《名医10人が実践》整う“デトックス習慣” むくみ、便秘、だるさ、肌荒れを一掃する食・運動・入浴・生活習慣を解説
体内から老廃物や有害物質などを排出し、血流やリンパの流れをよくする「デトックス」(解毒)。そのアプローチ法は、食事改善や運動などさまざまだ。乱れがちな自律神経を整え、健康効果を上げるために名医が本当に実践している習慣を教えます。 【表】名医10人が実践!「デトックス習慣」ベスト5を表で発表!1位は…?名医がすすめるデトックス食品もまとめて紹介
快便、快尿しやすい体を作る
春にはまだ肌寒い日が続くが、冬の間の寒さで低下した代謝により、体内には脂肪や老廃物がたまっている。「たまった老廃物をデトックスするのに、春は適した季節です」と語るのは、医学博士の周東寛さんだ。 「いわゆるデトックスというのは、医学的には肝臓で有害物質を解毒(代謝)し、腎臓や腸を通じて尿や便として体外へ排出することを指します。 東洋医学では、冬は寒さで代謝が落ち、脂肪や老廃物などの『毒』をためやすい季節で、春は代謝や解毒を担う『肝』の働きが活発になる時期といわれます。ただし、春は寒暖差などの影響で自律神経が乱れやすく、腸の働きが低下して、便秘や老廃物の蓄積のほか、疲労や肩こり、頭痛などの不調を招きやすい季節でもあるのです」(周東さん) 内科医で医学博士の武本重毅さんは排出すべき毒素の中には「体に害をもたらす有害物質がある」と言う。 「有害物質は外的なものと体内で作られるものの2種類あり、前者は、アルコールや加工食品に使われる添加物、医薬品、たばこ、大気汚染物質などが体内に入り込んだもの。後者は、代謝の過程で生じた活性酸素や慢性炎症物質、老廃たんぱく質、尿酸や過剰な糖代謝物などです。 いずれも人間の生命活動の役割を担うミトコンドリアの働きを妨げるため、放置すると病気を発症しやすい体になります」(武本さん・以下同) ミトコンドリアは炎症を抑え、細胞の回復にも大きくかかわっている。 「デトックスは単なる毒を出すだけではなく、ミトコンドリアの働きをよくするためにも必要不可欠です」 デトックスをする上で「重要なのは、快便、快尿しやすい体を作ること」と説明するのは、形成外科医の関根彩子さんだ。 「体に不要なものを排出する際、75%は便から、20%は尿から、3%は汗から、2%が爪と髪から排出されます。つまり、ほとんどが便と尿から排出されるため、快便、快尿しやすい体を作る必要があるのです」(関根さん)快便、快尿に不可欠なのはなにより水分摂取。 今回の取材で、医師10名が実践しているデトックス習慣の1位は「水を飲む」ことだった。内科医の近藤千種さんが語る。 「私は起床後に白湯を飲みます。消化管を穏やかに刺激して便通を促すとともに、腎臓の老廃物の排出もスムーズにしてくれるからです」 美容皮膚科医の柴亜伊子さんは、水以外の飲み物にも気を配っているという。 「カフェイン入りの飲み物は利尿作用があり、亜鉛などのミネラルも排出されるためもったいない。コーヒーやお茶などは控え、常温か、ぬるめの白湯を飲むようにしています」(柴さん)
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