「『今日で人生が変わるんだぞ』と激励されたことを覚えています」カープ期待のドラ1ルーキー平川蓮、プロ入りまでの軌跡
ついに開幕した2026年のプロ野球。開幕前から大きな話題となっていたのは、2025年ドラフト1位・平川蓮だ。オープン戦ではルーキーながら最多安打をマークするなど期待を集めた。 【写真】ルーキーも登場!2026年シーズン選手プロデュースメニュー 昨日の開幕戦では、1番・センターでスタメン出場。9回に放ったプロ初安打は同点タイムリーとなった。同じくプロ初スタメンを飾ったドラフト3位ルーキー・勝田成とともに、開幕戦勝利に大きく貢献した。 ここでは、キャンプイン前に収録した平川のインタビューをお届けする。期待の新星が歩んできた、カープ入団までの軌跡を振り返る。(全2回/第1回) ◆まさか、カープに1位で指名してもらえるとは思わなかった ー2025年ドラフト会議で、カープから1位指名を受けました。まずはドラフト会議のお話からお伺いします。名前が呼ばれたときは、率直にどんな気持ちでしたか。 「1位という一番高い評価をしていただいたので、率直にとてもうれしい気持ちでした。ドラフト会議前には1位候補というニュースも目にしていたのですが、まさかカープから1位で指名していただけるとは思ってもいませんでした」 ー当日はやはりドラフト会議が気になりましたか。 「いえ、当日は午前中も普段と変わらず練習をしていました。僕よりも、周りのチームメートのほうがそわそわしていたと思います(笑)。『今日で人生が変わるんだぞ』と激励されたことを覚えていますね」 ー指名後、まず誰に報告しましたか。 「両親です。指名直後はすぐに取材や会見が入ったのでなかなか連絡できなかったのですが、家族からは会見中に、『おめでとう』というメッセージが来ていました。野球部のチームメートや監督からは、『これからが勝負だぞ』と声をかけてもらいました」
◆「変わってるな」と言われたことを覚えています ー平川選手のキャリアについてもお伺いします。野球を始めたのはいつごろですか? 「小学4年生の時です。実は自分はサッカーがしたかったんですが、兄が野球をやると言うのでその体験会について行ったら、気がついたら自分も入団していました(笑)。最初は半分、強制のような感じでしたね」 ー当初からポジションは外野手だったのでしょうか。 「いえ、最初は捕手でした。投手や遊撃手もしていたのですが、自分の武器である肩と足を活かせるポジションは外野だろうということで大学3年から外野手一本に絞ることになりました」 ー当時から、プロ野球選手になると意識していたのですか。 「明確に意識するようになったのは、大学2年の時です。中日の辻本倫太郎さんが自分の2年上の先輩なのですが、辻本選手がドラフトで指名を受けているのを近くで見て、自分も頑張ろうという気持ちになりました」 ー目標を現実のものとしたわけですが、実際にカープの先輩選手とトレーニングをされた感想はいかがですか? 「秋山翔吾さんが特に印象に残っています。自分より年上で、キャリアも長い選手が率先してランニングをしている姿に『すごいな』と思いました。直接話をさせていただく機会もあったのですが、『変わってるな。宇宙人みたいだな』と言われたのを覚えていますね(笑)」 (第2回へ続く)
広島アスリートマガジン編集部