3月でレギュラーが2本も終わる有吉弘行
3月でレギュラーが2本も終わる有吉弘行
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 有吉弘行のレギュラー番組「有吉ジャポンII ジロジロ有吉」(TBS)が、3月28日で終了することになった。3月5日には「有吉の深掘り大調査」(テレビ東京)も最終回を迎えており、この春に有吉のレギュラー番組が2本立て続けに終了することになる。改編期に番組が終わること自体は珍しくないのだが、当代随一の人気芸人である有吉のレギュラーが2本も終わるというのはただごとではない。

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 ここ数年の有吉はNHKと民放各局のゴールデン・プライムタイムに冠番組を数多く持っており、「バラエティーの帝王」として君臨していた。そんな彼のレギュラー番組というのは、テレビ局にとっては喉から手が出るほど欲しいものであり、簡単に手放せるものではない。それが2本も終わるということには、本人の意向も含めたそれなりの事情があるのではないかと考えられる。

 というのも、最近の有吉は、自身のラジオ番組などで子育ての苦労や体力の衰えについて語る場面が増えていた。今年2月には第二子が誕生したことを発表しており、妻が入院中には1人で第一子の世話と家事をこなしていたことを明かしていた。

 過去には、2025年3月に「有吉ベース」(フジテレビONE)というレギュラー番組が終了したことに関して、体力の限界で自分から降板を申し出たと話していたことがあった。最近でも「ジロジロ有吉」の終了に触れて、子供の成長を見たいという気持ちもあるので、無理に新しい仕事は入れずに、今までよりもゆったり過ごすことを選んだと語っていた。

紅白司会までのぼりつめたキャリア

 有吉のこれまでのキャリアは、芸能界における復活劇の典型として語られてきた。猿岩石として一世を風靡し、その後に長い低迷期を経験し、毒舌キャラで再ブレークして、やがて「NHK紅白歌合戦」を任されるほどの国民的な司会者へと成長した。

 その歩みの中で有吉が身につけたのは、ただ辛辣なことを言って笑いを取る能力ではない。場の空気を瞬時に読み、出演者の関係性を見極め、笑いと緊張のバランスを調整しながら番組全体を成立させる統率力である。彼は「消費されるタレント」から「番組を成立させる司会者」へと進化した。それは現代におけるテレビタレントの典型的な成功モデルである。

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