阪神が外れ1位候補として、仙台大・平川蓮外野手(21)を挙げていることが22日、分かった。身長187センチ、91キロの恵まれた体格と高い身体能力を持つスイッチヒッター。仙台六大学リーグ屈指の即戦力打者に熱視線を送っている。
父は夏の甲子園最多の41度出場を誇る北海(北海道)の平川敦監督。名門の指導者から野球をたたき込まれた。阪神が外れ1位候補としてアマ球界のサラブレッド、平川をリストアップしていることが明らかになった。
スイッチヒッターの平川は札幌国際情報高時代は投手としてプレーしたが、甲子園出場なし。仙台大には投手として入部したが、すぐに外野手へ転向した。2年秋から両打ちに挑戦し、3年春からレギュラーに定着。4年時には大学日本代表に選出され、7月の日米大学野球選手権では全試合にスタメン出場した。
大学生活ラストとなる今秋のリーグ戦では圧巻の成績でスカウト陣にアピール。打率・378、4本塁打、22打点(リーグ新記録)、13盗塁で最多本塁打、最多打点、最多盗塁、ベストナインの個人4冠を獲得し、潜在能力の高さを証明した。
阪神球団内では、西武が1位指名を明言した捕手の小島(明大)と同等の評価をしているもよう。1位指名最有力の立石(創価大)は最大4球団の競合。平川以外にも最速150キロ左腕の毛利(明大)、最速155キロ右腕の藤原(花園大)、兵庫・宝塚市出身の斉藤(亜大)ら即戦力投手も外れ1位指名候補に挙げ、慎重に作戦を練る。
■平川 蓮(ひらかわ・れん) 2004(平成16)年3月31日生まれ、21歳。北海道・札幌市出身。大倉山小4年時に軟式・円山リトルジャイアンツで野球を始め、宮の森中では軟式野球部に所属。北海道・札幌国際情報高では2年夏からベンチ入りしエースで4番。仙台大に進学後は野手に転向し1年秋にリーグ戦デビュー。2年秋に左打ちから両打ちに挑戦。4年秋に仙台六大学リーグで最多打点賞、最多本塁打賞、最多盗塁賞、ベストナインを獲得。50メートル5秒9。遠投120メートル。187センチ、91キロ。右投げ両打ち。