Post

Conversation

「いかに叱られずに仕事をこなすか」 これを基準にしている子が一番ヤバい。 昔うちにいた新人くん、 表面上は優秀に見える。 ・指示は全部メモする ・言われた通りにきっちりやる ・余計なことは言わない ・とにかく目立たない 一見、扱いやすい。 でも、しばらくすると違和感が出てくる。 ・判断を一切しない ・相談が異様に遅い ・失敗を隠そうとする ・「これで大丈夫ですか?」が口癖 ・少し詰まると止まる ある日、ぽろっと本音が出た。 「怒られるのが怖くて… 間違えたら終わりだと思ってました。」 実はこのタイプの新人、 もう学生時代か前職で壊れてることが多い。 理不尽に叱られ続けて、 「正解を外したら価値がなくなる」 って刷り込まれてる。 だから彼の基準は、 「どうすれば成長できるか」じゃない。 「どうすれば叱られずに済むか」だった。 その日から、関わり方を変えた。 ・途中で出していい ・失敗しても責めない ・早めに相談した方が評価する ・完璧じゃなくていい それを何度も、言葉で伝えた。 最初は信じていない顔をしてた。 でも、少しずつ変わった。 ミスを報告するのが早くなり、 相談のタイミングも早くなった。 後に新人くんはこう言った。 「正直、前より仕事が怖くなくなりました。」 新人で本当にヤバいのは、 仕事ができない子じゃない。 入社した時点で、 「叱られないこと」を 一番の基準にしてしまっている子。 そういう子は、 もうどこかで壊れてる。 だから必要なのは、スキル指導より先に、 「失敗しても大丈夫」という前提を 上書きしてあげること。 仕事を教える前に、 まず安心させないといけない。 現場で何度も見てきて、 ほんとにそう思う。