《名医10人が実践》整う“デトックス習慣” むくみ、便秘、だるさ、肌荒れを一掃する食・運動・入浴・生活習慣を解説
食物繊維で腸内環境を整える
名医10人が実践しているデトックス習慣ランキングの2位に入った「食物繊維を摂る」について、関根さんが説明する。 「水分に加え食物繊維を摂ることで、腸内環境が整い、毒素を排出しやすい体になります。私は日々の食事で腸内環境を整えるため、わかめやひじきなどの海藻類、オクラやモロヘイヤなどのネバネバ野菜、果物、もち麦などの穀物類を摂っています」 一方、耳鼻咽喉科医の村川哲也さんは、「冷えた赤飯を食べるといい」とすすめる。 「冷やご飯には『レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)』という食物繊維の働きをする成分が含まれます。腸に届いて善玉菌のえさとなるため『第3の食物繊維』とも呼ばれ、腸内環境を整える効果が注目されています。 赤飯には大豆たんぱく質や抗酸化作用の高いポリフェノールも含まれるため、デトックスとアンチエイジングの効果が期待できます」(村川さん) また、「食物繊維に発酵食品を加えている」と言うのは、関根さんだ。 「納豆やヨーグルトに含まれる生きた菌は、食物繊維やオリゴ糖をえさにして増殖します。これにより『短鎖脂肪酸』が効率的に生成され、大腸のエネルギー源として腸内環境を整えるため、一緒に摂るのが医学的にもおすすめです」(関根さん) 乳酸菌が豊富に含まれたヨーグルトを摂る医師も多かったが、村川さんはヨーグルトの種類を定期的に替えている。 「ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内で善玉菌の助っ人のような役割を果たします。ただ、菌ごとに免疫力向上など特性が異なるため、さまざまな種類の善玉菌を摂ることが望ましい。その点、ヨーグルトはメーカーごとに菌の種類が違うので、私は1週間おきにメーカーを替えています」(村川さん) 「善玉菌をサプリメントで摂っている」と言うのは、内科医の左藤桂子さんだ。 「善玉菌は空気に触れると死滅が早まるため、ヨーグルトなどは開けたらすぐに食べるのが基本。その点、サプリメントは加工されている上、直接、腸に届くよう開発されているものも多いので、サプリメントの技術力を活用して腸活を続けています」(左藤さん) 過度なアルコール摂取は腸内環境の悪化や肝臓に負担がかかるが、「適量であればデトックスにもつながりやすい」と語るのは、婦人科医の松村圭子さんだ。 「嫌なことを翌日に持ち越さないためにも、私は夕食にワイン1〜2杯程度を飲んで気分をリセットします。 適度な飲酒はストレス緩和にもなって、血流もよくなり、毒素の排出にも一役買います。ただし、アルコールを体内にとどめないためにも、お酒と同量の水を必ず飲んでいます。そのほか、たんぱく質と食物繊維を補うために毎朝、おみそ汁を必ず飲むようにしています」(松村さん) 最後に、「有害物質は最初から、体内に入れないように気をつけている」と言うのは、形成外科医の西嶌暁生さんだ。 「加工食品に含まれる添加物は肝臓の負担となるためなるべく減らし、新鮮な魚や肉などを選ぶようにしています」(西嶌さん)
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