が手を差し伸べてくれました。
人生もやっぱり、そうあるべきだと、わたしは思うんです。
もちろん、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうときだってある。人間なんですもん。
それでも、「あ、今ならあの人に声かけてみれるかも」「あの人元気かな〜」なんて思ったときには、ぜひ躊躇せずに、声をかけてみてほしいです。
深く考えすぎず、「気がついたらメッセージを送っちゃってた!」ぐらいがちょうどいいときも、あるかもしれません。
「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」
わたしたちがビジョンに掲げているこの言葉がそう簡単ではないことは、わたしたち自身も感じています。
それでも、諦めたくないんです。
「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」とみんなが心から思える未来は、きっとくる。
そう信じて、これからも、全国に元気をお届けしていきます。
ひとりでも多くの若者にメッセージが届けられるように、皆さんの力が必要です。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
皆さんからのお問い合わせを、こころよりお待ちしています!
2025年4月は、講演募集月間!
いつもよりさらに、講演依頼を大募集しています!!
「一度お話ししてみようかな〜」という軽いテンションでも構いません。
皆さんからのお問い合わせを、こころよりお待ちしています!
◼︎講演内容例
・講演時間:45分〜1時間
・対象:高校生年代の若者
・内容:人生やキャリアに関する講演、企業と連携した「お仕事図鑑」等
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